あそびじゃないの…古きを温めてるの!

IMGP2197-(2).jpg
LEITZ Telyt 200mm f/4 PENTAX Q

1961年製のレンズです。テリート200mm。
ずっと探していたんですよね。

DSC_1673.jpg

探していたのはレンズじゃなくて上についてるファインダ。
あと、それをつけるアダプタ。TXBOOというコードネームのブツ。

M型ライカに直接装着するのですが、これだと距離計が動かない。

目測で撮るのかな?フルサイズの200mmF4は相当にピントが薄いです。
助手がメジャーで計測してくれる身分のヒトが使うのか?


ファインダは、レンズなしの素通し。
シンプルな作りです。

DSC_1684.jpg

でもねえ…接眼部になんか目盛りがついてるのです。
クルクル回せる。レンズがついているわけでも無いのに。

DSC_1680.jpg

よくよく観察すると、微妙に上下に動く。つまり、距離によって
おこる、ファインダの微妙なズレ(視差)を補正する仕組み!!

そこまでやるかあ~というね。間違いなく当時のライツ社には
偏執狂的にこだわる技術者がいたんでしょう。

50年以上経ってるけど、ぴかぴかでゆるいところも無いです。
コレクションとしての満足度も高い。
さっそく、持ち出してみました。

OM-Dにつけてみた。

E-M5 F4開放 ISO200 1/500秒 -0.3EV
P4282352.jpg

400mm相当になるんで、ピントはシビアっす。
まあ、いかにもオールドレンズという感じ。好きです。

これも開放。
P4282292.jpg

拡大すると結構収差があるわけですが、かといって絞ってカリカリに
するのもなあ。モノクロ向きですかひょっとして。

PentaxQにつけると1000mmF4に(汗)
リモコン使って、そーっと撮影しないとブレブレ。

DSC_1685.jpg

開いてしまったチューリップ。F6.3まで絞って撮影。
IMGP2213-(2).jpg

普段隠れているところを見てしまうと、なんかドキドキする(汗)
おしべとめしべって、ヒトの体で言えば…。、

おまわりさん、ここに変態がいます!


マウントアダプタを介して昔の銘レンズを手軽に楽しむことが
できる…いい時代です。

でもレンズや付属品の精巧な作りを見ていると、「レンズ遊び」という言葉が
申し訳ないくらい、本気で作ってるのがわかります。

じっくり見ていると、当時の熱気が伝わってくるような。
ライツの製品にはそういう魅力がありますね。

次回はM型ライカで撮ってみよう。助手がいないけど
どうしたものかしら。





コメント

No title

センセ、こんにちは
視差を修正する工夫・・・
そりゃ解るんですけどね、一定の距離の静物を撮るには良いでしょうけど、動きものには何の役にも立ちませんよねぇ。
まぁ、あの時代ですから、それはそれで画期的とも言えますが。
さて、現代の「ドットサイト」ですが、レンズのAF情報を拾って視差を自動補正する・・・そのくらいのことは出来そうな気がするのですが、なぜやらないんでしょう。
あ、お値段バカ高になっちゃうか(^^;)

No title

だっくさん

スポーツファインダと称する素通しのファインダが幾つかライツ社から
出ていますけど、当時のプロは露出はもちろん、距離も体が覚えていて
大まかなフレーミングだけつかめれば良いと言う感じだったのでしょうかね。

レンズのAF情報を拾って視差を自動補正する。これは良いアイデアです!
でも良くて500個ぐらいしか売れないかも(笑)商売になりませんね。

No title

panoramaheadさん
この時代のLeitsの小物はとてもディープですよね。
ファインダーなどは「限りなく透明に近いブルー」で一度でも極上品を覗こうものなら一発で菌にやられてしまいます。

No title

美銀座美人さん

元はと言えば、河原で見せていただいたM3がいけなかったのです(笑)
あれ以来、何かにつけては買ってますものねえ。ただありがたいことに
僕の欲しいものは大概恐ろしく安い値段で売っていますので、身をもち
崩すことなく平穏に過ごせています。望遠系は本当に人気ありませんものね…。
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