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いつもこころに温石を

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α9Ⅱ SEL400F28GM 

週に一度のお楽しみ。鳥撮りデーであります。
WhetherNews有料版では、朝から晴れの予報。

しかし、フィールドに着くと、どんより曇っています。
そのうち霧雨に…。

しかし予報は修正されず、ずっと晴れのまま。

カワセミの姿はみえずPerfectBouzuであります。
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僕らはお目当ての鳥に出会えなかったときに
「ボウズ」を使います。

もともとは釣りの用語で、全く釣れないこと。
「食い気がない」→「毛が無い」のもじりだそうです。「おでこ」とも。

水商売でも客から指名がないことを「坊主」
あるいはお茶をひくと言います。

ヒマな遊女に客に出すお茶を挽かせていた事が由来。

これがお茶挽きからおちゃっぴいに変化していきます。

おしゃべりで活発なさまを言うわけですが
江戸川乱歩も小説の中で使ってたの。おちゃっぴい。

老人がギャル言葉を使ってるみたいな違和感が
あったなあ。ぴいって何よ。

そういえば何の話だったっけ?
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カワセミを諦めてベニマシコの出現する
ビオトープにやってきました。

P1000を持った年配のバーダーに挨拶。

「今日はどうですか」
「何にも出ませんねえ…こんなことはあんまりないんですが」

なんか僕が行く先々でこういう話が出る。
しかしそんなことではめげない。意地でも赤い鳥を探すのじゃ!

と、さっそく赤っぽい鳥が目の前を横切った!
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ガビか…特に赤くはないね。
疲れてんのかな。

お、今度こそ赤っぽいぞ!
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モズだった…。
さらに雨が強くなってきた。寒い。

茂みでもぞもぞしてる鳥がいる。今度こそかあ!
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カシラダカか。ちょっと赤いよね。
そうでもないか。

なんかぐったりしてきた。
風も強い。予報は変わらず晴れ。

眼で見て明らかな間違いなら訂正すればいいのに
なんでずっと晴れのままなんだろう??
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結局ベニマシコには会えず、夕方コミミズクの
ポイントへ。

つくなり、目の前にチョウゲンボウ。
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このあと、すぐ飛んでしまった…けど幸先いい。
なんかすぐ会えそうな気がしてきた。

有名なスポットでもあり、バーダーがずらりと
並んでいます。よーし、頼むぞ!

で、結果としてはおちゃっぴい…ではなくボウズ。
なんでなの(涙)

やっぱし僕は向いてないのかしら。
そんな風にいじけていたら旧知のSTGさんとばったりお会いしました。

「これで2回連続ボウズだよ~」

さらりとそうおっしゃるのです。
なんか心の中がじんわり温まりました。温石効果とでもいいましょうか。

石を温めて懐炉代わりに持つのが温石(おんじゃく)
いや、そんな豆はどうでもいい。

僕だけじゃなかった。それが無性に心強かったのです。

結論としてはいい加減にしろウエザーニューズ。
最後まで太陽は出なかったぞ。

コミミはどこじゃーい!

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いつもこのブログを見てくださっているK先輩から
千葉に住んでるなら、手賀沼のコミミズクはどう?という話がありまして。

手賀沼に来るのは初めてです。
同じ千葉でもかなり離れているんですよね。

対岸の羽田空港まで30分もかからないのに、
手賀沼までは1時間半かかってしまいました。
無題
 世界の歴史まっぷよりダウンロード 一部を拡大

千葉県は大きく北、中央、南の三つにわけられます。
北から、下総(しもうさ)、上総(かずさ)、安房(あわ)と呼ばれています。

都に近いほうが下(下総)というのも変な感じ。
これは歴史的な経緯があり、開発は南側から進んだのです。

和歌山県と千葉県は共通する地名が多い。
紀州半島から黒潮に乗って移住してきた人々が故郷を想い名付けたんでしょう。

南北に長い県なので、北と南では言葉も違うし、
気質も異なります。南に行くほど南国人特有のゆるさが出てくる(笑)
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さて、教えて頂いたポイントに行くと、周囲360°全てが枯れた田んぼ。
特定の場所に構えるのではなく、みなさん思い思いに散らばって待機してる。

なるほど、ミサゴと同じく完全に運任せのようですね。面白い!

3時くらいになって、はるか遠くにコミミズク出現。
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300メートル以上はゆうにありそう。
周囲のバーダーから一斉にため息。

「今日はあっちかあ…」

とどまる人あり、大砲を担いで歩き出す人あり。
相当な距離があるけど、クルマで移動する人はさすがにいません。

それにしても遠い…一番近くまで歩いて行ってもヨンニッパではゴマ粒みたい。

飛びモノ達人ASKさんは地元で超ドアップのコミミを撮影しているというのに…。
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移動中にノスリ発見。
なるほど、ここは猛禽天国のようです。

しかし予想が外れた時のリカバーを考えないと。
機材を抱えてあちこち歩き回るのもなあ…やはり自転車か。
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んなわけで前から欲しかった英国製の
折りたたみ自転車Bromptonを購入しました。



たたむたびに、よくこんなの考え付くなあ、と
感心してしまいます。天才の仕事と言っていい。
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パサートの荷室は巨大なので積載能力にはほとんど影響なし。

折りたたみ自転車だけど荷台が付いているし、ワンタッチで大きなカゴもつく。

後輪をたたむと、荷台がスタンドの代わりになる。
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犬が座ってるみたいな(笑)
さらにたたんでいくとこんな形に。
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この状態でサドルを押すとコロコロと転がる。
荷台に小さなローラーが仕込んであるの。

サドルをいっぱいまでたたむとストッパーになり
転がらなくなる。めちゃアタマいいなあ…。

こんなに小さくなりますけどちゃんと6速ギア付き。
走ってみると、なるほどコレはものが違う。すごく快適です。
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これでポイントを大きく外しても大丈夫。

「コミミはどこじゃーい!」

叫びつつ疾走することだって出来る。
ま、そんな馬鹿なことはしません。ひっそり移動しますけど。

これで、超大型の公園でも移動しながら探鳥を
楽しめそう。ちょっとわくわくです。

小さな小さな決定的瞬間

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α9Ⅱ SEL400F28GM 

どこにでもいる、というと言い過ぎかもしれませんが
セキレイの仲間は本当によく見かけます。

都市部のコンビニの駐車場にもいる。
餌も水場もないようなところでも、ひょこひょこ歩き回ってます。
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しかし、飛び回るところを撮るとなると難しい。
正直、カワセミのほうがよほど楽に思えます。

いつ飛ぶか予測が立たないうえに
飛び方が不規則。こんなの無理だよ…。

頑張って撮っても見た目が地味(笑)
カワセミの止まりもののほうがウケは良い。

飛びモノのマニアにだけわかってもらえる(汗)
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繰り返し飛び上がっては、踊るように
飛翔するハクセキレイ。いったい何をしてるんだ?

連写してみてわかった。羽虫をキャッチしてるんだね。
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最初はセンサーについたゴミかと(汗)
こんな小さいのを狙ってキャッチするんですね。すげえ!

ちなみに動画だとこうなる。RX10M4で480fps。
全画面1920X1080での視聴をおすすめします。虫が小さすぎてわからない(汗)



うーむ、大リーグのファインプレーを見てる
ようですねえ。うまいこと捕まえるもんです。

セキレイの体長は20㎝くらいです。
捕まえてる羽虫は1㎜くらいか?

人間に換算すると、10~20m飛び上がって
1㎝にも満たないかたまりをキャッチしてることになります。

やつらの動体視力、身体能力は僕らの想像を超えてますね。
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じっくりセキレイを撮影しているうちに
彼らに対するリスペクトの念が出てきました。

ホバリングの仕草もよく見れば、猛禽の
それのようにカッコいいかも。

写真見るとやっぱり地味よね(笑) でも
このブログを見てくださる方にはわかってもらえると思います。きっと。

2倍テレコンでマッカチンに迫るのだ

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α9Ⅱ FE 400mm F2.8 GM OSS SEL20TC 800㎜

真っ赤な鳥を見たくて、埼玉県民の森に行ってきました。

この時期だと雪が多いんですが、やはり暖冬。
ほぼドライのコンディションです。
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都幾川からの県道172号線は、道路の崩落で
通行止めになってました。

国道299号線芦ヶ久保からのルートなら
県民の森まで通ることが出来ます。(途中通行止めの看板あり)
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武甲山。いつ見ても、その異様な姿に圧倒される。
アステカの遺跡みたいだよねえ。

セメントの原料である石灰岩の宝庫なのです。
秩父セメントが山肌をガリガリ削ったので、こんな姿になった。

いつかは山自体がなくなるかも。
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県民の森から秩父市街を眺める。
真夜中は夜景がなかなか良さそうです。

大学時代、夜景のサークルに入っていたのです。
メンバーは男6人(笑) 

深夜のファミレスでじっと地図を眺めて狙いを定め
真っ暗な山道から夜景を眺める。それが楽しかったんです。

PageMakerで雑誌を作ったりしました。
90年代初めころなので、DTPという言葉がはやり始めたころですね。
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目の前に飛び込んできたのはヤマガラ。
毛の一本一本が解像。ドアップかくあるべし。

この場所で見るのは初めてかも。ゴジュウカラ。
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2倍テレコンで暗いし動き回るし、かなり手ごわい。
それにこの鳥の顔にはピンが合いにくい。

顔がヨコの直線で構成されてるから?
まさかそんな。
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ノートリです。

やっとピンが来た。100枚レリーズして納得の
解像は1枚くらい。晴れていればもうちょいキリリとするはず。

シャープネスをかけたいけど、このブログは基本的に
レタッチしないことにしてるんで我慢。
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ずいぶん色鮮やかな鳥だなあと思ったら
カシラダカでした。こんなに綺麗なんだね。

考えてみれば、ここまで近くでみることも
無かった気がする。
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続いて、オオマシコ♀や若鳥がやってきました。
いよいよ赤い鳥の出番です。

部分的な赤みなんですけど、普段見ない色なので
すごく鮮やかに感じますね。
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単色の赤よりも、色が混じった方がベイヤー的
にはウレシイ(汗)アトリとか凄く解像するじゃんか?

そしてついに…
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真打登場。
威厳というか大御所な感じがある(笑)

子供のころ、歌謡ショーのトリは美空ひばりとか
三波春夫とか。あれに通じるものがある。ラスボスですよ。
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しばらくオオマシコ♂を撮影し、管理棟方面へ。
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ここでやっとまとまった雪が出てきた。
ウソが出没するスポットを散策。

しかし、全く野鳥の声がしません。
シーンとしてる。猛禽でも出たのかしらん?

最後にひょっこり出てきたヤマガラを撮って終了。
ヤマガラで始まってヤマガラに終わった。
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ところでタイトルのマッカチンでありますが・・・。
関東の方言で「アメリカザリガニ」のことです。

子供のころスルメでザリガニ釣りをやってて
ひときわ大きく真っ赤なやつが取れると

「マッカチンだ!」

それはそれは嬉しかったものです。
在来種の淡色のザリなんかは雑魚扱い(汗)

今回の鳥撮り、最後に出てきたオオマシコの赤さは
マッカチンのわくわくに通じるものがありましたね。しみじみ。

ドアップ狂は何度でも死ぬ

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α9Ⅱ FE 400mm F2.8 GM OSS

雄々しく立ち上がってますなあ…。
背筋のびのび。タツノオトシゴ型離水とでもいいましょうか。

わがフィールドは、空前の活況。
大食いの♀カワセミが30分おきにやって来るのです。
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SEL14TC 560mm ISO640 F4 1/4000s -1EV

常連のみなさんは、鳥の個体識別もシビアです。

左から13番目の羽(次列風切)が傷ついている
からあれは別個体だね、とか。

普通そんなのわからないよ…。
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SEL14TC 560mm ISO800 F4 1/4000s -1EV

ひっきりなしにやって来ては水に飛び込む。

漫然と撮り続けると、とんでもない回数のシャッター
を切ることになります。

ブログをやっている皆さんは、最初は嬉しい悲鳴を
あげてたんだけど、そのうち本当の悲鳴に(汗)

帰宅してからRAW現像、選別、トリミング等の処理、
ブログアップまで8時間とか.。これが毎日続く。

一文にもならないのに、なんでこんな大変なことを
しなけりゃならんのだと皆さん嘆いております。

休むなり、やめるなりすればいいわけですが
それが出来ないのがブログ収容所の恐ろしさ…。
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SEL20TC 800㎜ ISO125 F7.1 1/200s -0.3EV

この日はめったに来てくれない超至近(7~8m)の
ダイビングスポットにも来た!

この距離だとため息が出るような解像。

反射的にやっていたのは2倍テレコンの装着(爆)
こんなに近いのに、なぜ…。
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SEL20TC 800mm ISO2000 F5.6 1/4000s -0.7EV

800㎜での超至近ダイブ…もう死んでもいい。

何回死ぬ気なんだと、常連さんから冷やかされ
ましたが、いやあ、たまらん。

でも、キレという面ではやはり物足りない。
テレコンを外して、400㎜に戻す。
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400㎜なら至近でも、ファインダで追えて
撮りやすいし、画質も安定します。

長年の望遠バカが広角側を選択するとは!

林に打ち込んだボールをイチかバチかで、
グリーンめがけて強打するんではなく、横に短く出す。

そういうのをみて、ケッとか思ってたんですけどね。
オレもオトナになったなあ…。

皆さんが帰ったあと、動画でも撮るかと残業。
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ISO320 F2.8 1/4000s -1EV

いきなりやってきて、突如ホバリング!

瞳にだけピンがくる深度の浅さ。そしてこのキレ。
もう死んでもいい(本日2回目)

テレコンを付けてたら、撮れなかったな…。
間を置かず、またホバリング。

ほぼノートリの画角でGIFを作ってみた。
gif.gif
うーむ、満足ぢゃ!

最後に動画を。



もう死んでも(以下略)

最後のダイブなんですけど、着水直後に羽を
大きく広げてますよね?浅いところではこうやってブレーキをかけるのかと感動。

高いところから、子供用のプールにダイビングする
チャレンジでも、着水寸前に、体をばっと広げるんだよね。同じ理屈なんです。

いやはや、それにしても今回はなかなか濃い
展開だったのでござる。それではまた。



プロフィール

panoramahead

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