大三元 最後の一枚

オリンパスがミラーレスに移行したのが2009年。
今年、F2.8通しのズームレンズが揃いました。

6年経って、ようやく「大三元」の完成であります。

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8
DSC_0151.jpg

このレンズを買うにあたってはかなり悩みました。
というのも9-18mmに未だぞっこんの状態。

軽いし、良く写るし、逆光無双。
はたしてリプレースする意味あるのかなあって。

Olympus M.Zuiko Digital ED 9-18mm f/4.0-5.6
9-18

でも、白白白、発発発と手元に揃ってたら
中が気になるでしょう?それとは違うか・・・。

買って、最初にオモシロいと思ったのはキャップです。
ツルンとした樹脂製だとおもって触ると、アレ?って。

DSC_0153.jpg

ものすごく浅い溝が彫ってあるの。外からみても
絶対分からない。触ってやっとわかる。

高級腕時計のギョーシェ彫りより浅いんじゃないか。
すごく凝ってますよ。これ。

P7110029.jpg

で、ミゾの効果としては、いったん汚れがつくと
なかなか取れない(爆)レコード盤みたいな。

静電気と戦いつつ、レコードをクリーニングしてた
のを思い出しました。

それにしても、なんでこんなメンドクサイ加工を
しているのか。見ても分からないのに。

まあでもこういう妙なコダワリは、Olympusっぽくて
いいじゃないですか。

P6270042.jpg
ISO200 F3.2 1/80sec -0.3EV

買った当日に、いい夕焼けに出会いました。
早速撮影。

でも、夕焼けと超広角っていうのは案外
相性が良くない。標準ズームの方が使いやすいです。

P6290389.jpg
ISO400 F11 1/1250sec +0.3EV

広い空をみるとHDRしたくなります。
一眼レフだとあんまりやる気起きないけど。不思議。

超広角の利点は、室内撮りにある気がします。
後ろに下がれないことってあるじゃないですか。

P7040358.jpg
ISO400 F2.8 1/125sec

日本橋三越の吹き抜け。
この場所からの撮影がすきなんです。

ここで、9-18mmとの画角比較。

P7040358z.jpg

赤枠の部分が、9-18mmの撮影範囲。
超広角域の2mmはコレだけ効くわけです。

でもねえ、較べない限りあんましわかんない。
自宅のTVと同じで買う時以外、比較しないもん。

いったん使い始めたら、もっと広ければなあと
思うことってあんまり無いと思うよ。

これは9-18で撮りました。

9mm-f56.jpg
ISO400 F5.6 1/20sec

いかにも超広角の絵。7-14PROで撮れば
もっと広く写るけど、だからと言って・・・うーむ。

さて、ここで画質のチェック。

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 の
中心部画質の比較。クリックで拡大。

名称未設定-1

ほとんど変化が無い。優秀です。
周辺部はどうか。クリックで拡大。

名称未設定-2

1段絞れば十分。立派なもんです。
僕は周辺部を気にしないので開放でいいや。

ちなみに9-18mmの周辺部も。

名称未設定-3

傾向は同じ。1段絞ればシャッキリします。
中心部は開放からシャープでした。

ウルトラワイドヘリアー12mmの異常な
使いにくさを考えると、別世界ですな。

さて、超広角レンズの泣き所といえば
逆光であります。

前玉が張り出しているんで、仕方ないわけ
ですが、「PRO」と銘打ってあるわけだし。

まずは9-18で撮ってみる。

P7120222.jpg
ISO800 F4 1/4sec

いかにもゴーストが出そうな状況。
しかし、逆光無双の9-18mmはびくともしません。

同じ位置から7-14PROで撮るとこうなる。

P7120219.jpg
ISO800 F2.8 1/8sec

画面左上部に半円状のゴースト。
中央部に鎖のように連なるものもあり。

やっぱしそれなりに出ちゃいますね。
前玉が突出したレンズの宿命で、しょうがないです。

このまま、カメラをパンしていくと・・・。

P7120213.jpg
ISO800 F2.8 1/6sec

真逆光より、光源が画面端にあるときが
一番注意が必要です。これもこの手のレンズ共通。

それでもパナの7-14mmやタムロンの15-30mmよりは、
ずっと抑えられている印象です。

PROレンズが9-18より優れている点は、ワーキング
ディスタンスが極端に短いこと。

なんと7.5cmまで寄れる。F2.8でもあるし
ボケも楽しめます。

P7130028.jpg
ISO400 F2.8 1/2000sec

花鳥園の鳥にがぶり寄り!

P7130095.jpg
ISO400 F2.8 1/1250sec +0.3EV

中央部を拡大すると、ビシーッと解像してて
さすがPROレンズだけあるわいと。

9-18はレンズ先端から15cmまで。
PROレンズの倍ですね。

最短撮影距離から撮るとこんな感じ。

P7120115.jpg
ISO800 F5.6 1/160sec

十分でかい(汗)マクロ魚眼的に
使っている方も多いみたい。

PROレンズの方がグッと寄れるんだけど
撮れるかどうかはまた別なんです。

相手が逃げちゃえばどうにもならないし。

P7060001.jpg
ISO800 F2.8 1/25sec

というわけで色々撮り較べましたが
9-18mmの有用性がやっぱし際立ちます。

何しろ133gの軽量レンズだからね。
バッグに入れても全く負担にならないし。

PROレンズが三本揃った感想は・・・うーん。
どうなんでしょうね。

白と発を3枚ずつさらして場の緊張が
高まるなか

「ツモ!」

息を飲むほかの面子。
さらした手牌をみると・・・中が2枚。

あがれない役満よりあがれる満貫。
もういいですか。麻雀の話は。

つまり、最後の一本は9-18でもイイかなって。
無理にF2.8通しにしなくても。

そんな気分でいます。










コメント

No title

素晴らしい、寄れますねぇ、見た目もゴージャスです!
僕は…超広角はニコワンにしようかなって思ってます(爆)
ところで、出ましたねぇ、パナ400mmズーム!!
レビュー楽しみにしています\(^o^)/

Re: No title

monopodさん

煽っちゃいけませんよ(笑)
しかし200-800mm相当ってこれはまた超弩級ですよね。
空間認識AFが効くと言うのは見逃せません。
いよいよMFTがアツいですね。

No title

センセ、こんばんは
大三元レンズのことはさておいて・・・
って、コレ置いちゃったら話にならんか(^^;)
広角レンズって、その扱いが非常に難しいですよね。
画質とか収差以前に、撮り手の腕が求められちゃいますもの。
35mm換算で14mmですよね。この画角を使う必要性がどこまであるのか、だっくにはよく解りません。ひょっとしたら、50mmで撮影した画像をカンペキにパノラマ合成出来たらそっちの方がいいんじゃないか・・・なんて考えちゃうレベルですから(^^;)
それに、翡翠撮りじゃ使いませんし~バキッ!!☆/(x_x)

No title

だっくさん

こんばんは。僕は超望遠と同じで超広角は広ければ広いほど
素晴らしいと思ってたんです。ゆえに12mmレンズを愛用して
たんですけど、18mmと撮り較べるうちに、
「後ろに下がればいいんじゃねえか?」
という馬鹿っぽい結論に達しまして(汗)

カワセミを14mmレンズでいつか撮ってみたいっすね!
非公開コメント

プロフィール

panoramahead

Author:panoramahead
ハイスピード動画公開中
youtube.com/user/panoramahead

カテゴリ

since 2010.3

検索フォーム

QRコード

QR