つゆときえにしG-SHOCK

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いよいよW杯が近づいてきましたねえ。
日本は苦戦が予想されてますが頑張ってほしいものです。

この時期になると、がぜん出動回数が増えるのがこの2つ。
94年のW杯アメリカ大会の記念モデルです。

まだG-SHOCKのブームは来ておらず、しかも日本が最終戦でW杯出場を逃したため
全く盛り上がらなかったモデルです。

お通夜みたいな雰囲気の日本のスタジオで、「テツ(柱谷哲二)」もよく頑張りました」と
お兄ちゃん(柱谷幸一)が泣きながらコメントしてたのを今でも思い出します。
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しょっぱい思い出のW杯モデル。なかでもアナログのAW-594がお気に入り。
そいつのベゼルが突如割れてしまいました。

予兆はあった。ちょっと前に電池が切れたので、時計店で電池交換を頼んだのです。
すると思いがけず

「電池交換の時に、ベゼルを外さないといけないんですけど
 いまにも割れてしまいそうなので、ウチでは無理ですね」

そう言って断られてしまいました。見た目はそんな感じはしなかったので
訝しげに思ってたんですけど、その通りになってしまいました。

プロの目は侮れません。
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とぼけた顔のカニみたいな。スクリューバックっていいよね…って
そういう問題じゃない!このままでは、使えません。

カシオでは「交換部品なし」とのことで、リペアを引き受けてくれない。

ま、14年前の時計だからなあ。どの年代でも修理しますよという
メーカーもあるけど(パテックとかAPとか)そういう製品ではないし。

eBayやメルカリをチェックすると、ベゼルが割れて、カニ状態の
G-SHOCKがいくつも出品されてます。みんな困ってる。
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僕はオリジナルへのこだわりゼロなので、
とにかく動いてくれればいいんです。

同じ構造のベゼルを持つG-SHOCKを手持ちの中から
いくつかピックアップ。ベゼルは4本のビスを止まってるだけなので簡単に外れます。

ベゼルの内側には柔らかい緩衝材がインサートされてる。
この部品も衝撃吸収に重要です。

思い出してみたら、一時期、アナログのG-SHOCKにどっぷりはまってたんだっけ。
10mの高さから落としても、針が外れないっていう。そういうのにしびれてたのね。
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スケルトンのモデルも発見。見事な黄ばみっぷり。
買ったときは透き通るような乳白色だったのに。

樹脂にとって、大敵は2つ。高温多湿と紫外線です。
でも、そういうとこが-SHOCKのメインフィールドだよね(笑)

高温下で水分に暴露→加水分解
紫外線暴露→光フリース転位

以上により黄ばみが出現するのであります、押忍!
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世界サンゴ礁保護協会オフィシャルモデル DW-8201WC-2T

本当にきれいな時計でした。ステンレスの輝きと青い文字の
コントラストが強烈。

一時期は20万円以上のプレミアがついてた。
でも錆びるんだよね(笑)ダイバーウオッチなのに。

きれいなのは最初だけ。どんどん黄色くなってくる。

今、オークションに出てるのは、ほとんどが汚らしく変色したヤツばかり。
価格も黄ばんでる(笑)一気に急降下。

でも安くなっても買う気しないなあ。一度黄ばむと
どうやっても元に戻らない。諸行無常。
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無事にぴったりとくる代替部品を見つけて装着。
時計屋さんに

「ベゼルが割れても、ベルトが切れてもかまいません。
防水試験も要りません。ともかく電池交換だけしてほしいんです。」

そう頼んでやっと使えるようになりました。やれやれ。

古いG-SHOCKを使い続けたくてもカシオがメンテを断るんで、
もうG-SHOCKなんか買わない!と怒ってるひともいる。

でも個人的には、そのはかなさがむしろ愛しい。

いろんな現場で酷使され蕩尽される。どんどんボロくなってそのうち使えなくなる。
実用品の寂しいさだめ。。

スケルトンは老けるのが早いアイドルみたいなもんで
今を楽しむしかない。あるいは防湿庫に保存(笑)

部品取り用に、同じベゼルを持つ若い製品を安く探すのも
アリかな。なんかビンテージカー趣味みたいじゃない?

これからもG-SHOCKを使い続けます。

カッコなんか気にすんな!

小学生になっても時計がちゃんと読めない。
そういう子供でした。

初めて腕時計を買うときに、父にしつこく頼んでおいたのは。
文字盤にもれなく数字が書いてあるヤツをお願い!

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こういうのじゃないと読めなかった。いやホントの話。

中学入学のとき、デジタルウオッチを買ってもらいました。
このときは本当にうれしかった。だって見ればわかるでしょ?
時間が。

もう悩まなくてすむんだ・・・。
よく考えるとまだ時計苦手だったんだなあ。13歳。

で、父に薦められたのがこれ。初代G-SHOCK

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最初みたときは「ウへーカッコわりい。イヤだよこんなの」
画像よりも、実物のほうがもっとサエない感じ。分厚くて。

実際にCasioのエライ人は

「こんな漬物石みたいなの、売れるわけ無い」

と言ったとか。いやまさにそういう感じでしたよ。

僕が買ってもらったのはALBAのデジタルウオッチ。

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写真を探していたらヤフオクに出品されてました。
ビンテージものとして。そういう扱いなのね。今は。

数字をメモしたり、乱数を発生させたり。
これでずいぶん遊びました。

ストップウオッチを二度押しして、どれだけ
タイム縮められるかとか。乱数をスロットマシンに見立てたり。

それに較べてG-SHOCKの地味なこと・・・。

90年代におきたG-SHOCKブームで、初代G-SHOCKは
神格化される存在になります。

ブーム真っ最中に、ミントコンディションのブツが40万円で売っているのを見たことがあります。出世しすぎだよ。


「伝統を継ぐもの」としてCASIOが発売。
 初代に近い雰囲気の時計。

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なんか垢抜けちゃって・・・
すっかりお洒落さんになってしまいました。

裏面は、スクリューバックになってる。これも初代と一緒。

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しかし、お値段なんと3万8千円。ちょっとまってくれよ、と。
初代は1万1千じゃなかったっけ?量販店では8980円だった気が・・・。

メーカーもしっかり「神話」に乗っかってるんだなあ。
初代と較べると、太陽光発電かつ電波時計なわけで高くなるのもしかたないけど。

でもねえ・・・なんか安くて地味だけど、
信じられないくらい丈夫というイメージとはちがうよね。

ここで、素晴らしいインタビュー記事が。
ぜひ、じっくり読んでいただきたい。
 
30年経った今だから話せる、
初代G-SHOCK開発秘話


驚き、あきれ、そして感動。

28歳の青年技術者が独りで設計し、発売寸前まで
設計が固まらず、薄氷を踏む思いで世に送り出した腕時計が世界を席巻するという。

しかも、今もカシオで設計者として活躍。誰もやりたがらない
安価で目立たない時計を作ってらっしゃる。

なんかジーンとしてきますね。いい話だなあ・・・。

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現在のラインで、最も初代に近いのがコレだとおもいます。
やっぱし地味~。通販で1万3000円でした。

電波ソーラーで、満充電で暗闇でも10ヶ月動きます。
しかも、暗くなって時計の動きが無くなると、勝手に「寝る」んです。パワーセーブモードになる。

すごいよね・・・それととても大事なことだけど軽い!
時計していることが苦になりません。


しみじみ、時計を眺めていますと、あのころに戻ったような。
でも、やっぱり13歳の僕はALBAを選んだと思います。

かっこ悪いもん。











ギラギラ、テカテカのG-Shock

90年代後半にG-Shockブームがあった。

僕もブームに踊った一人で、
限定のG-Shockを並んで買ったりした。

その後ブームは沈静化し、人気モデルを
定価の4-5倍のプレミアムをつけて売っていた
「専門店」は軒並み閉店している・・・。

しかし僕の中ではG-Shockはまだまだ熱い。
今回はコレを買った。

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Model GA-110GB-1AJF
NikonD3 ISO200 F8 1/60秒 マニュアル

すごいギラギラ。視認性は極端に悪く
なれないと時刻を確認することさえ出来ない。

その名も「Black&Gold」
過去にゴールドのモデルがあるにはあったが
もっと控えめな色調だった。

これはベゼルもテカテカと光っており
はっきり言ってかなり下品な感じがする。

でも好きなのよね~こういうのが。
ちょっと記念写真のつもりでパチリ。

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ところがやってみるとものすごく難しい。
ストロボとレフ一枚で始めたのだが
全然うまく撮れない・・・。

ああでもない、こうでもないと試行錯誤。
ストロボをもう一灯持ち出してみたり。

で、こうなった。
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ここでG-SHOCKのサイトに載っている写真を。
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さすがプロの技。G-Shockのカタログ用の写真は
8灯!使用していると、ブツ撮り本に書いてあった。

じっくりプロの画像を眺めていると、何が足りないのか
だんだん分かってくる。

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まあ他にもいろいろあるけど・・・
まずはキチンとフォルムを出す意味で
下から補助光を。(フィルインライトというそうです)

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カタログの写真を見ると、ベタッとした光は
ひとつもなくて、エッジを効かせたライティングの
集合体であることがわかってきました。

ブツ撮りの本を見ながら、黒レフで反射の
具合を調節するとか。もう午前1時過ぎたよ・・・。

DSC_8494.jpg

んで、冒頭の写真になるわけね。
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まだまだ理想のブツ撮りには遠い。
でも、眠いのでここでギブアップですわ。

カタログの写真とか今まで無造作に転載して
ましたけど、深く反省。あの写真には匠の技が
結集していたんですね。






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