2012/10/29
ペンタックス Kマウントレンズ用アダプターQを使ってみる

BORG71FL PENTAXQ
ISO125 1/400秒 -O.7EV
クラスを超えた解像感。それがPENTAX Q。
久しぶりに使うと圧倒されます。
ペンタックス Kマウントレンズ用アダプターQという長い名前のオプションが
手元に来ました。待ち望んでいた商品なわけですが。

いったいナニをするのか?これです。
マウントアダプタにシャッターユニットが内蔵されてます。
ペンタックスQはボディにシャッターがついてません。
交換レンズにシャッターがついてるんです。
だから純正レンズ以外を使うときは電子シャッターしか使えなかった。
これだと、手ぶれで、被写体がブヨブヨ変形する現象がおきます。
今までは、動いているものなどは、撮影が困難でしたけど。これならいける。
ただ、実焦点距離の5倍以上の画角になりますのでねえ。ボーグ71FLなら2200mmですか。

とても小さく短い。このシステムが2000mm超えというのだから
痛快です。しかも画質がイイ。
問題は、シャッターユニットの音が結構大きいこと。振動も結構あります。
ブレの対策は必ず必要。手持ちはムリだ。
ゆっくりと流れていくカルガモ。追うのが大変。

カメラをななめに傾けてやっとマガモのくちばしが入った。
2000mm超を使いこなすのは、ものすごく難しいです。

今日は明るかったので少し絞りも入れてみました。
71mm口径を65mmに。この程度でも色収差を抑える効果はあります。

河口にてカワセミを撮る。

ちょっと、露出オーバーだ(汗)でも、この解像ぶりを見れば、文句もないです。
ピントがくれば、眼の覚めるような解像。

本当にこれ2.3型のセンサーなのか?そういう感じですよね。
数少ない不満点は、連写の遅さ。
今回は、リモコンで無限連写して撮影しましたけど、「カッタン、カッタン・・・」
これってQ10になると少しは解消されるのかなあ。
そういえば、ど派手カラーリングのQ10がそろそろ届く頃だね・・・。