お前は誰なんだ?

DSC01883RAW.jpg
α7Ⅱ Macro-Switar 50mm f/1.8

いい季節になってきたので、オールドレンズを
持ってぶらぶらしております。

花もそうですけど、夜景を古いレンズで撮ると
独特の風合になる。

昼間だと、単にコントラストが低くて眠いだけ(汗)
でも、夜はなかなかイイ。

DSC01969RAW.jpg

最近気になるのは、カメラの機種名。

昔はたいてい数字を見ればどんなカメラか
すぐ分かったんだけど・・・。

NikonのD7200が評判がいいらしいんだけど
これがどんなカメラか全然わからないのよ。

キヤノンも同じで、8000DとかEOS Kiss X8iとか。
店頭で見てるとすげえモヤモヤします。

こいつは一体どういうカメラなんだって。

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家電はイメージに訴えかける商品名が
多いでしょう?

エアコンなら「霧が峰」とか「白くまくん」とか。
いかにも涼しそう・・・。

掃除機の「風神」。炊飯器の「踊り炊き」とか。

お米が釜のなかで踊ってる商品展示みて
その場で炊飯器買いました。すごく美味しそうだった!

カメラももっと分かりやすくならないのかね?

DSC01703RAW.jpg

でも、カメラメーカーって真面目なひとが
多いから、あんまりネーミングで遊ぶってことないかもね。

避難梯子の商品名に「オリロー」ってのが
あるけど、駄洒落のついたカメラは買いたくない(笑)

カメラでその秀逸なネーミングからヒットした
ものと言えば「写ルンです」。

このセンスをハイエンドの一眼に持ってくるのは
難しいか・・・。

武器の名前は結構いけるんじゃないですかね?
「エクスカリバー」でも「菊一文字」でも。

とにかく愛想のない英数字の組み合わせじゃあ
全くイメージも沸かないし興味が持てません。

特に後継機はダメだね。ほんと。

NikonのD810はいいカメラですけど、末尾の
10でもう負けてる気がする。お前は誰なんだって。

MarkⅡ、Ⅲ、Ⅳ・・・のように、根本がわかるような
ネーミングのほうがまだマシと言う気がします。

DSC02018RAW.jpg

ちょっと前にプジョーのCMで
「時速0kmでも、胸は高鳴る」

というのがありました。これはカメラにも通じますよね。
触っているだけで高揚するという。

楽しみ方も人によってずいぶん違いますから。

レンズのレビュー記事でまず最初に周辺見ちゃうヒトとか
カメラの起動時間にすごくこだわるヒトとか。

やっぱし、単に撮影するものではない気がします。
カメラって。

だからこそ、もう少し感情移入できるペットネームを
つけて欲しいのですけどね・・・。



写真は全てα7Ⅱ Macro-Switar 50mm f/1.8


フレア・ゴーストもなかなか良いものです

L1003491.jpg
LEICA M Ultron 21mm

都心の花畑。蜂・蝶が飛び交っております。
ハイスピードカメラ持ってくればよかった・・・。

L1003559.jpg
Ultron 21mm

日が傾いてきた。夕暮れが迫る時刻です。

花レンズは50年前のマクロレンズ
なんで、やはり逆光はキビシイ。

それでも、試みにレンズをむけると

L1003544.jpg
Macro-Switar 50mm f/1.8

あら、意外にコントラスト落ちなくて
いい雰囲気じゃあないですか・・・。

L1003537.jpg

おもいっきり、夕日を入れてみた。
これはこれで悪くないです。

いろんな味がでるね、マクロスヰター。

更に角度を変えていくと、ゴーストが
空から降ってきた!

L1003554.jpg

光のつぶてを花が懸命に受け止めてるみたい。
これは僕のお気に入り。

夢中になって逆光撮影してたら目が痛くなって
きました。自前のレンズは交換がきかない。アブナイ。

L1003586.jpg
Ultron 21mm F1.8

すっかり秋ですな・・・。


今回はEVFを使いました。逆光だとモニタは見難いし、
やはりEVFは便利です。

ライカにEVFなんて・・・と思うこともあるけど
これをみたらもっと嫌になるかも。

DSC_2772.jpg

手持ちのオリンパス製EVFを差し込んだら
正常に動いたという(汗)

この件については次回に。




マクロスヰター

50年以上前のレンズです。
ですが今もかなりの人気モノ。

MACRO-SWITAR 50mm f/1.8
DSC_2765.jpg

写真家・沢村徹さんの本を読むと
繰り返しこのレンズに言及しておられます。

いわく「美ボケレンズ」
「冬日のもとですら甘い色合いを醸す」

(オールドレンズパラダイス2より 翔泳社)

Cマウントのマクロスイターについては
そのボケ味を

「被写体が音も無く霧散するような味わい」
「気化するように儚い」

(オールドレンズレジェンドより 翔泳社)

いやはや、もはやレンズの解説じゃないですよ。
ウヰスキーならぬマクロスヰターというレベル。

すっかりその語り口にやられてしまいました。

KIPONのマウントアダプタ経由でライカMに。
DSC_2759.jpg

最初に気づくのは、ヘリコイドのギア比が
異常に低いこと。

回しても回しても、なかなか∞になりません。

それだけ精密なピント合わせが出来ると
いうことなんでしょうか。

ちょいと撮ってみました。

L1002861.jpg
LEICA M ISO200 F2 1/750秒

うーむ・・・ボケるなあ。大きい。
それ以外の感想は・・・えー(汗)

マクロレンズのボケ味をどうこう
言えるほど経験無かった。いま気づいたけど。

無理して語ろうとしても引き出しが無い。

童貞が語るナンパのHow toみたいな。
言えば言うほど、ひたすらイタい。

持ってるレンズと比較してみようかな。
僕の持ってるマクロで一番といえばコレ。

Makro Planar T*2/50 ZF
316339-carl-zeiss-makro-planar-t-2-50.jpg

こいつはマジにすごいレンズです。

開放のF2からカリカリ。あまりに鋭いので
絞っても画質変化がないという。

よく開放からシャープってフレーズが
ありますけど僕はこのレンズしか経験がありません。

確かにシャープだけど、やっぱり開放は
甘い。そういうのが普通ですよね。

これはひとつの物差しになるレンズです。

もう一つ、ライカMにつくマクロとして
ズマールも参戦させることにしました。

フィルム時代の接写装置です。

DSC_8866c_201309250912101a8.jpg
DSC_8861_2013092509120765e.jpg


フィルムと違って、ライカMならライブビューで
フォーカスを合わせられます。

今回はマクロチューブだけ使うことにしました。

DSC_2644.jpg

長い(汗)これだとどれくらい拡大できるのか。
大いに楽しみです。

さて、実写です。

まずはマクロスイターから
最短撮影距離で。
L1002673.jpg
Macro Switar 50mm f/1.8 
ISO 800 F2 1/15秒

モデルは深海魚のフィギュア。
好きなんだよねえ。リュウグウノツカイ。

ボケの大きさ、柔らかさを感じます。
一方ヌケが悪いというか色が濁っているような。

次はマクロプラナー
L1002661.jpg
Makro Planar T*2/50 ZF 
ISO 800 F2 1/15秒

マクロスイターより寄れますけど
撮影範囲を揃えてみました。

くっきりはっきり細部がキラリ。
さすが現代のレンズです。

次はズマール
L1002668.jpg
Summar 50mm/f2.0
ISO 800 F2 1/15秒

やっぱし古いレンズなんでコントラストが
低いですよね。色も濁った感じで。

ちなみにマクロチューブを全部つなげて撮ると
こんな感じ。

L1002664.jpg
Summar 50mm/f2.0 ISO800 F2 1/6秒

顕微鏡かよ!

もう少し比較。

マクロスイター
L1002703.jpg
Macro Switar 50mm f/1.8 ISO800 F2 1/90秒

マクロプラナー
L1002705.jpg
Makro Planar T*2/50 ZF ISO800 F2 1/90秒

同じ位置、同じ絞りですけど、
マクロスイターのボケは大きい。

溶け具合は、同じような感じですかね。
そしてやっぱりプラナーの方がくっきりです。

比較するとやはり50年選手・・・。
でも、ボケの大きさ柔らかさは魅力的。

このふわふわとした感じ。絵画のような。
これは最新のレンズにはない雰囲気です。

L1002952.jpg
ISO800 F2 1/360秒

食べ物が美味しそうに写るっていうのは
いいですよね。

L1002834.jpg
ISO200 F2 1/1500秒

良く「描写が太い、細い」という話がでます。
このレンズは「細い」らしい。

具体的にはどういうことを言うのか。
いまだにはっきりした解説をみたことがありません。

中央拡大
L10028341.jpg

開放近く。全体にふわっとしてますが
解像しているところは詳細に追える。

これが細いってことすか?軟調のレンズで
描写が細かい=ほそい。そういうことでいい?

ともかくこのレンズを持って歩くと
いろいろ楽しい。ご飯を待つ間も忙しい。

L1002928.jpg
ISO800 F1.8 1/500秒

50mmレンズなんで、風景もこなします。
でも前述のとおり、∞を出すのは大変。

回して回して・・・別にこのレンズじゃなくても
いいしなあ。もっぱら近接撮影です。

L1002869.jpg
ISO200 F5.6 1/1000秒

マクロレンズを買うと、花屋に寄ったり
道端でしゃがんだり。

生活パターンに変化がでます。

面白いレンズがあると色々したくなるわけで
これはいい事ですね。しみじみ。

L1002963.jpg
ISO800 F2 1/60秒


まもなく区切りですね・・・。

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