Nikon COOLPIX P900  超絶解像への道


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Nikon COOLPIX P900
ISO100 F6.5 1/125秒 -0.3EV

近距離だと、やはり切れる。
鳥肌が立つくらいに。素晴らしいですP900。

中央部拡大 クリックで2400x1599
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P900を使っていて困るのは、焦点距離の
表示が無いことです。

広角端は24mm。望遠端は2000mm。
それはカタログ値だから知ってる。

でもズーム中域だと、今何ミリなのか
知る術がないのです。


※撮影メニューから「ズームメモリー」をOn
 すれば、焦点距離の表示が出ます。

これだと、ズームレバーを動かすごとに
その都度焦点距離の表示がでます。

便利なんだけど、レバーをギューッとひいても
ちょっとずつしかズームしなくなる。一段階ごとにしか動かない。

カメラを出して、サッと望遠側にしたくでも出来ないんです。
それで今のところズームメモリーは使ってません。

さらにいうとクイックバックズームも使えなくなります。
これは早急に改善すべきです。(3/30記)


EXIFを参照して焦点距離を5.6倍すれば
概算値は出るけど現場じゃムリ。

超望遠ズームにおいて、何より必要なものでしょ。
数字って。そう思わない?

DSCN1297.jpg
ISO100 F6.3 1/320秒 1500mm相当

欧州車は、普通のセダンでもスピードメーターに
240kmまで数字が書いてあったりする。

エンジンのスペックから考えると絶対出ないんだけどさ。
でも、それでいいわけ。ぐっと来るでしょ?

1000M防水の時計だって、そんなトコに潜れないんだけど
うわあスゲエって。

圧倒的な数字に男は弱いんです。
今オレは2000mmで撮ってるぞお、という実感が欲しいよねえ。

・・・オレだけですか。ひょっとして。

心情的なものはさておいても、今の画角だけは知りたい。
画面内に見えるのは恐ろしく小さいズームインジケータだけ。

これじゃあダメじゃん!

それで、色々やってみると興味深いことがわかりました。
このカメラのズームの動きには規則性があるんです。

ズームレバーを望遠端いっぱいまで引いてから
指先でちょいと弾くように戻す。

ちょっとだけ、広角側になるわけだけど
そのときの焦点距離は必ず1800mmになるんです。

その後は弾くたびに、1600→1500→1400
のように、ある規則性をもって変化していきます。

表にしてみました。
(ズームメモリーOffとした場合の動作です)

名称未設定-1


こんなん憶えられん!そう思うでしょ。
僕もムリですわ。

でも、リアルタイムで表示される開放F値を
見ながらズームレバーをちょいちょいと弾く。

F5.6からF6.3に変化するあたりが1200mmなんだと
わかれば、ちょっとは助けになると思うんです。


さて、このカメラで超絶解像を得るためには
どうしたらよいか。まずはやっぱり距離だと思います。

もちろん最短撮影距離の5mで撮るのが一番いいわけですけど
なかなかそんな機会はないです。

5m.jpg

5mから撮影した模型。三脚、10秒タイマー、室内。
最高の条件で撮ってます。2000mm域。

これで、ジワジワ下がりながら撮り較べてみた。

クリックで等倍
限界解像

15mくらいまで試してみたけど、背景の細かい繊維も
解像するんです。なかなか凄い。

しかし実際には、大気の揺らぎや、手ぶれ、被写体ぶれ
などで、そうそうココまで良い絵はでません。

15mくらいのカワセミ。

DSCN0920.jpg
ISO100 F6.5 1/100秒 -0.3EV

サムネイルで見る限りはとても綺麗です。
ですが、このときは気温も高く、陽が強く当たりすぎてました。

同じ距離からのカワセミの比較です。
クリックで拡大。

15m比較

やっぱり右側は少し甘い感じがする。
でもこれはマシなほう。

晴天の日中で気温が高いと、どうにも
ならないです。これは一眼でも同じですけどね。

なにより、15mは遠い。やはり理想は10m以内。

早朝のひんやりとした空気の中での撮影が、
勝利への鍵ではないかと。

P1900122.jpg

このカメラを使うに当たって
必ず必要になるのがドットサイト。

「絶対」という言葉は好きではありませんが、
コレがないと、実際ムリだわなあ。2000mmだもん。

鳥を見つけてカメラ向けても画面内に導入するのが
とても困難。やっと見つけたと思ったらもういない。

多分、それの連続でしょう。ドットサイトなしだと。

P1900124.jpg

手持ちのデジスコドットコム製BR-FT1から
レリーズステーを外して、むりやり装着。

スキルのある人なら、もっと綺麗なのを
自作するんでしょうけどね。

三脚穴はふさがってしまうけど、手持ちが
楽しいカメラなのでオッケーでしょ!

DSCN0960_201503290815063a7.jpg
ISO1600 F6.5 1/2000秒 -0.7EV

ダイビングの撮影にも挑戦しましたけど、これは
全く不向きです。偶然に期待するしかない。

上の画像は2000mm望遠端での撮影。
ちょっとぶれちゃった(涙)

DSCN1988.jpg
ISO800 F5.6 1/1250秒 -0.3EV
1100mm相当

ズームダウンして少しは撮りやすくなるかと
いうと、やっぱり難しい。難しすぎるよ。

シャッタースピードの上限は1/2000秒。
これは物足りないです。

1000mm超えの超望遠撮影。SSはいくらあっても
足りない。あともう少し欲しい・・・。

AFはかなり速いんです。それは本当に素晴らしい。

でも、カワセミが着水したところを狙っても
AFが合う頃には離水しちゃってる。

DSCN1961.jpg

流石にそこまで要求するのは酷ですよね。
仕方ないと思う。

さらにはフレーミングの問題。

手ぶれ補正は恐ろしく優秀です。
なんせ2000mmが手持ちできちゃうんだから。

でも、カメラを動かしながら連写撮影すると
フレーム内で被写体が暴れます。

真ん中で捉えてるはずなのに、被写体が
端っこに行ってたり。

慣れないと、静物を撮っていても、あちこち
被写体が移動しますよ。きっちりカメラをホールドしないとダメ。

まあ、あくまで2000mmという異常な焦点域での
話なんですけどね。

今日は求愛給餌のシーンが撮れました。

DSCN1980.jpg

この時は、いよいよと言う場面までシャッターは
押しませんでした。一度連写しちゃうと暫く待たなくちゃいけない。

連写についても、色々と考えるところがあるわけですが
それはまた次回に。なんかつかれちまったぜい・・・。





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