2016/06/30
RX10M3とFZ1000

RX10M3 ISO800 F4 1/250秒
相変わらずRX10M3にかかりっきりの
日々であります。
いいカメラだけど、撮影は難しいよねえ。
手ぶれ補正が弱いし、ピントの精度も決して良くない。
まあ、高倍率ズーム機の中では
標準的ではあるんですけど。

ISO800 F4 1/500秒
目の前に出てきたホシガラス。
ほとんど保護色だなあ。
こういう時でさえ、後ろに持っていかれないか
気が気じゃあありません。

ISO800 F4 1/200秒
野鳥の水飲み場のような暗い
場所だと歩留まりダダ下がり。
MFで追い込みたいけど、そんな
余裕はないしねえ。
とにかく数を打つしかないです。
撮影が簡単と言えばFZ1000。
久々に引っ張り出してきました。

FZ1000 ISO400 F4 1/2500秒 +1.3EV
このカメラはとにかく空抜けに強い。
カメラを向けるとスパっと合焦。
こんな小さい点のように写る飛翔物。
等倍でクロップすると・・・。

はっきりツバメだとわかる。
これって凄いことよ。
他の一体型カメラはもちろん、E-M1や
GX8でも絶対にピンが来ないと思う。
FZ1000を空に向けているときは、マジに
おらあワクワクすっぞ!

FZ1000 ISO400 F4 1/3200秒
ところが、ちょっとでも背景が入って
くると、メロメロになる・・・だめだこりゃ。
今回久しぶりにつかってみて思ったのは
FZ1000も操作性が良くない。
特に露出補正がワンステップで出来ない
のは致命的。とっさの時に困ります。
望遠マクロ性能はどうか。望遠端で比較。
FZ1000

ISO200 F5.6 1/1600秒 -0.3EV
RX10M3

ISO400 F5.6 1/5000秒 -0.3EV
やはり圧倒的な差があります。
400㎜と600㎜。
さらに、RX10M3はレンズ前72㎝まで
寄れますから。(FZ1000は1m)
これは勝負にならないよね。
高感度の比較などもしてみる。

老婆心ながら申し上げますと画面内には
何もいませんよ(汗)
画面中央部クロップ クリックで拡大

両機とも望遠端のつもりだったんだけど
画角がバラバラ(汗)ま、参考程度に。
こういう暗いところでゴソゴソしてる野鳥を
撮るときはたいていISO1600とか。
最高画質のISO100~200を使えるシーンって
あんまりないですよねえ。
両機の違いはほとんどないように感じます。
ISO1600でも結構いけてますよね。

RX10M3 ISO800 F4 1/400秒 -0.3EV
最初は、FZ1000も併用してたんですけど
すぐ止めました。だってつまんないだもの。
400㎜よりは600㎜のほうが面白いに決まってる。
僕のような望遠馬鹿にとっては
焦点距離の1㎜は血の一滴(意味不明)
いや、これは実感なんですよね。
やっぱし長ければ長いほどイイ。
同様にハイスピード動画も秒あたりの
コマ数が多ければ多いほど良いと思うのです。
個人的にハイスピードらしい映像というのは
600fpsを超えてから、という気がします。
この映像は480fps。もうすこし頑張って欲しい。
960FPSにも出来るけど画質がね・・・。
FZ1000の120fpsでは話にならないです。
残念。
ま、色々試してみたわけですが、RX10M3は
面白機能満載で画質も良い。
超望遠コンデジの白眉と言って良いですね。
なんか4K動画も撮れるみたいだし(爆)
一方。FZ1000ははやいとこMarkⅡを出して
欲しいです。600㎜ならすぐ買います。
やっぱし空間認識AFって素晴らしい技術です。
今回改めて感じました。