2017/09/30
RX100 カメラ内でのタイムラプス合成

都心の高層ビルにて、タイムラプス撮影を行いました。
これは、ホント大変です。
短い動画を作成するのに、数十分かかるのは当たり前。日没を絡めると
2時間コース。またセッティングが面倒なんだよね。何度もテストを繰り返さないと。
長時間、窓を占有することになるわけで、一般客にはいい迷惑です。
心ゆくまでタイムラプス撮影に取り組むならやはり宿泊しかないでしょう。

カメラなんですけど、あれだけ罵詈雑言を書き立てながら、結局RX100M5に
別売りのアプリをインストールすることになりました。
代替として買ったカメラの使い勝手が今一つなのと、やはり撮影中の
ズーム&パン効果の魅力に抗えませんでした。弱すぎる…。

まずはアクセスポイントにカメラを接続。背面のリングとボタンでちまちま
パスワードを打ちます。
アプリを買うにはSony Entertainment Networkのアカウントが必要。
同時にクレジットカードの登録もしておきます。

タイムラプス用のアプリと、「アングルシフト・アドオン」を購入。
ケータイのゲームに課金してしまったような後味の悪さ。
なんで最初からつけてくれないんだろう。
まずは撮ってみた。せっかくの「上から目線」なのでミニチュア風味も足してみました。
ううむ、悔しいがやっぱしイイ。これを機械的にやるのは本当に大変なのよ。
ズームとか絶対無理だもんなあ。
ズームやパンの方向や範囲を指定できたり、なかなか高機能なアプリですが
とにかく操作性が悪い。そもそも、カメラの小さなボタンやリングで編集なんて無理ですって。

編集後の動画合成もカメラ内。これが恐ろしく遅い。時間と電池をバカ食いします。
やれやれです。
これを見て、よっしゃワシも…と思う方はよほどの好事家と思われますが
注意点がひとつ。撮影するときに記録方式を必ず静止画に指定してください。
そうでないと、パンやチルト、ズームなどの効果を加えられなくなってしまいます。

さんざん悪口ばかり書いといてなんですけど、NEX-5Rみたいな古いカメラでもちゃんと
対応してるのは好印象。中古を安く買って、遊ぶのもいいかもしれません。