2019/07/23
1200㎜テレコンは眼の筋トレになる

先日のひとコマ。午前中の撮影がさっぱりでしたので
フィールドを上流へ遡りました。
先輩のバーダーさんがいらしたので、様子を伺うと
親切にポイントまで案内してくれました。有り難い…。

うんとくらい茂みのなかに幼鳥が一羽。
じっとして動きません。
1200㎜トリミングなしでこの大きさ。かなり遠いのが伝わるでしょうか。
止まりものはISO200で撮りたいのですが、SSが一桁になっちゃいます。
少し前に出てきた。
画角はこんな感じ(この画像は拡大しません)

こういう時は、ハイレゾ撮影に切り替えです。2倍テレコンでももちろん有効。
ハイレゾの画像は4440万画素(8160x5440)もあり、ブログ用に再圧縮しても
5MB内に収まりません。すこしトリミング&再圧縮して載せます。

被写体まで距離があり、かつ2倍テレコン使用でSO1600の条件です。
ここまで解像感を出すのはハイエンド一眼でも難しいのではないでしょうか。
OM-Dユーザーには、ぜひハイレゾのカワセミにトライしてほしいですね。
被写体が動くと駄目ですけど、数打てば当たるでしょう。
カワセミや猛禽などの動かずにじっとしてる鳥ならいけるはずです。
幼鳥の父親がやってきて、給餌用の魚とりをはじめました。
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さすがに2倍テレコンのF8では、暗すぎるので外して600㎜で撮影。
するとどうでしょう…めちゃめちゃ簡単に感じる!
600㎜が広角に思える(爆)
いやすごいぞマジに。2倍テレコン=パワーアンクル説を提唱したい。
体が軽い。新記録が出そうな予感がする。
与太話はともかく、この父親はなんだか羽色がさえないことに気づいた。
よく見ると、体のあちこちが傷んで、無残な姿です。
この写真だと頭のところしか目立たないけど…。

一緒に撮影していた大先輩によると、子供たちのお世話は
もっぱら父親ひとりで行っているんだとか。
そりゃあ頭もハゲるわけだよな。すごく親近感がわくぞ…。
最終的に持ってきた魚は自分の体長くらいある
オイカワでした。こんなの飲み込めるのかあ?

幼鳥への給餌は、茂みのうんと奥深く。
残念ながら撮影はできず。
ずいぶん長い間、ピイピイと幼鳥がせがむ声が聞こえたので
たっぷりと勿体ぶって渡したんでしょう。
いよいよ、明日からは晴れるみたいですね。
今後が楽しみです。