おじいさんの古時計・・・じゃなくてライカ

ライカDⅢとファットエルマーを手に入れました。
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うんと昔のカメラに憧れて、いろいろ調べてましたが
どうも要領を得ない。やっぱり触らないと。

ライカ親方こと美銀座さんに、鉄板の機種を教わりました。
Ⅲfのレッドダイアル。タマ数は豊富にあります。

見て回って手にとって・・・どれも魅力的。ピカピカの奴が手頃な値段であちこちに。
どれにしようか・・・考えているうちに目が回ってきました。

そうしたらコレが。

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ブラックペイントに、ニッケルの赤い輝き。
一瞬で、ズドーンと。

しかし、初心者がこういうのでいいのかしらん。
親方のススメに従うのが一番間違いがないはずなんだけど。

さわってみると、じんわりイイ手ごたえなんすよ。
コンパクトだけどしっかりしてて。

気になるのはライカの文字がにじんでること。

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これが気になってさ・・・やっぱしこのロゴは大事にしたい。


あとで知ったのですが、この文字は象嵌(ぞうがん)という技法を用いているんだそうで。
文字を彫ったミゾに、金や銀をかなづちで打ち込んで、焼入れ、研磨。

大変な手間がかかっているようです。

経年変化で、にじんでるわけですが、後で再塗装した個体にはこのにじみがない。
いわば、象嵌のにじみはオリジナルペイントの証し!

そうと分かると、このニジミも急にありがたいものに見える。
・・・でもにじみの無い方がもっと素敵だったなあ(汗)

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ボディは1933年製でした。僕の父より1歳年下です。
同じような年代のレンズをさがしてみました。初代エルマー90mm。

このレンズは1932年製、つまり昭和7年ですね。
父と同い年のレンズを見つけてなんとなく嬉しい気持ち。縁を感じるといいますか。

鏡筒が太いので「Fat Elmar」
体型といい、クタビレ具合といい父にそっくりだ・・・。

このレンズはオーストリアの業者に送ってもらいました。

名称未設定-1

ウイーンからドイツのケルンへ。ケルンからインドのムンバイ、そして中国深圳。
地球を半周してやってきた!(世界地図でみたらほぼ一直線なんだね)

こうしてみると荷物が遊んでる状態はほとんどないの。
ちょっと前まで、海外通販って1ヶ月待ちとか当たり前だったのに。

はるばるウイーンからやってきたレンズをM9で試してみました。

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M9 "FAT" Elmar 9cm f4
ISO640 F4 1/30秒

80歳のレンズですけど頑張りますなあ。開放なんだけどね~。

これは現代のレンズに負けない画質だと思います。
F8まで絞るとカリカリ。

ボディについてたニッケルエルマー5cmで撮影。開放。
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M9  Elmar 5cm f3.5
ISO640 F3.5 1/30秒

このレンズもいいよね。なんかオールドレンズとはいいながら
開放から結構良いのはどういうわけだ。レタッチはしてないですよ?

ファットエルマーのシリアルナンバーを見てたら、
1932年に生産された内の第1号機だということが判明しました。

息子が大きくなったら、お祖父さんの形見として渡してあげよう。
父はこのレンズのこと一切知りませんけどね。まあいいじゃないかと。



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とても古い、カメラが欲しい

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ライカM3 エルマーM 50mmF3.5

1954年に、ライカM3と同時に発売になったエルマーM。
地味な存在なので、安いんですけど、あんまりタマがない。

ずいぶん時間がかかりましたけど、やっと綺麗なブツを見つけました。
カビなし、拭きキズなし、くもりなしで、5万6千円。

一部のライカレンズは、中国のライカブームで信じられないような
高騰をみせてますが、これは大丈夫。実用レンズだもんね。

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光学系は同じと言われる赤エルマーと並べると、
本当に同じなの?と思うくらい印象が違います。

フードをつけてみるとさらにその印象派つよくなります。

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デカイぜ、エルマーM。僕は小さいものが好きなので、赤エルマーの方が
好みであります。

エルマーMのフードは3種類。これは一番最初のタイプでITOOYという
コードネームがついてます。

ライカアクセサリーのバイブル、中村信一さんの本を読むと、これが
一番出来がイイらしい。

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フード内部に羅紗が貼ってあって、逆付けして収納するときも
レンズ鏡筒を傷つけないんだとか。

でも僕が買ったのは、羅紗が剥げ落ちてた(涙)ゾリゾリですわ。
まあ60年前のフードだからなあ。

現代のフードと違って、手が込んでいるので見ると買いたくなって
しまいます。困ったもんだ。ライカを知る前まではフードなんてなんの興味もなかったのに。

さて、なんでエルマーMを探していたかというと、歴代エルマーのなかで
最も、逆光に強いらしいんです。

幾重にも遮光板が鏡筒内に重ねられているらしいです。バラしたことないんで
分かりませんが。そういえばTelyt560mmも凄い数の遮光板が入ってましたっけ。

まずは赤エルマーで撮ってみると。

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M9 Elmar50mmF3.5(Screw)
ISO320 F3.5 1/125秒 +0.3EV

まあいつもの赤エルマー的世界で。もう大好きですけど。
ふんわりとしてます。

で、次にエルマーM。

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M9 Elmar-M 50mmF3.5
ISO320 F3.5 1/125秒 +0.3EV

当たり前ですけど、同じ光学系なので条件も一緒。
でも写りはかなり違いますね。これ開放だぜ?
逆光強すぎ!

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拡大しても、全然OKなクオリティですな。
発売は60年前ですよ・・・。

ところで、中古のカメラばかり見ていると、だんだんもっと古いほうへ
古いほうへと興味が向いて行きます。

最近は1930年代のカメラがいいなあ、なんて。考えてみると
僕の父と同じくらいの年なんですよね。

先日80歳の誕生祝を盛大にやりました。父に同じ年のライカを
プレゼントしようか?と言ったら

「俺は今はコレが一番好きだ」

といって、リコーのコンデジを見せられました。そういうもんですかねえ。








空をつかまえるレンズ

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LEICA M9 Summilux 35mm

フイルムカメラの撮影を、細々と続けているが、ちっとも
上手くならない。難しい。

現像しては、その出来に絶望しているのである。
その点、デジカメはいいよねえ。ホント。

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M9 ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6

フルサイズの12mmレンズ。どう写るか予想もつかない。
デジタルなら何度でも試行錯誤できる。

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素晴らしい夕焼けなので、家族を誘ったが反応なし。
みんな車の中で待つという。

カメラを持ち出すと長くなる事を知っているのだ。
しかも、外はまだまだ蒸し暑い。

無風流なやつらめ・・・ブツブツ言いつつ独り海岸まで
歩く。下の子だけがトボトボついてきた。

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M9 ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6

空がいっぱい写ってウレシイ。お前は小学生か、という。
でも本当にそうなの。12mmってすごい。

「僕は撮らないの?」

下の子にそういわれてギクリとした

僕も、父と同じことをしている。
彼は家族に眼もくれず撮影ばかり。

僕も親父の撮影に付き合うのは嫌だった。
こうやって家族が離れていく。

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35mmに換えて撮った一枚。帰りはおんぶして帰った・・・。

ついにローガンズ入隊か?それとも・・・

またしても休日は買い物のお供であった。

青い空を見ていると、ああ今日鳥たちは
どうしているだろうかと。切ない。
L1024693.jpg
LEICA M9 WltraWideHeliar12mm

こういう時はMFの修行…。
待ち時間にひたすら鍛錬するです。

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M9 Nokton50mm

それにしても合わせ難い。ぼやける感じがする。
撮影画像には影響ないみたいだけど。

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おお…これはひょっとして。

ついにローガンズ入隊のお知らせが
きたということでしょうか。

鳥撮りの先輩たちが口々にその辛さを
語るも、今ひとつピンとこなかったけど。

こういうことであったか。
なるほど不便だ…。

帰宅してからもしつこくピント合わせてみたり。
やっぱりぼやける(涙)

やれやれ、どこの眼鏡屋さんに行けばいいのか。

しかし、カメラをM3に換えたらパキッとあうぞ!?
ZeissIkonだと二重像が、くっきりキラリ。

んーどうやらM9のほうに問題があるみたいだ。
それはそれで困るんですけど…。

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これもM9とNokton。






# 海のトラ

魚と虎をたすと鯱。シャチですね。
今回はシャチのショーをハイスピードカメラで。

そう思って、車のトランクからデジスコを
降ろそうとすると、妻が

「そんなもの持って水族館に行かないで!」

と、悲鳴のような声を上げました。

いつぞや、ショットバーで店内をパノラマ撮影
したときは何も言わなかったのに・・・。
基準がよくわかりません。

しかたなく、M9に135mmをつけて撮影。
もっともシャチのショーに不向きなカメラです。
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最前列の客は猛烈な水しぶきを浴びて、びしょ濡れ。
シャチもそれを楽しむかのように、何度もダイブ。

写真L1024566.jpg
今回、じっくり眺めてわかりましたけど、ここはデジスコ
するには近すぎますね。300mmくらいがちょうどいいかなあ。

でも、コンデジの望遠ってボケが少ないから、
見た目地味なんです。

EX-F1にテレコンつけて撮っても
面白い動画になるかしらん?

一応館内も見て回ります。
真正面から見るペンギンは妙な感じ・・・。
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子供にウミガメを見せていると、若い男性が

「こちらに来てみてください!
 アオブダイが目の前にいますよ!」

ええ!?そっちですか・・・おお。
L1024550.jpg

こんなチャンスはなかなかありませんよ。
そういって、微笑みながら青年は去っていきました。

熱心な職員だなあ・・・。しかしその人をよく見ると
普段着で館内をケータイで撮影したりしてまして、
一般のお客さんだったようです。

いろんなジャンルの愛好家がいるものです。

次回は、妻も子も置いて、一人で来よう。
強く固く決心して水族館を後にしました。












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