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西川きよしの気持ちで使うカメラ

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ふたたび三番瀬にやってまいりました。
軽量ブラケットに合わせて、雲台/三脚をうんと軽くしたシステムのデビュー戦です。
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三脚 ベルボン ネオ・カルマーニュ635(生産完了)
雲台 マンフロット 701HDV(生産完了)
レベリングベース SLIK レベリングユニット2

なるべく手持ちの機材で済ませようと、古い機材の再登用。
三脚は腐らないので、いつまでも使える。

実際に持ってみると本当に軽い。
レベリングベースは200gしかないけど、結構しっかりしてる。

常連のおじさんたちも興味津々。

「これはいいなあ…山歩きに使えるね」

と大好評だったのであります。

さて、実際に使ってみてどうだったか。
結論としては、静止画は全く問題なし。かなりの風にも耐えます。

この日の最高画質に達したと思われる作例を供覧します。シロチドリ。
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Nikon P1000 ISO 200 F8 1/500s -0.3EV

ノートり、原寸。デカいぜ…。
なかなかいいですね。でも、これを撮るには、かなりの幸運が必要です。

・被写体が静止している
・順光
・近距離

3000㎜なら多少遠くても…と思うでしょう。
試しに50m以上離れたミヤコドリを撮ってみる。
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Nikon P1000 ISO200 F8 1/320s +1EV

これが精いっぱい。とにかく海は駄目なんだよ。
澄んだ空気の河川は大丈夫なのに…。

海は高級機材との差がモロに出る。
両方持ってる人は迷わず一眼が良いんじゃないでしょうか。

そう、ビーチは一眼レフの晴れ舞台。
みんなで大砲持って集合だ!(意味不明)

α9とヨンニッパで撮ってみる。
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α9 SEL400F28GM SEL14TC ISO200 F5.6 1/1600s -0.7EV 560㎜

この映り込みは良かったなあ。
実はごみ処理場の建屋なんだけど(汗)

飛びモノは一眼の独壇場。ミユビシギ。
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α9 SEL400F28GM SEL14TC ISO400 F5.6 1/1600s -0.7EV 560㎜

着地寸前のシロチドリ。
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α9 SEL400F28GM SEL14TC ISO400 F5.6 1/1250s 560㎜

押せば写る。一眼はつくづくラクです。

それに比べるとP1000の撮影は難しい…・
再び、P1000で撮る。
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Nikon P1000 ISO 200 F8 1/500s -0.3EV

動く被写体には弱いし、海辺も苦手。
残念ながらP1000には汎用性がない。

でも、コンデジに11万円払う方は、そんなことにめげたりしないと思う。
マゾヒスト/コンデジ偏愛という希少な属性を併せ持つひとたち。

P1000を買ってすぐに

「こんなポンコツ買って損した」

なんて感想を持ったあなたは間違ってない。それが普通です。
一眼の世界に帰りましょう。

不自由を喜ぶヘンタイにこそP1000はふさわしい。

さあ、カメラに合うフィールドを探して歩き出そう。
人間のほうがカメラに合わせてあげるんですよ。

才能はすごいんだけど、気性が激しすぎて制御不能な相方を見守る
西川きよしになった気分で。

落ち着いた光のなかでの切れ味を見よ!
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Nikon P1000 ISO 200 F8 1/13s -0.3EV 単写モード

むう…これは。
うなる切れ味。

今回も4K動画撮りました。



動画メインなら不満は少ないです。これは普通におススメできます。
海だって、遠くだって平気だ。

運動会とかはダメよ。ズームすると画面ががくがく揺れるから(汗)

たんぱくしつ

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 α9 SEL400F28GM ISO640 F2.8 1/12800秒 -0.7EV  クリックで拡大

SSは1/12800秒。電子シャッターだと、1/3200秒でも止まらない。
これくらいでやっとブレが無くなる。

今日は冷たい風がびゅうびゅう吹いてこたえましたねえ。
それでもたまにしか来れないフィールドですもの。たくさん撮りたい。

鳥撮りの前の日は、レンズを磨いて充電もばっちり。フォーマットした
メディアを複数準備して…遠足の前と同じ(笑) わくわくです。

ところが、いざ気に入ったのが何枚か撮れると、もうそれで良くなってしまう。
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 ISO1250 F2.8 1/3200s -0.3EV クリックで拡大

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今回は到着早々、ダイブを撮影。
突入から離水まできっちりピンが来た。

まだ暗かったので、RAWで撮影。
ストレート現像だと、やや軟調に感じます。
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パラパラ動画を作ってみました。

それにしても、あれだけ入れ込んで来たというのに
いざフィールドに来ると、気合が溶けてしまうのはどういうわけだろう。

ひどいときは、面白い話を聞けたり、大笑いさせてもらうと
今日は楽しかったなあ…てな感じで納得してしまうのです。

月に数回のチャンスなのだからガツガツしないといけないはず
なんですけどねえ。淡泊すぎる。
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 SEL20TC ISO400 F5.6 1/50s -0.7EV

その後、プチ遠征して小鳥を撮影。
これまた近い!のに2倍テレコンをつかって撮影。

蝋梅にウグイス。
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 SEL20TC ISO640 F5.6 1/125s -0.7EV

素晴らしい場所で、次から次へとやってくる。
これまたすぐに大満足状態になってしまいました。

むかし写真家の本に、納得のいく写真が撮れるまで
帰ってはいけないと書いてあったんです。

でも寒くってねえ…もう帰っていいすか?

熱狂的オリンパスファンの憂鬱

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 α9 SEL400F28GM クリックで等倍

僕の地元の港にはやたらとトビが沢山いる。

トビに餌やりをしている、おかあさんがいたので聞いてみると
最初は数羽の群れしかいなかったらしい。

驚いたことに、彼女は10年以上、根気強く餌やりを続けているのだそうだ。
その結果、複数のつがいが営巣するに至り、今の隆盛につながっているとのこと。
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冬の港は、ユリカモメだらけ。漁を終えた漁船が帰ってくると祭りが始まる。

網にかかった、売り物にならない小魚を漁師が投げる。
それを、サッとさらっていく。

今回の祭りは、捨てられたヒトデが主役のようだ。
大騒ぎの中に混じって、トビもいた。
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動かない死んだヒトデ。獲物としては、簡単なはずだ。

なのにトビは2回に1回は取り損ねたり
枯れ葉などのゴミを間違ってキャッチしたりしている。

お前、猛禽だろう?とツッコミたくなるくらい不器用だ。
しかも、カラスや大型のカモメがいるとビビって近づけない。

とことん情けないのである。
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決してカワイイわけでもなく、綺麗でもない。
そんな鳥を、熱心に見守っている人がいるというのはいい話だ。

僕は根気がないので、すぐ諦めてしまいそうだ。
そんな僕でも熱心に見守り続けているものがある。オリンパスだ。
名称未設定-1
1月24日に、E-M1Xなるフラッグシップが発売予定だ。
上の映像はティーザー広告の一部を切り取ったもの。

かなり大きなカメラであることがわかる。噂サイトで見た
E-M1Xは、1DやD5かと思うような大きさだった。

フルサイズに背を向け、あれだけの高機能を小指が余るくらいの
小型ボディに詰め込んでいる。それがOM-Dだったというのに…。
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なんかその方向はちがうんじゃねえか?と思ってしまうよね。
清貧を説いていた思想家の自宅が、悪趣味な金ぴか御殿だったみたいな衝撃。

あいだみつをの未発表原稿に

「恋愛は顔が全てじゃない。ほとんどだ。」
「カネで買えないものは一つしかない。貧乏だ。」

なんてのがあったらショックでしょう?
ちょっと考えてほしいよ。

まあでも間違いなく買うとは思う。だって、α9よりAFはイイってんだからさ。
本当かどうかしらんけど。

これぞ最良のレンズサポート Manfrotto 293

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さて、いよいよ本題。
三脚穴がひとつだけのコンデジをいかにガッチリ固定するか。

今までに、どれだけ固定具に無駄金を使ってきたかわかりませんが
これなら安心して使えるという商品にやっと出会えました。

望遠レンズサポート293
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とにかく良く出来ています。Manfrottoらしさを体現したような製品。
マジメな製品づくり、そして、どんくさいデザイン(爆)

製品カタログの画像を見たときはあまり期待できない感じでした。
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レンズサポートの部分は固定で、高さの調節が出来ない。
鏡筒は、ベルトで固定するタイプ。

いかにも駄目そう…特にベルトは鬼門なんです。
コンデジとベルトは相性が悪い。鏡筒が伸び縮みするたびにひっかかる。

その都度、「レンズエラー。電源を入れなおしてください。」

そうです。コンデジのレンズサポートは、伸び縮みするレンズとの戦いなんです。
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Manfrotto 293の素晴らしいところは、高さ調節を根元で行うところ。
カメラ本体を上下に首振りさせて、前方のY字部分に押し付けるわけ。

これならベルトは要らない。付属のベルトは購入当日に捨てました。
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1/4インチと3/8インチの三脚穴が沢山開けてある。流石だねえ。
良くわかってるなあ。

大型のカメラ筐体を、たった一つの三脚穴で止めるという
不安定さは、クイックシューをつけることで解決。
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すごく軽くて、どっちかというとチープな感じのシューなんですけど
固定性は大変高いんです。本当に素晴らしい。

取り外しもスムーズ。正直、クイックシューをつけるだけで
こんなに安定するものかと驚きました。
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レンズのサポート部分は伸縮式。一番短くすると
レンズフード下を支える感じになる。

移動中はこのスタイルになりますかねえ。
あるいは、根元をはねあげて移動するか。
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こんな具合にね。

オートパワーオフを「30分」に設定しても、バッテリはすぐ無くなったりは
しません。結構持つ印象があります。でもいつの間にかレンズは引きこもっている。

なんで、鏡筒を伸ばしっぱなしにする設定がないんだろうね。
このカメラに限らずRX10も隙さえあれば引きこもろうとするわけよ。ニートか!



4Kです。さすがに強風下では、画面がゼリーのように
ブヨブヨ揺れるのは避けられない。

でも、この条件だと、一眼でも揺れるし、デジスコだと撮影自体が不可能。
かなり健闘してると思います。

ともかくマンフロット293は軽いのがいいです。
これなら、ザハトラーなんか要らない。小型ビデオ雲台で十分イケる。

P1000のブレで悩んでいる方や、購入を検討している方は
 一度試してみることをお薦めします。責任は一切持ちませんが(爆)

「固定系」男子 

P1010015.jpg
超望遠コンデジ、ニコンP1000をいかに固定するかが今回の話題。
暴れまくる3000㎜のブレをどう抑えるか。

先日、強風の海岸で撮影。クリックで拡大。
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画面はずっと震えっぱなし。体でカメラと三脚を抑え込んで
やっとこれくらいのキレ。この時期は厳しいよねえ。

ブレの制御は鳥屋にとっての永遠のテーマでもあります。
みんなレンズサポートの話になると止まりません。

良く「草食系男子」とか「犬系男子」なんてくくりがあるでしょ?
俺らは固定系(爆) そうブラケット男子ですよ。
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固定系男子をこじらせるとこうなるという悪い見本…。

鳥屋は固定具にうるさい。重要性は身に染みてるし
自作スキルが活きる場所でもあります。

用品メーカーから、「レンズサポート」という名前の商品が
たくさん出ていますけど、コンデジに合う商品はほとんどないのが実情です。

まずは手持ちの業務用リグのパーツを使ってみることに
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ZACUTOはプロ御用達のメーカーなんですけど、とにかく高い。
でも、この透き通るようなワインレッドにぐっと来てしまうわけです。

赤い板の部分にボディを載せるんですが、この部分は
高さをあげたり左右にずらしたり自由自在。
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鏡筒を支えるのがこのパーツ。Y字部分でニョキニョキ伸びた鏡筒を支えるわけだね。

これは純正でなくCAMVATEという会社のパーツ。HPを見ると米国の会社。
どうみてもZACUTOだよねえ、コレ。

非常にしっかりとした造りで、実用上は問題なし。値段は2000円ちょい。
ZACUTOは4万円…。
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で、これが出来上がり。ああ・・カッコいいぜ。
もう写真なんか撮れなくてもいい(爆)

ZACUTOは固定系男子のココロを良くわかっている。
たとえば、パイプフレーム。
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このキャップ。基本的には要らないパーツです。

2本のパイプから、機材が脱落しないように…という表向きですが
そんなことより、

「すみずみまでカッチリしていたい」

という変態固定男子の欲望にしっかりと応えてくれてるんだと思う。
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業務用の機材と言うのはよく考えてあって、こういう風に
締め付けネジが干渉してしまっても大丈夫。

指でネジを持ち上げると、方向を変えることが出来る。
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「ラチェッティング・レバー」という仕組みですが、これも便利と言う
だけじゃなく、

「レバーの方向を全部同じ向きに揃えたい」

というわが民族の内なる欲求に応えてくれるものですね。
小学校の頃から、机がきちんと並んでないと先生に怒られるような環境だもの。
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P1000 クリックで原寸 レタッチなし 再圧縮のみ 

かなりの風が吹いてましたが、止まり物はさすがの解像力であります。

さて、実はこの記事は前書きなのでありまして
個人的には、久しぶりに感激するような製品に出会ったのです。
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Manfrotto望遠レンズサポート293.
軽い、扱いやすい、高機能という夢のような製品です。

これならP1000ユーザーに自信を持ってお薦めできます。
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長くなったので、続きます。


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