2020/08/21
チタンベルト考
シーマスター ダイバー300M 007エディション「007 No time to die」モデル

今気づいたんですけど、時計がさかさま(汗)
ま、いいか・・・。
映画の方はコロナ禍をモロに喰らって
公開は11月に延期。今のご時世でどれくらいお客さんが来てくれるか…。
主演のD・クレイグはこれが最後ということで
相当気合い入ってたのに可哀想なことになってます。
シーマスター初のメッシュブレスなんですが
これがすこぶる調子がいいです。腕に吸い付くようにはまる。

チタンは傷がつきやすいのが残念ですけど
バックルの構造もしっかりしてて、本当に使いやすいです。
最初は柔らかいNATOストラップにしてたんですけど…。

チタンブレスモデル¥1,089,000(税込)
NATOストラップモデル ¥957,000(税込)
価格差は¥132,000。ちなみに部品としてあとから
チタンブレスを購入すると、17万円もする(!)
NATOストラップは部品として買うと4万円くらい。
なんでナイロンのベルトがこんなに高いかというと、チタンバックルのせいらしい。
両方揃えるなら、どっちのモデルを買ってもトータルの価格は変わりません。
ちなみに、NATOストラップモデルに限っては
もう一本ストラップを無料で貰えます。(正規代理店だけの特典)
そうすると、NATOモデルのほうがオトクかも?
ま、100万円の時計に得も何もない。買わないのが一番オトクだ(爆)

非常に具合が良いチタンブレスでありますが
細部の仕上げは宜しくない。
拡大してみる。

これは萎える。どうせならちゃんと面取りしてほしい。
17万もするのに…。
肌に密着する部分はツルツルなので実用上は
問題ないですけど、いくら何でもコレはなあ。
17万円で思い出した。同じような価格で買ったのがコレ。

GMW-B5000TCM-1JR
ケースもブレスもチタン。
定価19万2500円。購入価格は16万ちょい。
G-Shockは実直な時計なので、価格が高いのには
それなりの理由があります。
風防はサファイヤクリスタルガラス。
チタン製のケースには二重の表面硬化処理技術。

ブレスレットは寸胴ではなく、ウレタンベルトと
同じようにテーパー処理されています。
コマの上にあるディンプルまでウレタンベルトと同じ。
高価な素材で、安いモデルを再現するのがシブすぎる(笑)
こういう所が好きだなあ…。

カモフラ模様は、レーザー刻印で大・中・小の円を
穿つことで構成されています。
よく見るとコマの上にあるディンプルの中まで
レーザー刻印がされてますね。この偏執狂的仕上げには、手作業による調整が必要だそうです。
高いけど、その値打ちは十分にあると思う。
どこかのチタンブレスとは大違い(爆)

G-Shockとしては珍しく、Cリング方式を採用。
うっかりバネ棒外しでつついたりしない方がいいです(→経験者)
チタンケースはかなり前から採用例があります。
95年のDW-8200-1Aが初めてだった(ような)

もうかれこれ四半世紀になるんですね(嘆息)
G-Shockと言えば「3つの10」
10mの高さから落としても壊れず、10気圧の防水性を持ち、10年寿命がある
樹脂製のボディとウレタンのベルトは
衝撃吸収性能に大きく貢献してます。
その点、フルメタルボディは別次元の性能が要求されます。
これは97年のMRG-110TBN-2
「ブルーノート」とのコラボモデル。ケースもブレスもチタン。

今でもたまに着けてます。
当時はその軽さにぶったまげたものです。
あまりに軽く、むしろスカスカに感じた(汗)
G-Shockは丈夫な時計ですけど、樹脂製のボディは
長年使ってると加水分解して割れてしまいます。
電池交換の際に、破損することもあるので、
メーカーで修理を断られたりするんだよね。
チタンやメタルなら、その心配はない。
長く使うのならこっちですかねえ。