苦すぎる教訓

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RX10M4 ISO200 F4 1/250秒 -0.3EV クリックで4710 x 3140

先日先輩とお話ししていて、背景をいれて季節を感じさせる写真って
いいよね、と。あまり寄らずに、全体の構図を考えて…。

んでやってみるとこれは大変に難しいですね。鳥撮りで構図なんてほとんど
考えたことなかったもんなあ。色々やってみたんですが…。
DSC07867.jpg
そのうち、こういうドアップに戻ってた(汗)
望遠馬鹿はそんなに簡単に治りませんよ。

さて、なかなか翡翠のダイブが撮れないRX10M4でありますが
今までのテストでかなりイケそうな手ごたえ、しかも画質も悪くない。

これで、最新の一眼レフを迎え撃つ。コイツならいける。

「センサーサイズの差が違いが、戦力の決定的差でないということを教えてやる!」
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ま、自然この人の口調になるわけね。

そしてついに僕の目の前で翡翠が飛び込んだ!
白く光る水面で、背景はナシ。絶好の条件です。
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結果はピンボケとフレームアウトの連続。何とかこのカットだけ残った。
こんなはずでは…。

とにかく離水を外しまくる、AFも安定しない。いったん食いつくといいのですが
それまでに大事なイベントが終わってしまう。

個人的に衝撃を受けたのはこのシーン。
DSC00190w.jpg
RX10M4 ISO4000 F4 1/2000秒

クリックで拡大。かなり暗い条件で、もともとコンデジにはつらい状況ではありました。
かなりのゴワゴワ感で、これは目も当てられない。

横で撮ってた先輩にフルサイズ一眼の画像を見せていただきました。
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クリックで拡大。もう愕然としました。全然別物なんですよ。解像感もノイズも。
勢い込んで乗り込んだのはいいけど、あっさり撃墜されたという。 

「あ、圧倒的じゃないか!」
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怒られそうなんで、もう止めますけど、いやまあ開いた口が
塞がらない。こんなのが量産された暁には…ってまだやるか。

画質はともかく、それにしてもなんで撮れないのか。原因がいくつか考えられます。

・ 600㎜という超望遠 
コレが間違いなく一番大きい要因です。手持ちで撮影しているのでカメラを振るのは
容易ですが、ファインダ内で被写体が暴れまくり。

・ 手振れ補正の性能。
前にも書きましたけど、このカメラの手振れ補正は、立ち上がりが遅い。
AFが作動し始めて、しばらく待ってからじんわり効いてくる感じ。

像の安定が何より大事な像面位相差AFにとって、これは結構致命的。
びゅんっとカメラを振って、すぐ効いてくれないとダメなのよね。
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RX10M4 ISO800 F4 1/2000秒 -0.3EV

こういう助走がある被写体はきれいに追うんです。
綺麗に追うなんてものじゃない。

実例を示します。
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RX10M4 ISO800 F4 1/2000秒 

クリックで5472x3648 ノートリです。

これは一眼レフでは「絶対に」撮れない。これはミラーレスというか
像面位相差AFならではの特性なんです。最後の最後まで追尾し続ける。

何回見ても毎回あきれる。ノートリですからね。
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RX10M4 ISO800 F4 1/2000秒 

しかし、600㎜望遠端で追尾すると、AFのふらつきが生じて
いささか安定を欠きます。きれいにトレースしていてもです。

これが500㎜なり、400㎜にズームダウンすると、別のカメラになったかのように
安定します。これも実例をGIFアニメで再現してみます。
duck.gif
これは400㎜での追尾、42枚連写の結果です。
一枚もピンが外れてない。α9と十分張り合える。

望遠馬鹿にとっては、ズームダウン=負け、でありますが、
背に腹は代えられません。

次回はこれで、挑戦してみますか。
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疾走感を出すために、あえてSSを1/500秒に落としてみました。
1/320秒でも結構イケる。横っ飛びは本当に得意なのです。

あとは、高感度画質か…これはどうしようないものね。
晴耕雨読ならぬ、晴撮雨読で、雨の日は家でネット見て過ごす(爆)

こんなことでくじけちゃいけない。あと、「まだ一眼なんか使ってんの?」
なんて書き込み(別名レジスタンス活動)も止めておこう。今はね。

ともかく一眼+大砲を頂点とする封建社会を打倒するトリックスターが
いつかは現れるはずですから。

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コメント

No title

センセ、こんにちは。
42枚連写GIF、こりゃたまげた!凄いですね。他に言葉が見つかりません。
N、C社のフラグシップも全く太刀打ちできないでしょう。
でも、こと翡翠の離水撮影となると・・・状況は全く変わりますよね。如何に瞬時に対応するか、この一言に尽きます。
ところで各メーカーさん、どういう意識で製品開発をしているのでしょうね。より高性能なものをより安価に提供する・・・とは考えていないでしょう。各社ともに、製品ラインナップ、序列を崩すことなく、より儲け幅の良いものを開発しようとしているのではと思います。その観点から、大艦巨砲主義は当分続くのでは。

こんにちは

そうなんですか~先日キジのメスの画像を見たら~
「一眼の時代は終わったか~」とさえ思ったのですが
やはり、不得意科目は有ったのですね~
でも、ヒドリガモの追尾画像はインパクトありますね~
「カモを取るか、はたまたカワセミを取るか~」
う~ん、老しウエルテルの悩みがまた始まりました。

No title

認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを。

フルサイズ一眼の人は、「圧倒的だな、我が軍は。」と思っているでしょう。

やっぱりどのカメラも一長一短。
AFが食いついて、手ぶれ補正も凄くて、画質が綺麗で、軽量コンパクトなカメラなんて、今はまだ無いのですね。

私も理想のカメラに巡り会えません。
いっそ自分でカメラメーカー立ち上げて、作りたいぐらい(笑)

過ちを気に病むことはない。
ただ認めて、次の糧にすればいい。
それが、大人の特権だ。
by フル・フロンタル(U.C.ガンダム)

Re: No title

だっくさん

おはようございます。欧米ではミラーレス機の普及はまだまだですし
利幅が大きい一眼をすぐに手放すことはないでしょう。
でも時代の趨勢から考えると、徐々に撤退の流れになっていくんですかね。
ある意味、様子を見ながらEVへとシフトしている自動車と同じ悩みかも
しれませんね。

Re: こんにちは

TKNさん

カモしか撮れないというわけじゃないです(笑)
次回は400㎜くらいでやってみようと思います。
おそらくはそれで行けるのではないかと。
いまから気合をいれてますよ~。
サブカメラとして使うのなら最高の選択になると思いますよ。

Re: No title

hiroshiさん

北海道紀行、最高に良かったですよ。石屋製菓の工場は僕も絶対見にいきますよ。
北大もよかったなあ…冬は大変そうですが。
おっしゃる通り一長一短。なかなか理想のカメラには出会えません。
ま、、実際出てきたら、それはそれで寂しいのかもしれませんが。

No title

パノラマセンセイ、こんばんは
ん~カワセミのダイブサンプルが少ないと言うか、少ないダイブで充分に検証されてないというか、とにかく1度晴天日にカワセミが爆発される日でトライしてほしいです~^^
でも42枚のgifは一眼でも太刀打ちできないですよ~動体追尾にかなり力入れているのが良く分かりますね^^
モニターから飛び出てくる様なカモの連続ショット凄すぎます。

Re: No title

ASKさん

僕も晴天でのトライを待ちわびてますが、チャンスが全然ないんです。
僕が行くと必ず川が静かになるんです(涙)そういう星の下に生まれたと思って
諦めてますが…。
次回は勇気をもってズームダウンしてみます。

No title

うむ、私の拙い試用の範囲での感想も、師匠のおっしゃる通りかと。
わかりやすいカメラではあります(^◇^;)
晴天かつポイントが近いところなら、けっこういいのですが。

Re: No title

monopodさん

こんばんは。隊長が指摘されたごとく、「晴天スペシャル」なんでしょうね。
でも、全方位的に使えるカメラよりも、こういうカメラのほうが燃えます(笑)
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