昭和ひとケタ

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GXR MOUNTA12 SUMMILUX 35mmF1.4

父が退院して間もなく、また入院。
きっかけは急激な腹痛。

腸管は麻痺しており、症状は思わしくない。

驚異のタフネスを誇るわが父も、いよいよ…。
家族皆で覚悟しました。

緊急手術、開腹してみると腸から2本、
魚の骨が突き出ていいまして。

「あーこれはタイですねえ。」

外科医の声が空しく響く。立ち会っていた自分は
がっくりうなだれて言葉もなし。なんで骨まで食べるかねえ…。

一転して家族の非難を一身に浴びる父。

数週の入院を経て、退院するもまたしても激しい腹痛。
またしても腸管麻痺。業界用語ではイレウスといいます。

父に聞くと、家の冷蔵庫にあった焼豚を食べたらしい。
退院してすぐチャーシュー。とほほ。そりゃあお腹も
ビックリするよ…。

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昭和一桁の世代は飢餓世代とも言われてます。

父もイマ食べないと、今度いつ食べられるかわからないという
切迫感に満ちた少年時代を送ったようです。

満腹でも、テーブルの上の饅頭は全部食べてしまう。
あげくに糖尿になったり。

若い頃に経験した飢餓というものは、心の奥深くに
刻まれるようで、そう簡単には消えないもののようですね。

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エビフライはひとり2本まで、イチゴは3個まで。
ケンカにならないように母がしつこくいっても
兄貴が僕の分をかすめとる。

とられた僕が泣くと、父は決まってこういいました。

「わかったか。これが社会の厳しさだ」

あなたは兄を叱る立場じゃないのかよ!
変なことばっかり言ってさあ。

今考えると、イモひとつでつかみ合いのケンカをする
大人たちをみて育った世代ならでは、の考え方かも。

でも家の食卓でそんな話はされたくないよな。
やっぱり間違ってるよ。方向が。

やなせたかし氏(アンパンマンの作者)によると

「究極の正義とはひもじいものに食べ物を与えることである」

というのがありまして、シンプルながらも非常に深い。
氏も軍隊で飢餓を経験されています。

ここはぜひWikipediaの「アンパンマンと正義」をご一覧
頂きたい。「正義」という厄介なものに、シンプルでとても深遠な解を
与えておられます。

ともかく結婚式のタイ、特に骨には注意しよう。
キケンだ…。






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幼き日のトラウマ

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先日の連休最終日。何故かというかやはりというか
ディズニーランドにいたのです。

連休最終日、特に午後はガラガラ。なので好んで
その日を狙うわけです。

しかし最近は、そうでもない…情報が発達してますからなあ。
WEBやケータイで待ち時間が確認できるようになりましたし。

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とはいうものの、やはり休日としては異例に空いてますね。
食事もゆっくりとれる。

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閉店後みたいだね。単に寒いという話もある。

50年以上前のレンズ。そのシャープネスに唖然とする。
GXR+SUMMILUX35mmF1.4 F2にて
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等倍
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よく、レンズの性能にフィルムがやっと追いついたとか
言われましたけど、デジタルでさらに…ですかね。

んで、今回の本題はコレ。
ほうきに手足が生えてる。

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「ファンタジア」という1940年代のディズニー映画に出てきます。

魔法使いの弟子になったミッキーがほうきに魔法をかけて
水汲みをさせるんですが、止め方がわからず、水浸しになる話。

この手足つきのほうきが暴走するんですけど、これを絵本で見た
日は怖くて眠れませんでした。

その後、その絵本に近づくのが怖くてね…。

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ディズニーランドも場所によっては超辛口だったりするよ?
「白雪姫と七人の小人」なんて、幼児が号泣するくらい怖い。

「カリブの海賊」なんて、略奪、暴行をストレートに描いて
挙句に、町ごと燃やしちゃう!

ボーボー燃える町並みをサカナに酒盛りする海賊とか。
全然ファンタジーじゃない。

それでも、なんか凄みは伝わってくるね。
今でも覚えてるし。良いんだか悪いんだか。


ミニ三脚を忍ばせて撮る夜のディズニー

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GXR A1 2MOUNT Summilux 35mm F1.4
ISO 800 F1.4 1/12秒 -1.3EV

いやあ、寒いっす。たまらんです。
それでも、夜景を求めて街をフラフラしてます。

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ディズニーお一人さまも続けてます。修行だと思って。

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カップルが多くて、気が滅入る…なんてことはないです。
やつらもツラい思いしてます。平日の夜なのにめちゃ混み。

高いわりに酷い味のご飯を食べるために長蛇の列。
険しい表情のカップル多し。ケンカしないでね。

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さて、ディズニーはずいぶん前から三脚禁止。
パレードを業務用カメラで撮影して販売したやつが
いるらしい。それ以降だめになったとか。

まあ、人混みのなかで三脚立てて花火撮るオヤジとか
迷惑なひともいるからなあ。

でもだーれもいない運河のほとりで使うにはかまわないと
思うんだけど…。

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そんな時にはコイツが重宝します。LEITZの雲台と卓上三脚。

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大きさ比較のためにケータイを並べてみました。
この手のミニ三脚って、剛性不足の物が多いんだけど
これはしっかりしてる。

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脚の部分はアルミに焼付け塗装がしてあり、コレクション製も高い。
雲台はFOOMI、三脚はTOOUGというコードネームがついてます。

これは胸に三脚をあてがって撮影。テーブルに立てるだけでなく
スタビライザーとしても有効…。

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ズミルックスは開放F1.4という明るいレンズなんで、つい手持ちで
撮りたくなるんです。でも後で見るとえらい甘い。

もともと開放で甘いのに、細かいブレが加わると、もうダメ。
やっぱりしっかり固定が重要ですね。

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壁とかテーブルとかにちょっとあてがって撮影。
アルミ製で脚も軽いし小さなかばんに収まるし。

たまたま安く売っていたのを海外のネットショップで見て
購入したんですけど、ピカピカの状態でした。

そうかと思うと新宿某店で見たやつは
触っただけで、病気になりそうなバッチイのが
2万円弱で売ってたり。

店によってかなり価格幅があるので丹念に
探すといいことあるかもしれませんね。

やらかすヒト

超のつく高級ホテル。
同僚の結婚式で。

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Summaron 28mm F5.6

いつも初めての場所は緊張します。
悟られてはイケナイ、場馴れした感じで
車を地下駐車場へ…。

そのとたんガーンとゲートが降りてきました。
出口だったみたい…。

車は係りの方がしずしずと駐車場にもっていって
くれました。

それなら最初から誘導してくれればいいのに。
逆ギレ気味に考えていたら、係りの方が耳元で

「お客様、ズボンのチャックが開いております…」

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なんかすっかり脱力…。
おとなしく、自分のテーブルを撮影したりして過ごしました。

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GXR Summilux 35mm F1.4
ISO200 F1.8 1/400秒

昔っから大事なところでやらかす。

友達のお父さんが買ったばかりのゲレンデバーゲン
(推定1500万円)を雪道で横転させたり。

お茶の先生をしている親戚の茶室で寝タバコして
特製のタタミに大穴開けたりとか。

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ここ一番という場面では、ジッとして動かない。
喋りたくても黙る。そうしないと…。



古くて小さくて・・・

小さくて可愛い。そういうレンズ。

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小さく軽いって本当に偉大。
GXRにつけると、出歩きたくなって困る。

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しかし、きれいなブツがなかなか見つからない。
特にレンズ。

14万円の値札がついたレンズを光にかざすと
無数のホコリが白く霞んだレンズの向こうに見えた。

「きれいなほうです。これは」

その後もいくつかのショップで見せてもらったけど、
確かにピカピカのはめったに無い。

まあ古いレンズだからねえ…しかもフードが高いんだ。
これが。

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これが5万円。なんじゃそりゃ。

手の込んだ塗装が施してあり形状も複雑。
しかも製造数が少ない…高値になる要件を
満たしているのはわかるんですが。

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結局、海外通販で買いました。

傷なし、ホコリなし、カビなしで、
外装は新品同様という触れ込みの品。

きれいなフードとセットで1800米ドル。
14万弱ですか。フード要らないんだけどなあ。

現物見ずに買うなんて馬鹿げてますね。
自分でもそう思います。

実際のブツはちゃんとホコリ入り(苦笑)
拭き傷もあるけど、まずまず良い状態。
何より外装がきれいでしたね。

んで、これが1stショット。
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GXR+Summaron 2.8cm
ISO800 F8 1/2秒 -0.3EV

新宿歌舞伎町の駐車場でパチリ。
色が薄くて眠い。

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これも同じ感じ。モロに光を入れちゃあ
だめみたい。まあ当然ですかね。半世紀前のレンズだし。

ところがですね。条件を整えると…

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ISO 800 F5.6 1秒 

なんかすごく良い感じ。きれい…。

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ちゃんと撮ればすごい写り。素晴らしい。
特定の条件でとてつもない力を発揮するという。

魁皇の右上手みたいなもんですか。入った瞬間に
場内が沸く。

逆光はすごく弱い。道悪の岡部幸雄みたいな。
なんだか判らないことをいってますが。








 

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