LEICA M9 + Telyt560mm 出撃!

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LEICAM9+Telyt560mmF5.6 ISO320 F8 1/360秒

やっとこLEICA M9で野鳥撮影をする準備が出来ました。
何しろ情報が少なくてどうやっていいのか分からなかったのです。

出撃の前に機材の説明。
まずはビゾフレックスvisoflexの話。

ライカのファインダーってレンズを交換しても景色は一緒。
ここまでが写りますよ、という枠の大きさが変化するだけです。

135mmのレンズを付けると、ファインダの真ん中にとっても
小さな枠が浮かびます。これで撮れってか!?と最初はビックリします。
ま、慣れますけど。

やはり望遠撮影は一眼レフの方が圧倒的に有利です。
ビゾフレックスはM型ライカを一眼レフにするユニット。
最後期型のⅢ型ならM9にも使えます。
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長ーいレリーズアームを押し込むと、カパッとミラーが跳ね上がります。
なんともノンビリとした操作感です。

ビゾフレックス用に様々なレンズが出てます。またいくつかのM型用レンズは
レンズヘッドを取り外して、ビゾフレックスで使用できます。
これはTelyt200mmF4を付けたところ。
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問題はビゾフレックス用アクセサリーの多彩さ。
レンズごとにヘリコイドのユニットが違っていたりして混沌としてます。
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最初に買ったセットがTelevit-Rでした。これはライカの一眼
Rシリーズ用でM型にはつけられません。M9で使うためには
Televit14136が必要です。

ところが、このパーツがなかなか売ってない。人気が高いというわけでは
なく、単にマイナーな存在ということのようです。

国外のネットでは、「俺のテレビットRにM型を付けたいんだけど
どうすればいい?」みたいな書き込みがあって、みんな苦労している
みたいです。

僕も、いくつかの業者さんに、マウント変更の改造依頼をしてみましたが
あまり色よい返事はいただけませんでした。

どうしようかな・・・と思案しているところに英国の中古業者がTelevitを
持っていることを発見。即オーダー。値段は1万円くらいでした。

業者によれば状態は「Excellent」とのことでしたが、実際は
かなりくたびれていて、ヘリコイドもしぶい状態でしたが
なにしろこれがないと使えませんので。

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さて、ようやくフィールドテストです。
夜明け近くに出発。カワセミを待ちます。
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しかし待てど暮らせど・・・いつもの展開ですな。
いつもここにいるガチョウを撮ってみます。
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等倍までアップ。いい感じの解像です。
鳩を撮ったり、ニャンコを撮ったりして暇つぶし。
待つこと3時間やっときた!
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なんかいまいちキレが・・・ピントがずれてる気がします。
よし、もう少し追い込むぞ。そう思ったとき
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もしもし、池の中でわんこを遊ばせちゃあいけませんよ・・・。
もちろん、カワセミもいなくなりました。とほほ。

やってみて分かるのはレンズの暗さ。ピントがすごく合わせにくいです。
F8まで絞らないと収差が目立つんですが、その状態では正確なピント合わせは
とても出来ません。

開放でみっちり合わせて、その後絞りを操作。
ミラーアップして本体のシャッターをタイマーで切る。

これくらいしないと、ぶれでかなり甘くなります。
もちろんミラーアップしている間はファインダは真っ暗・・・。
いやー大変ですけど、面白い!困ったもんです、はい。
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夕刻の再挑戦


1週間に一度のお楽しみ。河原でカワセミ撮影。
しかしカワセミは姿を現さず・・・。
あーまたこれで一週間お預けかあ。やれやれ。

帰り際にだっく師匠から言われました。

「仕事早めに上がって、夕方きたら?」

よっしゃ、それだ!さいわいに仕事がヒマだったので
日没1時間前に河原に着きました。

あれ?定位置にオレンジ色のロードスターが。
師匠がきてるぞ・・・。

「おやあ?なんでいるの・・・」
それは僕のセリフですって。言われた通り来ましたよ。

聞けば師匠はこれから浚渫作業をするつもりのようです。

このフィールドの水位がぐんぐん下がっているのは
本流からの流入路に砂が堆積しているせいだとニラんで
いるようです。

本来は手伝わなければいけないんですけど、
カワセミ撮影の魅力には勝てなかった・・・師匠すんません。

E-P2+Telyt560mmf5.6 等倍近くまでトリミング
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真央ちゃんはよく魚を落とす・・・。E-P2+Telyt560mmf5.6 ISO200 F6.3 1/40sec
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陽が落ちるにつれて、SSがみるみる下がってきました。
これじゃあハイスピード動画は厳しい・・・。

こうしてみると、大昔のライカレンズは今もかなりの実力です。
等倍でもキレイ。E-P2に接続すると1000mm超えますので
やっぱりぶれまくり。
このレンズにはNEXが合ってると思います。やはり。
E-P2だとISO200以上には上げたくないのです。個人的に。
そうするとぶれますね。当たり前ですが。

NEXはISO800まで実用になります。さらに秒7コマ連写も
ショックは小さめですので当たりのコマを引くチャンスも
多くなるはず。

動画をダラ流しで撮りながらしばし師匠とカワセミ談義。
「ザリー」と「真央ちゃん」の2羽が大いに活躍しました。

「ザリー」と「真央ちゃん」

水が勢いよく流れ込んできて、浚渫の効果は上々。
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こういう細かな手当てがあって、フィールドが
成り立っているんですね。

絶好調のポイントが数ヶ月で壊滅とかあるもんなあ。
自然のゆらぎって、振り幅が大きすぎます。

今しがたすごい勢いで雨が降ってきました。
はたして河原はどう変化するでしょうか・・・。



ライカの超望遠レンズ テリート560mmF5.6を試す

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今回はライカ製の超望遠レンズ テリート(telyt)560mmF5.6を
マイクロフォーサーズボディにつけてみました。

このレンズは1967年製。僕よりちょっと年上です。
40年以上前のモノですが、描写がいいので、最新のデジタル一眼と
組み合わせて使用している方もおられるようです。

海外のネットショップで、400mmとセット(!)で売られていました。
日本円で7万円強です。注文して4日くらいで届きました。
すごい時代だよねえ…。

フードは組み込み式でかなり懐がふかく実用的。分割して運ぶことができます。
上から560mmのレンズ、400mm、テレビット(televit)と呼ばれる部品です。
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テレビット部分でピントを合わせるわけですが、ガングリップ部分の
ボタンを押すとヘリコイドが解放され素早いフォーカシングが可能になります。
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二つ大きなダイヤルがついてますが、これを絞ると、この間しか
フォーカシングチューブが移動しなくなります。

つまりこれはフォーカスリミッタですな。超アナログだけど有効。
良くできてますね。

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560mmレンズの前玉はねじ込んであるだけ。簡単に外せます。
掃除が楽でいいなあ…。

構成は2群2枚。じつはこの前玉がレンズのすべてなんです。
持つとズッシリきますよ。2群2枚のシンプル構成は、最近だとBorgが有名ですよね。

早速、自宅でE-P2に取り付け…ライカ本には最短撮影距離8mとか
書いてありましたけど560mmシステムは5mくらい、400mmは3mくらいで合焦します。

家の中でザハトラーを広げてテスト。
自分でもアホだなあ…と思いながらもやるしかないのだ。
だってそこにレンズがあるんだもん!
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左がテリート560mm。右がVRニッコール500mm。
右下の収差に40年の歴史を感じます。
解像力は…あんまり変わらない??
名称未設定-2
で、フィールドでのテスト。カワセミを待ちますがいつまでたっても
青い小鳥はきません・・・。
Telyt560mm+EP2 ノートリ
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中央部トリミング。
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やはり厳しい条件では収差が気になります。
これは等倍画像。シャープネス処理なし。
P9060918.jpg

この画像のみトーンカーブを少し調整。
P9060954.jpg
シャープネス処理は一切なしでこの解像・・・もう十分すぎるくらいの性能です。
重さも1.7kgと大変軽量ですし、これでレンズ一本あたり3万5千円はもう投げ売り状態。
いったい、1967年当時いくらだったんだろ。これ。

ともあれNEXの相棒はこれに決まり!です。

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