2010/08/12
1999年のデジタルカメラ
今日は珍しく仕事の話です。カルテにデジカメで撮った写真を貼り付けて、ひと目で分かるように
してるのですが、なかなか無いんですよ。いいプリンタが。
今まで使っていたのはカシオQV-5500SXと専用のシールプリンタ。
もう、ボロボロだけどいまだに現役で稼動中。

ちなみに、発売は1999年。この年の流行語は「ブッチホン」「リベンジ」
「カリスマ」なんかすごく昔に感じますねえ…。
このプリンタは一枚のシールがデカイ。傷の具合とか、画像所見とかを
デジカメで撮って、カルテに貼り付けてます。
画像は粗いけど、結構実用的。
ただ、さすがに10年以上経ちますからね。
シールの在庫も払底してるみたい。たまにヤフオクで見かけるくらいで
入手困難になってきました。
仕方なく重い腰を上げて代替機の選定をしました。
このプリンタ、まだ使えるんだけどなあ…。

で、買ったのがこれ。FujiのFinePix80EXRとモバイルプリンタ「PiVi」
いやーデジカメの10年ってすごいね。赤外線通信であっという間に出力終了。

画像のクオリティも十分。これなら読影にも耐えうると思います。

それに比べるとQV-5500SXは…1GのメモリでVistaを動かすみたいな
感じですか。いやもっと遅い。でも10年良く頑張ったね…。
QV-5500SXは130万画素ですけど、必要にして十分です。
例えば腰椎のMRI画像↓

この画像はわずか320x256のドットで構成されてます。
フィルムに出力するときはこいつを12個とか16個並べるわけですが
病変が写ってるのはせいぜい数カット。
気になる部分をコピーするだけなら30万画素でも大丈夫なんです…。
それにしても…カシオはこの数年後にあのEXILIM初号機を出すんですよね。
メモリ1GのVistaと8G搭載のWindows7くらい速度が違うんですけど。しつこいか。
僕のベストコンパクトっていまだに2代目EXILIMなんですよね。
単焦点、レリーズタイムラグ0.01秒。いまでもたまに持ち出してます。
数年で1GのVista…ってもうやめるけど、爆速デジカメが同じメーカーから出たわけで。
この10年のデジタルスチルカメラの技術って沸騰し続けてるんだなあ。