鉄の処女とギロチン

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α7SⅡ Ultron21mmF1.8

好事家の間で有名な明治大学博物館に
行ってきました。

お茶の水を歩くのは久しぶり。

輸入盤を漁って、楽器をみて、という
10代の頃の記憶が蘇ってきます。

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駐車場の上が校舎だったんですけど
23階建て(驚)

なんか一流商社の本社ビルみたいだったなあ。

僕が知っている明大はキタナイ張り紙だらけで。
路上には大きなアジテーション看板。そんなイメージ。

今は全然違うみたいね。

歩いている学生も垢抜けていて、カフェのテーブルに
ノートPCを開いて仲間と談笑してました。隔世の感+。

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α7SⅡ ISO1250  F2.8  1/30秒

んで。さっそく博物館へ。展示室は地下にある。

写真だとそうでもないけど、階段が真っ暗。
ホントにここでいいのか?

降りてみると、急に明るくなった。良かった。

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博物館は商品、刑事部、考古部門の3つに
わかれてます。

刑事部の前には、こんな警告が。

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ネットでいうところの閲覧注意だね。
なんかドキドキしてきたっす。

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SUMMILUX-M F1.4/50mm ASPH.
ISO1000 F2.8 1/30秒


奉行所同心の十手は長くてデカい。
解説には「実戦向き」(笑)と書かれていました。

次のコーナーからはいきなり全開に。

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ISO6400 F2 1/30秒

寺子屋で学ぶ人物・・・なわけない。
解説には「石抱拷具」と。読んでるだけで痛い。

この状態は、始めたばかり。
最大5枚まで載せるんだそうです。

僕は載せる前にギブアップしそう・・・。

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ISO12800 F2 1/30秒

これはのこぎり引き。
死罪の中でも最も重い刑罰です。

この穴から罪人が顔を出す。
その首を鋸で挽くわけですな。

挽くのは通行人や被害者親族。
挽かされるほうもたまったもんじゃない。

1978年の大河ドラマ「黄金の日日」。

川谷拓三演ずる杉谷善住坊が地中に
埋められ、この刑に処されてました。

見ていた僕は10歳。今でも覚えているって事は
本当に衝撃的だったんですね。

というか、そんな残虐シーンを日曜夜8時に
放映してたってのもすげえよな。さすが昭和。

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これは踏み絵。現物は初めて見ました。
ちょっと感動。

美術品と言ってもいい、クオリティです。
これは踏めないよ。信者じゃなくても申し訳なくて。

逆にすげえヘタクソな踏み絵だったら効果ないよね。

「全然似てないね。これならいいや」

なんて、みんなサクサク通過しちゃうの。
ヘタクソな絵で思い出したのはこの事件。

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スペインの教会の壁画をおばあちゃんが善意で
書き直したら、悲劇的な仕上がりになったという。

踏み絵もこのレベルだったらやばかった。
いや、そっちのほうが良かったのか。よくわからん。

踏み絵を美術品レベルに仕上げるところに
陰湿な悪意を感じますねえ。

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ISO12800 F2 1/30秒

前の不気味な人形は「鉄の処女」
後ろは断頭台。いわゆるギロチンですな。

人形の中は、ヒトが入れるように空洞になってます。
しかし、内壁には無数の針。

蓋を閉めると、その針が中のヒトを貫く仕組みです。

調べてみると、有名な拷問具でありながら
実際に使われたという事実はないようです。

この博物館に置いてあるのもレプリカであります。
でも、とにかく不気味。いやーな感じですよ。

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ISO12800 F2 1/30秒

この場所が最も陰惨と申しますか
一番刺激が強かった。

磔刑に使う柱の後ろに、写真が展示して
あるんです。これには写ってないけど。

明治時代に実際に行われたはりつけの現場写真。

このフォトが恐ろしく鮮明でありまして、小心者の
自分は気持ち悪くなってしまいました。

興味のあるひとは「磔になっている壮吉」で
検索するとWeb上で閲覧できます。グロ注意!

この血なまぐさい写真が外国人用のお土産だったいうから
メリケンの考えることはよくわかりません。

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いや、本当に気持ち悪くなってしまいました。
刑事コーナーを離れて、しばし土偶を見物。

考古部門の一角には、貝塚の地層を
まるごと切り出して展示してありました。

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おお、これはすごいぞ。縄文や弥生の
土器を見物しているうちにやっと気分が落ち着いてきました。

いや、それにしてもホンモノの持つパワーの
凄さよ。恐れ入りました。

興味本位で入って失敗したなあ。

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刑事コーナーの一角に置いてあった
分厚い学術書の1ページ。

清朝時代の刑罰の一種で、いわゆる
恥辱刑といわれるもののようです。

食事を摂ることも出来ず、移動もできない。
既定の期間が過ぎるまではこの状態。

移動する場合は、家族や知り合いが
四隅を担いで移動・・・てこりゃあ恥ずかしい。

とぼけた表情のおじさんにちょっと救われました。
こういうのなら、いくら見ても大丈夫なんだけどな。





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コメント

No title

ありゃ・・・消えてる・・・

センセ、こんにちは~
だっくもこの手のものは全くダメダメです。
残虐シーンは絶対NG!
映画だって、ホラーものとか残虐モノはアウト!
映画は寅さんと釣りバカに限ります\(^o^)/

良く撮れていますね~

今回の使用カメラとレンズを教えていただけますか?

こんばんは

残酷なものにはなかなか馴れないものですね~
子どもの頃、家に医学書が置かれていまして
その分厚い本を開いてみると、頭を斧で割られた
写真の類が一杯貼ってあって、おどろきました
あと、子どもの頃何とか残酷物語という映画で
牛の首を切るシ~ンがありましたが、今でも思い出します
今はカワセミがハヤブサに襲われたリすると~
必死で「逃げろー!」と心で叫んでいます~平和ですね~

Re: No title

だっくさん こんばんは。

> 映画は寅さんと釣りバカに限ります\(^o^)/

だっくさん、いつも口癖のように言ってますよね。確かにハッピーエンドと
なることがわかってるから、安心してみられますもの。
そういえば、翡翠の枝叩きを兄に見せたら、「俺は残酷なのはキライだ」って
言われちゃいました。言われればそうかもしれませんが、うーむ。

Re: 良く撮れていますね~

ポリーニ君さん こんばんは。
写真はすべてα7SⅡで、レンズはズミルックス50㎜とウルトロン21㎜です。
刑事部門は薄暗くて、感度はかなり上げてます。あとでデータを追加しておきますね。

Re: こんばんは

TKNさん

おそらくその本は法医学の図譜ではないでしょうか。
カラーアトラス法医学という本を学生時代に見ましたけど
トラウマ必至ですねえ。恐ろしい本でした。
世の中には知らなくていいことが確実にありますね。
職業柄、スプラッター映画を見せられても、怖いというよりは、
ぶはは、こんなわけないじゃんとか、おおリアルだなあ、頑張ったなあとか
冷静でいられますけど、お化け映画はダメです。だって怖いじゃないですか。
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