2015/05/30
非鉄による夜間撮影
暗いところをα7Sとめぐる暗闇巡礼の旅。今回は深夜の鉄道であります。

α7S ISO51200 F2 1/15秒 -0.3EV
鉄道に興味の無い人を「非鉄」と呼ぶらしいの
ですが、僕も間違いなくそれです。
子供の頃、電車の中で食べる冷凍みかんは
好きでしたけど、列車そのものにはグッと来なかったなあ。
野鳥ファンと鉄道ファンには共通点が
多いんじゃないかと以前から感じていました。
写真撮るのが好きな「撮り鉄」や鉄道の音を収録する
「音鉄」は野鳥愛好家にそのままあてはまりますもの。
でも、調べてみると、鉄道ファンの興味の行く先がスゴイ。
「時刻表研究」「完乗」「車両研究」「廃線探訪」
などなど超ディープな世界!
鉄道模型やグッズの収集は、僕にも分かる気が
しますけど時刻表って・・・。
さらには架空の鉄道を創造し、立派なWEBサイトを
作成している方も。
路線図は当たり前、運賃検索も出来たり
使用している車両の変遷史まで網羅。全部架空なんですぜ!
いやはや、「鉄道」というものの魅力はすごいものですね。

それにしても撮影場所が暗い。
もっと明るいところに行きたいけど暗所巡礼だし。
スプレーの落書きが嫌な雰囲気をかもしてます。
「おう兄ちゃん、いいカメラ持ってんじゃねえか」
なんて、肩に鋲をいっぱい打って鎖がジャラジャラ
してそうな人が来そうな雰囲気。

こんな感じの方(汗)
きっと誰も助けに来てくれません。
ササッと撮って帰ろう。ISO5万での動画撮影です。
いざやってみると、これはなかなか楽しいものですね。
電車の知識があれば更に楽しいのでしょうが・・・。
流し撮りにも挑戦したけど、これはムズイ。

ISO6400 F2 1/15秒 -1EV
ちょうどいいSSがなかなか見つからない。
遅いと車内が真っ白だし、速いと流れないし。
でも、鳥と違って何時も同じ場所を確実に通る
わけで、試行錯誤しているうちに良いのが撮れそう。
すっかりはまって長居してしまいました。
さいわい「ヒャッハー」という叫び声とともに
モヒカンの男たちが現れるという事も無く無事終了。
暗闇巡礼はまだまだ続きます・・・。