2010/04/28
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm レビュー
待望の超広角ズーム、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mmを購入しました。
超広角レンズは重くてデカイ、という印象がありましたが
パナソニックの7-14mmを店頭で触って、その小ささ、軽さに
感動して、即購入。しばらく愛用していました。
較べると結構大きさが違いますね。でもこれには理由がありまして…

オリンパスのレンズは伸長させるとあんまりパナのレンズの変わらなくなります。
パナの7-14はズーム操作でもほとんど長さが変わりません。

一応ゆがみのチェックなんぞもしてみました。これは広角端9㎜

14㎜域

望遠端18㎜域

歪みは素直な感じですね。
さてここからは実写のテスト。東京ドイツ村にやってきました。

絞ってどのくらい画質の変化があるか試しました。
画面端を等倍で切り出してます。


開放F4からF5.6に絞ると画面端まできりっとします。でもこれ等倍での話ですからねえ。
普通に見る分には開放でも十分だと思いますけど。
F6.3とF5.6はほとんど差が無いように思います。
このレンズの美点はぐっと寄れること。

観覧車の上からジオラマフィルターを使用してみました。もうすこし長いレンズのほうが良さそう。

このレンズの購入理由は逆光に強いこと。パナのG VARIO 7-14はゴーストが出やすくて
かなり使いこなしが難しいんです。
比較画像を提示します。太陽はほぼ真横に位置しているんですが、それでも出てしまう。

僕は夜景撮影が主なので、特に気になります。壁に点々と出てますね。

GVARIO7-14㎜の広角端、35㎜換算で14㎜は本当に魅力的なんですけど、
しばしばゴーストが気になって撮影を諦めざると得ないことがありました。
その点、オリンパスのレンズは本当に優れています。

気に入って使っていたパナのレンズですが、出番はなくなりそう…。

それにしても、広角端だと広すぎて、望遠側にズームすることが結構あります。
焦点距離を確認すると14㎜(換算28㎜)のことが多くて、冷や汗が…。
超広角を生かす被写体探しが実は一番大変かも。