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ブルーライトで失明って…(汗)

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8月14日のYahoo!ニュースにはぶったまげました。

スマホのブルーライトで失明早まる可能性という扇情的な見出し。
暗闇でのスマートフォンの使用がその一因…ってオレのことじゃん!

加齢黄斑変性って一番かかりたくない病気のひとつ…やだなあ。
視野が歪んだり、中心部が見えなくなったり。これがジワジワ進むのです。

この記事を読んで、慌ててブルーライトカット眼鏡を買いに行った人も
多いんじゃないか。この記事がステマなら超優秀ですよ。
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この際だから、ブルーライトについて考えてみることにしました。
かなりテキトーです。だって物理苦手なんだよ…。

パナソニックのサイトから頂いてきました。標準比視感度曲線というやつ。
僕らの眼がどの色に一番敏感かという。
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これで見ると黄緑が一番明るく見えるんだね。
いっぽう、青にはあんまり反応してない。これなら別に問題なさそう。

でも、本題はそこじゃなくて、波長なんです。

Yahooニュース中にある、「青い光はパワーがあり周波数が短い」という文。
正確には、周波数が短いからパワーがあるのです。

物質による電磁波の吸収 E=hv=hc/λ

h  : プランク定数 6.62607 ×10-34 [ Js ]
ν  : 振動数
c  : 真空中の光速 2.99792458×108 [ m/s ]
λ   : 真空中の電磁波の波長 [m]

・・・うん、もうやめよう。誰も望んでないんだ。

要する、波長が短いほど、物質に吸収されやすい。
ここが大事。海が青く見えるのと同じ理屈です。

波長の短いブルーライトは網膜に吸収されやすいわけですな。
もっと波長を短くすると紫外線になる。紫外線も人体に吸収されやすい。

スキーの後、眼が真っ赤になったりするでしょ。雪眼炎ってやつ。
あれは網膜じゃなくて角膜の炎症ですけど。
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で、一般的な液晶パネルやスマホに使われてる白色LED。
あれは青色LEDと黄色蛍光体の組み合わせで出来てます。

なんで青色なのかって、それは可視光線の中でも波長が短いから。
蛍光体の役割は青色を吸収させて、波長を伸ばすこと。

つまり青から、黄色とか赤を作ってるわけね。
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これは白色LEDのスペクトル分布図。

これで見ると、一目瞭然。波長の短いほう=青に、鋭いピークがあるんだよね。
どうもコレが良くないらしいと考える人たちがいるわけです。

動物実験では青色LED飼育下でマウスの網膜に変性が起こることが報告されてます。
これはいろんな研究者が同じような結果を得てます。
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ブルーライト有害説を眉唾と考える人たちもいます。
青空をずっと見てると、目が悪くなるんかい!と。

晴天の太陽光が10万ルクス。蛍光灯の室内が500ルクス。
スマホの光はもっと暗い。それで何が起こるの? うむ、もっともな意見だと思う。

Yahooニュースでは紹介されてなかったけど、同じ論文を解説した
他のサイトの記事では、

光量を考えると、そんなに害はないんじゃないか(it's not great but it seems tolerable)

という穏当な意見も載ってた。
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ブルーライトを危険だと考えるひとの懸念は、暗がりだと
瞳孔が開いて、ブルーライトに対して無防備な状態になってしまうこと。

対策としては、暗い部屋で使うのはやめよう。ブルーライトカットフィルタや
保護メガネを使おう。そういうことですね。

それよりは画面の輝度を下げた方がよさそうな気もしますが。
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で、やっと加齢黄斑変性のはなしにもどってきた。

Yahooニュースでは7人に1人の割合で…書いてある。
そんなに多くはない!日本人なら1%くらいです。

米国では、失明の原因の1位がコレなので、彼らとしては切実です。

原因はいまだ不明ですが、最大の危険因子はタバコ。
次が太陽光と言われてます。特に紫外線や青色など波長の短い成分。

なので、青色LEDに対して彼らが危機感を覚えるのは当然の流れと言えるかも。
しかもLEDの実用化はごく最近の話。

50年くらいたって、今の子供たちが次々視力低下に陥ってから
しまった!じゃあ間に合わない…そういうことなんでしょうね。
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最後に、ニュースになったネタ元の論文はScientific Reportsに載ったもの。
衝撃的な内容であり、色んな科学系サイトに解説記事が載ってます。

で、元の論文をじっくり読んだんだけど、まったく理解不能(涙)
ここ数日、ヒマを見つけては読み込んだんですけど…。

今週まったく更新出来なかったのも、コレが原因です。
もう疲れたので、しばらくはこういうのから離れます。


写真はすべてRX100M5 

サンタン

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この暑さで全く外に出る気がしないわけですが、大人はもちろん子供も出ない。
というより、子供の日焼けは有害という風潮です。

特に白人は気にする。というのも、白人の人々は僕ら有色人種なんかより
ずっと皮膚の悪性腫瘍にかかりやすいんだよね。

Fitzpatrick scaleというのがあります。
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Epidermal Melanin メラニン量
Cancer Risk がんの危険性

肌の色が濃いほど、皮膚がんになりにくい。わかりやすいね。

日焼けすると、赤くなるだけで、褐色にならないようなヒト。
具体的には金髪、青い目。そういうひとは気を付けないといけない。

そもそも、日焼けして黒くなるのはメラニン産生によるものです。
メラニンは紫外線をよく吸収するわけで日焼けって一種の防御機構なんです。
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色白のヒトは紫外線によるDNA損傷を起こしやすい。特に白人は。

紫外線の害を啓蒙するサイトをみてると、
室内も注意せよなんて書いてある。

室内にいても紫外線は結構浴びてるものなんだそうで、防御が望ましいと。

「米国の学校では授業中の帽子やサングラスは禁じられているが…」

という一文があって吹き出してしまいました。
どこの国だって禁止だよ!
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それにかぶれたんだかなんだか知りませんが、
最近は日焼けの害を気にする風潮が我が国でも目立ちます。

「生涯に浴びる紫外線量のうち80%を18歳までに浴びる」
という衝撃的な文がやたら出てくる。

いろいろネタ元を探すんだけど、
「だそうです」 「らしい」 の連続で要するにコピペなんだよ。出典がわからない。

で、いろいろ調べてみるとStemらがDermatologyという雑誌に発表した論文にいきつく。
1986年だから、もう30年以上経つ、ずいぶん古い論文ですよね。

そんなわけない!という反証も当然行われており、それを読むと
基本的に年齢=被爆量で、18歳までに浴びる量はぜいぜい25%です、となってる。

そもそも、ひとによってずいぶん浴びる量は違うはず。

ゲームオタクからサラリーマンという人生と
野球少年から漁師という人生では浴びる量はかなり違うだろうし。

前掲の論文ではゴルフの愛好家は紫外線をより浴びるとなってる。なるほど。
釣りや鳥撮りもたくさん浴びてそうだね。

様々な論文で示されている通り、紫外線は皮膚の老化を早めるし(光老化)
過度の日焼けは、腫瘍のリスクを高めるわけです。

出来れば、帽子かぶったり、日焼け止め(SPF30以上)を使ったほうが良い。
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それでも、相変わらず日焼けしたい人は多い。

小麦色なんて、今は死語となりつつあるけど、
夏の生ビールCMは、程よく日焼けして白い歯の娘じゃないとしっくりこない。

論文を読んでるとやたらとインドア・タンニングという言葉が出てきます。
日焼けサロンのことだね。
Inside_a_tanning_bed,_March_2006
サンタン、というと、程よい日焼けの意味になる。

70年代に欧米で日焼けサロンが大流行したんですが、
現在、若年者への使用は法律で禁じる国が増えてきました。

日焼けが大好きな若者になんでそんなに焼くの?と聞いたら

「自信がつく」
「なまっ白い自分を想像できない」
「日焼けは生活の一部」

なんだそうで、りっぱな依存症だよ。人間やめますか、日焼けやめますかのレベル。
将来困るかもよ、なんていっても響かないだろうなあ。


あかね空、不正入試、ロベルトモレノ

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不正入試の発覚で医学界が揺れております。

夕焼けを見ながら、いろいろとこれについて思いを馳せるわけですが
まずは現在の医学部の状況からおはなし。

とにかく私大医学部は金がない。すかんぴんであります。
意外でありますが、これはちゃんとデータ(※1)があります。

年間、ひとりの医学生にかかる教育費は1700万円超。
メインの収入である学費は平均500万円。大赤字です。

学費を上げたくても、もう十分に高くてこれ以上、上げられない。
(注 国立なら学費は1/10です)

そして、支出の大半を占める人件費、これがとてつもなく高い。

国からの補助金や企業・個人からの寄付を入れても
1校あたり年間の赤字が46億円という状態。

極端な話、ある程度の学力が担保されてるんなら、
寄付金の高い順に入学させたいのが、彼らの本音かもしれない。
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現在、医学部の偏差値はバブル状態。

以前は高収入かつ安定していることで人気だった職業、
例えば弁護士、歯科医、国家公務員、銀行員などの株が大暴落。

優秀な学生がみんな医学部を目指してます。

ヒトがどんどん集まるので、学力だけじゃなく人柄も重視するようになった。
最近は学科は通ったけど、面接で落ちるというのが珍しくないです。

結果として、最近卒業して現場に出てくる若いお医者さんは
すごく優秀かつ人柄がいい。

勉強は出来るけど人間性はポンコツみたいな人はめったに見なくなった。

医学部の人気は過熱する一方なので、ますますハードルが上がりそう。
合格基準に容姿が入ってくるんじゃないかと心配です。デブは駄目とか(爆)
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ロベルト・モレノというブラジル人のレーサーがいます。
90年の日本GPではネルソン・ピケに次ぐ2位に入賞。

その実力は誰もが認めるところですが、なぜかシートに恵まれず、代役ばかり。
誠実な人柄でも知られており、なぜレギュラーとして活躍できないのか不思議でした。

一説にはその容姿が影響したと言われてます。
背が低く、20代前半から、すでに頭髪はまばら。いわゆる若ハゲだったのです。

当時のレース雑誌に載ってた関係者のインタビューによれば

「彼がもう少し足が長くて、もう少し髪の毛があったら
 フェラーリのドライバーになれたろう」

「同じくらいの速さのドライバーが2人いたら、
見た目がカッコいいほうをチョイスするものだ」

もう身もふたもないんですけど、人気商売だからねえ。
今回の不正入試の話を聞いて、何故か悲運のブラジル人ドライバーを思い出しました。
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自分の実力以外で認めて貰えないって辛いよね。
東京医大に入れるはずだった学生にはぜひ救済措置を!

ちなみに医学部は、入る前も、入ってからも大変で、試験と実習はとてもハードです。
医者になるぞという強い意志がないと続かない。

卒業しても、国家試験に通らないと免許がもらえません。
不正に合格したひとはいずれ淘汰されるんじゃないですかね。

※1 日本私立医科大学協会

オトナの舌 猫の舌

公園だけでなく、森の中にもネコは住んでいます。
僕が写真を撮っていると近寄るでもなく、かといって無視するわけでもなく。

ただ見ている…。
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ところでネコの味覚は苦み・酸味に鋭く、
塩味・甘味に鈍いとモノの本には書いてありました。

苦みと酸味は食物の腐敗に直結。
食べたらアブナイ。

僕らだって、日が経ったナマモノは匂いかいだり
舌先で舐めたり、恐る恐るですもの。

危険回避の本能といいますか。
苦いもの、辛いものを喜んで食べるのは人間だけだよね。きっと。
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ところで生魚の味って、かなり独特じゃないですか?
似ているものがないというか。

あれはお醤油つけないと、「甘い」「辛い」「しょっぱい」「にがい」のどれでもないでしょ。
すごく不思議な味ですよ。

この何とも形容しがたい味がとにかく苦手でねえ。
刺身は30歳くらいからやっと食べられるようになった。

旨いと感じるようになったのは40歳過ぎ。どんだけ奥手なんだ(汗)
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大人が好み、子供が苦手と言えば香辛料。
僕はこれも苦手です。情けない。

わさびとかキムチが平気な子供とか信じられないよ。
彼らの味覚って、我々の何倍も敏感と聞いたことがある、

そういう子供が大人になるころには、舌の細胞は
爆撃を受け続ける戦場の大地のようになってるんじゃないかと。
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ネコは当然、あのツンと来る感じは嫌がるだろうけど、僕も得意じゃないです。
わさびがキライな大人が結構多いと最近知って心強い気がしてます。

単純な辛味は基本的に不快なものでしょ。
わさびは香りがいいとか、わずかな甘みがあるから好まれるわけで。

Wikiには、徳川家康が献上されたわさびをたいそう気に入って
その生産を庇護したと書いてありますが、僕なら手打ちにしてたと思う(汗)

相変わらず、まとまらない話で申し訳ない。
今日はケータイで撮影した夕焼けタイムラプス。



うまいこと撮るんなら、一眼なみにいろいろ
設定しなきゃいけない。これならカメラで撮ったほうがまだ楽。

なかなか楽させてくれませんねえ。

男は編み物禁止!

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先日寄った、あるコンビニのトイレの貼り紙が気になりまして。
「小便用の便器に大便をしないでください」

いったいどうして?どうやって?とか疑問は尽きないわけです。
まっとうなヒトは、そんなことはしないわけで。

犯人は相当おかしなヤツです。
そもそも、そういうヒトは貼り紙なんか見ないでしょうね。

大多数の人が常識だと思ってることも、それをひっくり返すヤツがいると
明文化しなきゃいけないという典型です。
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「変な法律」「Funny law」で検索すると山ほど実例がでてきます。

有名なのはワシントン州の「雪男(Big foot)を虐待すると逮捕、あるいは罰金が課される」
とかオハイオ州の「魚を泥酔させる行為は違法」とか。

でも、背景がわかんないと、あんまり面白くないのよねえ。
魚を酔わせるってなに?

「オハイオ州法を全部見たけど、そんな条文はなかったし
環境局に問い合わせてみたけどわからなかった」

というような書き込みがアメリカの掲示板にありまして、
自分と同じような考えのヒマ人がいるのかと心強く思いました。
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ネバダ州には高速道路をラクダで走っちゃダメという法律があります。
これもまとめサイトにいっぱい載ってる。

でも、そもそもアメリカの中西部になんでラクダがいるんだという話には誰も触れてない。

調べてみると(暇だねホント)1856年に米軍がラクダを30頭ばかり輸入して
輸送手段として試したんだとか。ネバダ・エンサイクロペディアというサイトに載ってました。

あの荒涼とした中西部の風景にラクダはフィットする気がするなあ。乾燥にも強いしね。
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でも、ラクダは岩場が苦手なんだそうで。さらにラクダの姿をみると馬が怖がってしまう。
そういうわけで1875年「public highway」をラクダは通行しちゃいけないことになった。

1875年は、まだ車なんか走ってません。highwayは駅馬車が通る
大通りくらいの意味なんだと思います。

条文だけ見てると、舗装された高速道をラクダで疾走したアホが
いたのかも、と思ってしまう。でも、そういう歴史背景がわかれば、面白いし納得です。
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刑務所でバターの代用品を提供してはいけないーウイスコンシン州。
これも結構ナゾですね。

ネット上で州法が参照できるので見てみると代用品=マーガリンらしい。
ともかくマーガリンを何としても使わせたくないらしいのね。

学校や病院でもマーガリン禁止。飲食店でも、客が望む場合を除いて
提供しちゃダメ。店舗での販売には厳しい規制があります。

根底には、酪農地帯としての誇りがあるみたいですね。質の高いバターがあるんだから
そんなもん使わずに、地産地消に協力しやがれってことですか。
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キリがないのでこれで終わりにしますけど、個人的にとても気になったのは
ニュージャージー州法。

It is against the law for a man to knit during the fishing season
漁期中に男性が編み物をするのは違法

町中の漁師が大漁旗をはためかせながらいざ船出!の時に、家で編み物してちゃ
マズいだろ、ということか?調べたけど、よくわからなかったんです。残念。

現在のニュージャージーは、水産業というよりは、観光や遊びとしての釣りが
有名のようです。以前は漁業がメインだったのかなあ。

こういう変な法律は、すでに廃止されてるか、あるにはあるけど死文化してて、
誰も取り締まる人がいません。

改正するにも手間とお金がかかるし放置してる場合が多いとのこと。
なるほど。


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