2017/08/08
α9 SEL100400GM ISO1600 f5.6 1/3200秒 -0.7EV このところ、ずっとソニーのFE100-400で撮ってます。
使うほどに、その性能に驚いてます。クリックで3200x2132。
さて、FE70-200と2倍テレコンでも結構いける感じ、という話を前回しました。
じゃあどこでその差を感じるか?というとこれは近接時ですね。

なるべく条件を揃えたいので、室内でテスト。(単に暑くて外に出たくないという話も)
オオゴマダラ(ゴマ様)の標本に登場してもらうことに。
最短撮影距離近くで比較してみますと…。

クリックで等倍。テスト中FE70-200GMはファインダ覗いてすぐダメだとわかった。
拡大MFでもぽやぽやでどこにピントの山があるか分からない。
これは現場での感覚と一致します。
70-200に2倍テレコンだとF8まで絞っても甘い。厳しいね。
70-200に2倍テレコンつけて、花や虫を撮るか?って
僕は使ってました。Eマウントはまだ望遠マクロがないですから。
FE100-400の開放は本当にすごい。超こんがりでしょう?
望遠端がこんだけ写るズームって見たことないよ。
やはりテレコンがイカンのだ。テレコン外して、素の状態で比較。

クリックで等倍。70-200の開放はかなりソフトだよね。
でもこれが普通の大口径レンズという気もする。
ポートレートの時は、かえって好都合だったりするし。
ニコンの70-200は開放からバキバキに鋭い。人物を撮るときはあとでわざと
ソフトに現像したりする必要がある(汗)。仕事で使うヒトには、F2.8から鋭いほうが良いのでしょうが。
とりあえず、虫撮りに関してはFE100-400の圧勝だと思います。
α9 SEL100400GM ISO640 f5.6 1/3200秒 -03EV 傘の上のアブ。オブジェっぽい不思議な映像になりました。
クリックすると、開放からの鋭さを体感できます。
望遠端はF5.6だけど、寄れるレンズなので玉ボケも出しやすい。
α9 SEL100400GM ISO1600 f5.6 1/2000秒 -03EV これはほぼノートリ。大玉ですなあ。かなりレモン風味入ってるけど(汗)
口径食すごい。こんどイルミネーションでさらに検討してみますかね。
α9 SEL100400GM ISO4000 f5.6 1/2000秒 -03EV 木陰で、スズメの巣立ち雛がうろうろしてた。
クリックで拡大。3200x2132.
ISO4000です。若干、細部が潰れ気味かなあ。顔のあたりは繊細な感じに
写って上品ですけど。低感度ならどこまで写るんだろう?
α9 SEL100400GM ISO640 f5.6 1/3200秒 -0.7EV AFの速さは、素晴らしいです。α9だからかもしれんけど。
全くストレスなし。横っ飛びは相変わらず成功率高い。
スズメのホバリングもビシッと捉える。
α9 SEL100400GM ISO1600 f5.6 1/3200秒 -0.7EV 言うことないよね。マジに一眼は要らないかも。
最近は三脚も立てなくなったなあ。
α9 SEL100400GM ISO500 f5.6 1/20000秒 -0.7EV ちょっと遠かったので、かなりの大トリミング。クリックで拡大。
近づこうとすると、ひらひらと居なくなってしまいます。
こういうときは400㎜は便利ですね。
α9 SEL100400GM ISO320 f5.6 1/3200秒 -0.7EV 褒めてばかりですが、別に提灯もってるわけでもなく
本当に使いやすく、画質が良いんです。
値段は高い(高すぎる)けど、それに見合った性能を持ってます。
正直、このあと出ると言われてる望遠単焦点は必要なのか?って。
相当ハードル高いですよ。
とりあえず、鳥撮りの道具はしばらく、これ一本で行くことにします。