わりとガチでD5と比較してみる

20170130_075614[1]先日、E-M1markⅡのセンサーはD500と互角という記事が出てました。僕の感想としては「そんなわきゃねーだろ」というものです。実際に使ってみて、確かに良くはなってるけど、やっぱりMFTの画像だな、と。P1301372.jpg
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO E-M1markⅡ

通行人にもらったパン屑をくわえて嬉しそうなスズメ。MFTの画像はトリミングしたときに、フルサイズのそれとは、かなり差が出る(気がする)。MFTは余裕がないというか荒れた感じになりやすいのです・・・とは言うものの、やっぱり気になる。ちょっと試してみました。DSC_8712RAW.jpg
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR D5

やけに人懐っこいジョウビタキ。向こうからゴーヨンの最短撮影距離くらいまで近寄ってきます。三脚に据えたゴーヨンとD5で撮影しつつ、左手でE-M1markⅡを操作という曲芸のようなテストです。じょうの比較
クリックで拡大。2400x1600。まあどっちもいいですよね。E-M1markⅡは撮って出しのJPG。D5はRAWからストレート現像。シャープネスは9段階の5.(初期設定は3)あとは全部デフォルトです。キリリとエッジが立つ。P1301148.jpg
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO E-M1markⅡ
ベンチの上のスズメ。これも近い。すずめひかく比較映像は全て2400x1600。これもあんまり差がない。両方とも優秀。でも明らかに差があるのはAFの安定性。E-M1markⅡはC-AFは止まりものが苦手。常に前後にしゃくる動作を繰り返します。そのまま連写するとピンズレが結構ある。しかも中央一点じゃないと壊滅的に歩留まりが悪い。動体にはあれだけしつこく追従するのにどういうわけだ?連写で当たりを拾う感じ。D5はピタっと安定したまま。ほとんどズレません。ほぼ全てのコマが合焦。DSC_8593RAW.jpg
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR D5
E-M1markⅡばかり使っていてD5を使うのは久しぶり。戸惑ったのは「D5のAFは遅い」いやこれマジです。体感でいうとE-M1markⅡの方が2倍近く速く感じる。でも、速いだけ。合焦率は圧倒的にD5が高い。AFの動きにあんまし無駄な動きがないんだよね。そういうセッティングなの。E-M1markⅡは速いというか過敏。そして不安定なんだよね。まあ、異常に高いレベルでのはなしですけど。翡翠ひかくISO3200での比較。鳥撮りで、このISOを使う機会は意外と多いです。朝夕の暗いときだけじゃなく、茂みの中とかね。ここではセンサーサイズの差がもろに出るだろうと思ったんだけど、E-M1markⅡはここでも結構健闘します。これは本当に驚いた。あんまし解像感落ちてない。かといってザラザラでもない。マジか。じゃあいままで感じてた画質の差って何だろう。D500と互角というのはホラじゃないかもしれない。P1300412.jpg
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO E-M1markⅡ
50m以上離れたサギ。以前のMFTでは、細部が潰れることが多かったのですが、果たしてどうか。さぎひかくいや~これもイイですね。あんまり違いが分からない。D5のほうがエッジが立つけど、ちょっと不自然な感じもあります。シャープネスをデフォルトに戻すか…。画質は互角だけど、AFの信頼性は、やっぱりD5に軍配。P1300382.jpg
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO E-M1markⅡ

では、D5との差はどこに一番感じるか。実は電子シャッターはパンしながらの撮影に弱い。未だに横っ飛びのカワセミは満足できる撮影ができてません。特に角速度が上がると、いくらSSを上げても、ピタッと止まらないのです。電子シャッターはブレに対してとても神経質です。名称未設定-1さらに被写界深度の違い。絞りは同じF4です。同じとこを撮ってもこんなに違う。深度の差は明らかです。これだけ深度が深いと、AFも迷いやすいんじゃないかなあ。グループAFであちこち目移りして安定しないのは、これが原因かも。それと粒状感。大きく引き伸ばして印刷したり、トリミングするとフルサイズの絵は粒が細かくてやっぱりキレイに感じます…とまあ色々言ってるけど差は確実に縮まってますよね。本当に驚いた。夜明けは近いぞ。なんのこっちゃ。P1290176.jpg
E-M1markⅡ ISO2000 F4 1/250秒 +1EV
森の中を歩いていて、目の前の繁みで、ごそごそ動くものがあるんでレンズを向けると、鳥のお腹が見える。距離は2mもない。P1290187.jpg
E-M1markⅡ ISO1600 F4 1/250秒 +0.7EV
突然ウグイスが飛び出してきた。目の前の木に止まって、あっという間に居なくなりました。ほんの一瞬。運よく捉えることが出来た。これ、ゴーヨンじゃあ絶対無理よね。重いし、近すぎるもの。軽い、小さいというのはやっぱり偉大な性能なんですね。これこそ、いつまでたっても永遠に縮まらない差だと思うよ。







E-M1markⅡの超視力 

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E-M1 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

こんな寒い時期にも花の蜜を求めてアブがやってきます。距離2mくらいなんですが、何と飛んでいるアブにもピンが来る!ちょっと考えられないな・・・。P1220527w.jpg証拠として周囲に何にもない状況でロックオン。何回かクリックでトリミングなしの原寸。体の一部にしかピンがこないくらいの至近距離。とにかく背景に抜けない。前にあるものに素早く律儀に合わせて来る。もうMFTだからとかミラーレスだからという話はナシでいいと思う。P1231105_201701232014084af.jpg今年の目標はノートリで激解像のセキレイ飛翔を撮るというものですが、いやはや本当に難しゅうございます。P1231211.jpg飛んでいる時に羽を綺麗に広げている時間が極端に短い。ほとんどが羽を閉じて長細い、いわゆる「カツオブシ」状態なんです。なかなか思うような写真が撮れない…ってこれは身近な小鳥全てに言えますけどね。スズメのドアップ飛翔なんて見たことないし。P1231584.jpg今日は珍しいホバリングを見ました。おお、これはビッグボーナスじあ!全部で21枚撮れていました。しかし絵柄が地味よね(汗)P1231584w.jpgやっつけコラージュを作成。クリックでちょっと拡大。きちんとピンは来てる。21ショットのうち羽が開いていたのはわずかに5つ。後は全部かつお節だったという。やはり難しいですね。P1231689.jpg師匠に、「そんなに簡単に撮れたらつまんなくない?」と言われました(笑)もう言い訳は出来ないっすよねえ。撮れるのは前提で、質が求められるようになってくる。まあそれでもハイエンド一眼のアドバンテージはまだまだあります。高感度画質とかファインダとかね…。




連写は続くよどこまでも

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E-M1 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO クリックで5184x3456
いきなりデカいの貼ってしまいました(爆)脚にはピンが来てるけど、顔は若干甘いかなあ。まあ近いからねえ。IMG_4902.jpg今年初めてフィールドに持ち出しました。ロクヨンと並べると、大きさの違いが際立ちます。三脚は不要ですけど、カメラ置き場として使ってます(爆)特に、上空を飛ぶ猛禽にサッと合わせるのは、手持ちのほうがラクですよね。P1163541.jpg地表を睨み付けながら飛翔するミサゴ。勇壮ですねえ。興奮のあまりものすごい枚数を撮ってしまいました。秒18コマ恐るべし。P1163390.jpg買って以来、設定をいろいろ変えてるんですけど、どれも一長一短でこれというモノがありません。E-M1初号機はパラメーターをいじっても違いが分からないということが、しばしばありました。これも同じかなあ。例外は連写中のIS設定。P1152393.jpg
E-M1 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 IS PRO MC-14 ISO200 F10 1/160sec -0.3EV
近所のサーキットで走行中の車両を流し撮り。この時設定は連写中の手ぶれ補正:IS優先 になってたんですけど、画面全体がガクガク揺れて全く追えない。今までこんな経験をしたことは無かったので驚きました。「連写速度優先」にしてやっと落ち着きました。P1153227.jpgこのガクガクは40-150に顕著ですね。300㎜F4ではあまり感じません。なるべく、連写中も像を落ち着かせたいので、IS優先が良いのかと思ってましたが違うようです。僕は野鳥ばっかりなんでよくわかりませんが、サーキットや飛行機がメインの方は、どう設定してるんでしょうね。P1160546.jpgカワセミの出が悪かったので今日は色んな野鳥にレンズを向けました。とりあえず、そこそこ追えれば、当たりを拾えます。しっかり中心で追尾すれば、ほぼ外さなくなります。P1160707.jpg今日は白鳥を撮りにいったのですが、ほぼずっとセキレイを追いかけてました。難しいんですけどE-M1markⅡのAFなら偶然撮れるかも。今年の目標はセキレイ飛翔をノートリでビシッと捉えることです。P1160014.jpg今のところ、ほとんどメカシャッターは使ってません。ほぼ電子シャッターのみで運用。意外に動体歪みに悩まされることがないのが不思議です。鉄の方々はどうしてるのかしらん。これはいずれ検証してみたい。ハチドリのような超高速での羽ばたきとかは、翼がぐねぐね捻じれて写るはずなんです。






E-M1markⅡ 意外な弱点

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E-M1markⅡ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

今年も例によってトマムに行ってきました。吹雪続きなのも、いつも通り(爆)E-M1markⅡの耐寒テストに持ってこいでした。-15℃のところで1時間くらい使ってたら、バッテリ警告が出ました。手で温めてすぐに復帰。それ以外はトラブルなし。P1060680.jpgE-M1発売したての頃に、あるオーナーさんが、雪と氷でびっしょり濡れたカメラをWebに載せてたんですよね。買ったばかりのカメラですよ?
「漢よのう・・・」
僕も真似しようと思って、雪面においたらズブズブと沈んでいく!あわわ・・・急いで持ち上げて丹念に拭きました(汗)防塵防滴とはいえ、やっぱり精神衛生上よろしくない。止めておこう。男らしくないねえ・・。P1071090.jpg
>M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO ISO1000 F2.8 1/3200sec
今回一番印象的だったのはこのカット。カメラを向けたのは雪上車なんですが降っている雪にピンが来る!ある意味スゴいと思うんだけど・・・。P1070908.jpg
 M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO ISO6400 F1.2 1/125sec +0.3EV
夜でもこの傾向は変わらず。後で考えると、AFの設定でC-AF追従感度を+2にしているのがいけないのかも。これだと前を横切るものに対して過敏に反応してしまいます。性能が良すぎるのも考え物ということか。P1081137.jpg
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO ISO250 F2.8 1/3200sec
話題の高倍率ズームED 12-100mm F4.0 IS PROは今回間に合いませんでした。荷物をなるべく減らしたい旅行でこそ使いたかったのですがね。思案したのち、大三元の標準と望遠、それと25㎜F1.4を持っていきました。重い…。P1081255.jpg
 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO ISO800 F2.8 1/3200sec +0.7EV
ED 40-150mm F2.8 PROは今回の旅行ではあんまり印象が良くありませんでした。晴天下でも、結構ピンを外してしまうのです。被写体がデカいにも関わらず、ピントがふらつく。連写速度が速いので当たりのコマは拾えますけどね。もっとしっかり追ってくれるかと思ってたので、意外でした。はるかに動きが速く不規則な動きの野鳥はバッチリ追うのに一体どういうことなんだろう。やはり設定が悪い?P1081656_201701091250476ca.jpg
 M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO ISO1600 F1.6 1/125sec +0.3EV
一方、夜間の撮影は楽しかった!新型の大口径単焦点ED 25mm F1.2 PROがとにかく素晴らしい。やっぱしF1.2って偉大ですわ。暗いところでも速いSSでバリバリ連写。どんなシーンも怖くないという、まさに無双状態。P1081730.jpg
 M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F2.8 PRO ISO1600 F2.8 1/60sec -0.7EV
トマムでは夜10時まで雪洞で作ったショップが営業してます。ここは花屋。氷中花を販売中。部屋でゆっくり溶かすと朝にはアロマの香りが漂うという趣向。見た目も綺麗ですよね。P1070715.jpg
 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO ISO1600 F2.8 1/60sec -0.7EV
雪洞のなかは-2℃。意外に過ごしやすい。まあ外が-13℃とかだからねえ。あくまで比較の問題ですけど。自宅に帰って来てからすきま風をやたらと感じるようになりました。妻とケンカしたわけじゃなく、単純に家のつくりの問題。雪国の断熱のすごさをしみじみと実感。P1081855_20170112132942f66.jpg
 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO ISO6400 F2.8 1sec
感心したのは、星にもちゃんとピントがくる。確率は50%くらいかな?ちゃんと点に写ってました。オリオン座を撮影したつもりなんですけど、星が多すぎてどれだかわからないという。それにしても、暗いシーンでサクサク連写できるのは本当に快適です。monopodさんがブログで書かれてますけど、高倍率ズームと大口径単焦点の組み合わせは、オールマイティに使えます。旅用の万能セットと言えるかもしれません。まだ、片方は手に入りませんけどね(涙)人気高すぎです。M.ZD12-100mmF4は。

E-M1markⅡショック

DSC02064.jpgあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年の目標は無駄遣いをしないことです(爆)
さて、今日はお休みを貰えたので、北本自然公園を散策しました。ビックリしたのは、ビジターセンターが開いていてスタッフの方がいつも通り勤務していたこと。1月2日から開いてるなんてすごいですね、と声を掛けると「いえ、元旦からです」とのこと。驚いてしまって、本当にご苦労様です、としか言えませんでした。P1020354.jpg
E-M1markⅡ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

鉄道や空港、警察とか介護施設とか休むとみんなが困る業種というのは必ずあるわけで、それは仕方ないと思うんですけど、ここが元旦営業する意味って・・・別に休んでも誰も文句は言わないと思うんだけど。閑散としているビジターセンターでなんだかモヤモヤしました。P1020287.jpg鳥見のほうはこれと言って成果はなかったんですけど、切り株に座ってじっと待ってると、茂みから色んな鳥が顔を出して来まして、ああやっぱり楽しいなあと思いましたね。もっと居たかったけど、家族を迎えに行かなきゃならないので、後ろ髪を引かれつつ退散。P1020024.jpg帰り際にシジュウカラを至近距離で撮影。クリックで拡大。600㎜相当の画角で1.4mまで寄れるって、やっぱりすごいことですよ。手持ちでも全く疲れませんしね。P1020214w_20170102204647378.jpg同じ画像をデジスコで撮るのは本当に大変でした。はやる心を押さえながら、三脚広げて、被写体を導入して、ピントを丁寧に合わせつつ露出補正して・・・。たいてい、準備が終わったころには鳥はいない(爆)
今は押せば瞬速でピンが来て、あとはバリバリ連写するだけ。時代は変わりましたね。それにしてもE-M1markⅡは素晴らしすぎる。今後のミラーレス機の展開が心配になってきました。オリンパス並みの高性能レンズラインを揃えてボディ性能も、となると相当ハードルが高いと思います。僕自身、今はE-M1markⅡショックというか、全然物欲が沸く気がしないんです…。

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