キヤノンMP-E65mm F2.8をマクロフォーサーズボディで

MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト
DSC_0024_20150618131858925.jpg

10年ぶりくらいでしょうか。
キヤノンのレンズを購入しました。

5倍までの超拡大撮影が出来るマクロレンズです。

E-M1につけると130mm相当の望遠マクロになります。

DSC_0052.jpg

等倍撮影時はコンパクトなんだけど、5倍まで拡大
すると、ニョキニョキと伸びて、こんなに長くなります。

ところで、僕が買ったブツには説明書が入ってなかった。
新品なんですけど。

ま、MF専用だし。触れば分かるだろ?
ということでしょうか。

説明書はこちら

とりあえず10円玉を撮影。これが1倍。

P6140687.jpg

5倍だとこんな感じ。

P6140773.jpg

で、使ってみて分かったのは、自分はどうも
大変なものを買ってしまったらしい。

昆虫撮影の本には、

「無限遠は出ないので用途は限られるが・・・」

とありました。
これは正確な表現ではありません。

ピントが合うのはレンズ先端から
4~10cmの間だけです。これだけなの!

ピントが合わなかったら、引くんじゃなくて寄る。

ちょっとまって前玉が当たるよ!
それくらいまで寄って、やっとピントが来る。

P6151021.jpg
E-M1 ISO200 1/250秒 マクロツインフラッシュTF-22

それでも、折角買ったし何とか活用したい。
まずは、アブラムシの世話をするアリを撮影。

ここで、またひとつ問題。とにかく光量が足りない。

レンズは被写体にビタ付けで光が回らない。
さらに、レンズを繰り出す量に応じてF値はガバッと下がる。

DSC_0084_201506181318547b3.jpg

結局、これの登場になるわけね。オリンパスの
ツインフラッシュセットであります。

これでも、3倍以上の撮影は、光が回らない。
LEDライトは重たくて使いにくいしなあ・・。

P6151396.jpg

アリをじっくり観察するなんて初めてです。
よくみると、頭にマスクメロンみたいな模様が。

調べてみると「アミメアリ」だそうです。
お尻が宝石のようにツルツルなの。Cute。

P6151220.jpg

体長1mmに足りないアブラムシも大きく写ります。
これ、ノートリですから(汗)

等倍だと複眼の構造も見える。

ちなみにアブラムシが排泄する糖分を含んだ液を
「甘露」というそうです。これを目当てにアリが集まる。

それにしても、被写界深度が浅い。
アリでさえ、体の一部しか解像しない。

EOSボディなら絞りが動くようですが
オリンパのボディではそれも無理。

このレンズで絞れないのは致命的。

DSC_0030_20150618131853426.jpg

E-M1に付けるためのマウントアダプタ。KIPON製。
これには、絞りが付いてる。

絞りすぎるとケラレてしまう。要注意。

P6152191.jpg

これはタテハモドキの翅(の一部)
本来はこういう蝶です。

P3092062_2015061814334895e.jpg

説明されなきゃわからない(笑)
本当に一部しか写らないのよ。

でも、蝶の翅こそ、このレンズで一番撮りたい
ものだったのです。

強拡大で一番見応えがあるもの=蝶の翅。
そういう確信があるです。オレは。

これが等倍。

P6152114.jpg

ピアノの鍵盤が並んでいるような。
一種非現実的な眺め。

いや、大満足でござるよ。

P6152325.jpg

スジグロカバマダラだと思うんだけど
力尽きてアリに運ばれていたのを捕まえた。

動かないんで、一番ラクに撮影できました。
そう、これって元々静物を撮るレンズなんだと思う。

この画像のみ、クリックで1600x1066
P6152273w_201506181508467d6.jpg

不思議な眺めだ・・・。

妻の感想=カラフルなキノコ
僕の感想=卒塔婆(爆)


にしても、使いにくいレンズだなあ。
E-M1だと130mmだもの。

手ブレ補正は300mmに設定するとやっと
効いてる感じがでます。それくらいブレブレ。

確かに唯一無二の存在ではありますが
これを使わなければいけない状況ってそんなにない。

小さな標本を、微動装置を使って
精密に撮る。例えばこんなのを使って。

LD-3047-C8.jpg

中央精機製のXYステージ。

これを改造して、雲台が付くようにしたい。
何十枚も撮ってマルチフォーカス撮影をするト。

肩が凝りそうだねえ・・・。
でもそれが一番まっとうな使い方に思えます。

とにかく僕が手にしたレンズの中で一番極端な
レンズでした。それは間違いない。





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コメント

こんにちは

何時アップされるかと待ち焦がれていました~いったいどのように写っているのかと~
膨大な数の画像を確認するだけでも大変だったのではないでしょうか~
なかなか優れもののようですね、このレンズ~
被写界深度が浅くなるのはやむを得ない事でしょうけど~面白いです
蝶の羽の弩アップ画像、僕の感想「何かポリープみたいで、ドッグに行きたくなった」
センセのご苦労の成果でしたね~レンズまだまだ他にも活用できそうですね!(^^)/

Re: こんにちは

TKNさん

この画像をみて、消化管を想起するのはプロっぽい意見であります。
腸の粘膜ひだに見えますね。確かに。
もっとも、このように見えるためには顕微鏡レベルになっちゃうのですけど。
絞りが動かないのは本当にきついです。あと、130mm相当なのも辛い。
Metabonesのアダプタを使って倍率を下げたいところです。

No title

なんかディープを超えたオカルトチックな世界ですね(^^;)
超望遠と言い超近接と言い、
とにかく僕が読んでいるブログの中では一番ハイなブロガーです。それは間違いない\(^o^)/

No title

monopodさん

今回は個人的にはツボなんですけど、誰にも需要が無かったという(笑)
相当に使いにくいレンズですが、環境さえ整えばすごい力を発揮しそう
です。130mmは長すぎるので、αで使うことを検討中です。
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