これぞ日本のスーパーカー

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以前から気になっていたレクサスLC500を見に行ってきました。
最廉価のグレードでも1300万円と国産車としては超弩級であります。

LCの外観を見た時の衝撃は忘れられません。「プリウスじゃん!」
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これがレクサスLC
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ライトの形が特徴的ですごく印象に残る両車。最近のトヨタ車の流行りなんですかねえ。
個人的にガンダム風味は結構好きです。

最近のトヨタ車はライトの意匠がどれも面白い。
シエンタなんて、粘度の高い液体が滴るような感じ。でろ~んと伸びてる。
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いや、マジにいい。街中で止まってるシエンタを見るたび、じっくり見てます。

話が脱線した…1000万円超のスーパーカーとプリウスが似てるのは、
ちょっと具合が良くないよなあ。

でも、実際に見るとかなり違った。爪の先までこだわりが充溢してます。
こんな複雑な構造のライトは見たことない。
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レクサスのアイコンであるスピンドルグリル。この桟の具合がマジにすごい。
設計に半年かかったというのをどこかで見たけど、納得です。
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パッと見にはわからない所が奥ゆかしい。こういうのは大陸ではウケない。
彼の国では見た目の分かりやすい派手さが重要なんであります。

しかも4000㏄の自然吸気。中国の税制をガン無視ですよ(笑)
(4000㏄を超えると法外とも思える高額な税がかかる)

どのメーカーも中国のほうばかり向いてるなかで、男らしいなあ。

ポルシェもフェラーリも小排気量化、ターボ付きに替わっているなかで
大排気量の自然吸気エンジンは貴重です。

ポルシェのリアフェンダーのような張り出し。
個人的にLCを最も魅力的に感じさせるポイントであります。
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「これだけ張り出してると、跳ね石を食らいそうですね。」

僕が質問するとセールス氏は、こんな説明をしてくれました。

「実は前後で、車幅は5㎜しか差がないんです。」

「ボディ中央部を絞ることによって、引き起こされてる錯覚なんですね。
しかも、絞り込みによってかなり乗り降りしやすいんですよ。」

おお、なんと。そういうことでしたか。とてもそんなふうには見えない豊かなヒップライン。

ドアはリモコンを操作するとノブが飛び出してくるタイプ。テスラで同じ構造を見たような。
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「L」のマークが泣かせる。こういうところでくすぐってくるわけね。

ともかく、車のどこを切り取っても雰囲気のある写真が撮れる。
本当にこだわって作ってるのがわかる。
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後席は911やi8よりも狭いです。足元はともかく頭が当たる。
荷物が置ければいいので、それは問題ナシ!
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室内の質感は素晴らしいものです。本当にすぐにでも欲しくなる(爆)、
内装色「ブリージーブルー」はLCを買うならこれしかないと思わせるカッコよさ。
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でも、この色を選ぶと、ボディカラーは白とかシルバーなどの
あっさりした色しか選べなくなる。

赤や黄色などの派手目な色だと、黒やタンなどのシブい色になる。
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レクサス自身が「この組み合わせはないよね」って考えてるわけ。
だけど、それは感心できないですね。

1300万以上を車に払うひとって、たぶんあんまり我慢しない人たちです。
選べないんなら、レクサス以外の車を選ぶでしょうね。

そもそも受注生産の車で、組み合わせを絞る意味がわからない。
なんでダメなんだろう。
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セールス氏同乗で、試乗に出発。まずエンジンをかけてみるわけですが、
やっぱり吼えるのよね。ドカーン。でもすぐ静かになります。

しばらく待つとかじゃなく、本当にすぐ。これなら別に吼えなくても…。
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車幅は1940㎜とかなりありますけど、全く気になりません。
駐車もバックモニタがあるしラクラクです。

街を流す分には、本当に静か。車速追従式のクルーズコントロールもついてるし、
長時間のドライブも普通にこなすでしょうね。

セールス氏に促されて、アクセルを踏んでみますと5000回転くらいから
バルブが開いて、爆音になります。その時に感じたことは

「これ、i8と一緒。」

本当によく似てます。フェラーリみたいな高音でもない。
ポルシェのようなメカニカルサウンドでもない。

どちらかというとアメ車っぽい豪快な音。普段は退屈なくらいおとなしくて、
踏むとそういう「演出」がされる。
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うーん…なんかここで急速に購買欲が萎んでいきました。

最近いろんな車に乗り出して分かったんですけど近所迷惑な音は困るとか、
ACCがついてないのは嫌とか、後ろが見えないのは怖いとか。

あれもこれも条件を満たす車って、便利だけどあんまり魅力的じゃないんですよ。

実際に乗って、もう一度乗りたい、買いたいって思う車は、全く便利ではないけど
どこか突き抜けた魅力があるんです。
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家に帰ってきてからカタログを眺めたりして、色々考えてたところに驚くような
ニュースを目にしました。欧州で発表された「Structural Blue Edition」です。

レクサスや自動車関連のサイトの情報を見てみますと

・モルフォ蝶にインスパイアされた構造色
・300グラムの顔料と3,000億個の顔料フレークを組み合わせた鮮やかな青色
・入射光をほぼ100%反射(通常は50%)
・開発に15年
・元町工場で日産2台が限度
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「構造色」って…要するに本物のカワセミブルーってことですよね!?
果たしてどんな色なのか。

開発に15年って…まあ全米が泣くとか構想20年とか、そういうホラをしょっちゅう
聞いてるけど、レクサスは冗談を言うキャラじゃないものね。本当なんでしょう。

しかも内装色は、本来設定できないブリージーブルー。ついにキタコレ!
もう逝きます。いくしかない。んで、レクサスに電話。いつ出るんですか?

「何も聞いていませんねえ。日本で発売するかどうかもわかりません。」

うーむ、そうですか。ま、しばらく楽しみに待ちますかね。
出来ればショールームじゃなく、青空の下で眺めてみたいものです。

雨の日はスーパーカーに乗って

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いや、まじに迷惑な台風でしたねえ。三連休を狙ったように
列島を縦断していきました。久しぶりの休みでいろいろしようと思ってたのに。

行楽も撮影も雨だと盛り上がらないよね。こういう時はレンタルでスーパーカーです(爆)
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今回はポルシェパナメーラ。ちゃんと4人乗れるスーパースポーツ。

ポルシェ911の何が辛いってやっぱりリアシートですよ。これはターボのもの。
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アルカンターラでもふもふ。でも実際は座れない。
ホントに狭い。幼稚園児ならなんとか。

あのリアシートで購入を諦めてる家族持ちは結構多いと思う。
そこでパナメーラ。

最新のモデルは、明らかに「4人乗れる911」をイメージしてる。
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初代はなんだか間延びしてたけど、かなり引き締まってます。
ボディと同色にホイールを塗るオプションもある。

いいですねえ…夢が広がるなあ。
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今回お借りしたのは、「GTS」という、全部入りの高性能モデル。
爆音スイッチも標準搭載です。2012年製。

直噴4.8リッターV8で430馬力。赤いキャリパーがヤル気をそそる。
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素の値段は1571万円だそうですが、この車は豪華オプションが満載でした。
18wayの電動シート装着。これだけで70万とかする。

外装はホワイト。内装もホワイト!これは珍しいというかチャレンジャー。
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実際には真っ白じゃなくて薄いベージュとオフホワイトのコンビ。
さらに、ダッシュボードとドアトリムにアルミを採用。

前のオーナーさんは相当の趣味人のようです。

最近のポルシェは外装が白、内装が赤ないし黒というのがすごく多いんです。
フェラーリですら、外が白で中が赤の車ばっかし。

この手の車は色の組み合わせで、買取が数百万円違うのも珍しくない。
なので、リセールに有利な色の車ばかりになる。

でも、それじゃ昔トヨタ・マークⅡが白ばっかりで、みんなシートに
白いレースカバーをしてたのと一緒。つまんないよね。

この車はカッコいい。あえて汚れやすい内装色を選択。
これぞ真のゼイタクという気がする。僕が買うなら黒にしますけど(爆)
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後ろは本当に広いっすね。ゆったり座れます。
ポルシェじゃないみたい。

SUVですらドイツ車は後ろは狭苦しいのが珍しくない。
これなら後席のひともニッコリです。
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トランクもたっぷりした作りで、内部もふかふか。
問題は、ゲートが上がりすぎること。

これ、背の小さい女の人だと届かないかも(汗)
屋根の低い駐車場だと、ガーンと当たるかも。
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ノーブルな雰囲気をぶち壊してるのは、シフトノブ周り。
ところ狭しとスイッチが…。

良くみると上半分は、エアコンのスイッチだったりして
こんなにスペース要らないだろ?ともかく配置が美しない。
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高級車のインパネにずっと三葉虫が張り付いてるような
違和感がありましたねえ。僕はこれイヤです。

新型のパナメーラはスマホ風のタッチパネルになった。
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評論家のレポートでは、タッチパネルだと、スイッチを見ながらでないと
操作できないからダメだと書いてました。

僕はそうは思いません。高級車はカッコが全て。三葉虫より100倍マシです(爆)

タッチパネルだと故障が心配と言うのはある。ま、きっと壊れるんだろうねえ。
ドイツ車のエレキ物ってみんな駄目じゃん?
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で、実際走ってみると、これは本当に静かで乗り心地がイイです。
あんまりスポーツと言う感じはない。

エンジンをかけると、例によってドカーン!とすごい轟音がしますがすぐ静かになる。
爆音スイッチをオンにして走ると勇ましい音が出ますが・・・うーむ。

この内装には、やっぱし合わない。

品のいい紳士が、むりやりカラオケでクリスタルキングの「大都会」を
歌わされているような違和感です。高音出ない、無理しなくていいんですよって。
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スーパーカーって見るだけでも楽しい。それっぽい雰囲気のある場所で
写真を撮るとなお楽しい。

なんかコスプレに通じるところがあるかもねえ。やったことないですけど。
時間限定でその世界に浸ってみるのもいいと思うんです。






遠い日のポルシェターボ


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さて、いよいよレンタルでのポルシェ三昧も大詰め。今回はターボであります。
新車価格はオプションなしで1921万円。出力も480馬力とまさにモンスター。

こんなのが3時間8640円で借りられちゃっていいのか?

ところで、ターボは僕にとって一番思い出深い車でもあります。
ターボの実車を初めて見たのは、小学校の頃。

近所の「お城みたいな家」にポルシェがあると聞きカメラを持って訪問。
白い930ターボを写真に収めたのが最初。
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あとで、その話を母にしたら真っ青になって「どうしてそんなことしたの!」
どうも暴力団の本部だったようです(汗)

2度目は高校生の頃。兄貴の運転する車の助手席に載っている時でした。
バックミラーを見ながら兄が叫びました。

「ポルシェだ!」
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兄の車は改造を繰り返して、それなりに速かったのですが並ぶ間もなく
ポルシェは走り去っていきました。強烈な爆音と何かが焦げる臭い。

「ターボだな」

しばらくして兄がポツリと言いました。レベルが違うとかじゃない。
あまりにも強烈な体験。あれ以来、ずっとポルシェに憧れてます。
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自分で初めて運転したのはType964のターボ。知り合いが乗ってたんで少し貸して
貰ったんです。とにかくやかましい車で、向かいの家のシャッターがビリビリ震えるくらい(汗)

今まで聞いたことのない、ビチッと閉まる硬質なドアの音。
嫌になるくらいのクラッチの重さ。アシの硬さ。インパネにずらりと並ぶメーター類。

当時の価格で1600万くらいだったでしょうか。高級感はゼロでしたけど、
とにかくマトモじゃない。圧倒的な迫力が伝わってきました。

その後10か月でそのターボは全損事故を起こします。
フロントが潰れ、歪みは屋根まで達していました。

一報を聞いて駆けつけた時、運転してた本人は、
路上に散らばったステテコとかTシャツを拾い集めてました(爆)

「洗濯物をいっぱい積んでたんだよお」本人は至って元気でした。
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ほっとするやら呆れるやら。ああ、そう言えばポルシェのトランクって前だったなあ、と。
ローダーに積まれたグシャグシャの911ターボ。驚いたことに、360万で買取となりました。

理由は「エンジンが無傷だから」
さすがターボ。それだけエンジンの部品が高いんだね、と感心すると

「たぶん、直して売るんじゃないかな。幾らで売るのか知らないけど。
安い中古には気を付けたほうがいいよ。」」

彼は事もなげに、そんな話をしてくれました。恐ろしい…。
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昔話が長くなりました。さて、現代のターボはどうなのか。
僕が借りたのは、正確には最新型でなくType997、一世代前のモデルです。

リアタイヤは305/30/R19とか(汗)恐ろしく太い。
ミラーから見えるリアフェンダーの張り出しがセクシー。
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そういえば、前述の知り合いは、

「狭い道は、前が通っても、後ろの張り出しがつっかえる」
と言ってました。

魅力的なリアフェンダーですが、前輪の跳ね石をもろに食らってしまいます。
なのでここに保護フィルムを貼る。経年変化で、黄ばんでくるのは仕方ないですね。

経年変化と言えば、この車、あんまり大事にされてないみたい.。
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インパネにこぼしたジュースのしみがそのままになってる。
エアコンのダイアルは塗装が剥げてる…こういうの悲しい。

本革張りのダッシュボードは、ステッチが毛羽立ってほつれてた。
直射日光で縮んで来るとはいえ、ここまで劣化するかなあ。
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道路の段差を乗り越えると、各所からギシギシきしむ音がする。
走行距離は5万キロ。受ける印象は、それ以上にヤレてます。

なんか、年取ってシワシワになった肉体派女優みたいな感じ。
昔はすごかったのに…さみしい。

さて、動力性能はどうかというと、これはやっぱりスーパーでした。
カタログ値では、0-100㎞/h加速3.6秒、最高速は310㎞。
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試しに床までアクセルを踏み込んでみると、フロントがぐわっと持ち上がり、
経験したことのない暴力的な加速が始まります。慌ててペダルを戻す。怖い!



踏むとすごいんですが、。排気音は常用域では控えめ。
ゆったり流す方が似合ってる感じ。旦那っぽい。ギアも5速しかないし。

スーパーカーって、車の方から煽って来るのが多いんですけど、これは違う。
高級クルーザーという位置づけは変わってないんですね。
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最後に、汐留イタリア街で記念撮影したんですけど、この時が一番リラックスできた(汗)
やっぱり借り物は緊張しますよ。大嫌いな左ハンドルだし。

ところでお借りしたのは恵比寿のTimes。
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駐車場から出るのがまず最初の関門であります。
狭いところを90度曲がらないといけない。

さらに左ハンドル用の発券機が無い(汗)
冗談抜きで借りて1分後にぶつける人がいても不思議じゃないと思う。そこだけ注意。
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ともあれ、憧れのポルシェターボに再び乗ることが出来ました。
あの頃の、うるさくって扱いにくい車と全然違いました。

すごく、敷居が低くなりましたね。右ハンドルなら、普段使いできそうな感じです。
でもどうだろうねえ。この値段なら、ポルシェじゃなくても…。
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現代ポルシェ考

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ポルシェが好きです。子供の頃からずっと。

高い技術と優れたデザインはいうまでも無いのですが
舶来の精密機械に対する憧憬がやっぱりあると思う。

以前は、ポルシェと言えば、男のクルマでした。値段もさることながら
とにかく運転が難しかったのです。何よりMTしかなかったし。
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メルセデスやBMWと違って、単に金があるというバブリーなオヤジからは
敬遠されてて、乗り荒らされてない感があったわけです。

90年代にATのモデルが出てからは、女性が運転するのも
珍しくなくなりました。

今じゃ、右ハンドルの割合の方が多くて、ポルシェの屋台骨は
大型のSUVが支える時代です。

変われば変わるもんだねえ。
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借りた車は911カレラ。最もベーシックなグレードです。
最廉価とはいうものの1300万以上(汗)

エンジンフードにはカレラのロゴがなく、911の文字のみ。
これは、オプションで選択できます。シンプルでカッコいい。
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ところで、現代のポルシェは、終わらない足し算のクルマです。
何を足すのかって、それはオプションですよ。

例えば、このライト。
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光軸を自動で合わせたり、曲がる方向に集光するシステムを
付けると12万8千円。LEDライトにすると47万1千円。

ライトの手前に銀色の玉みたいなのがついてますね。
ここからヘッドライトのクリーナーが出る。

この玉をボディと同じ色に塗ることも出来る。3万7千円。

ポルシェのシートは、僕のような特殊体形(チビデブ)でもすんなりと
収まり、とっても具合がいい。毎回感心します。
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ただ、腰が悪いんで、ロングドライブの時はゆったりと調節性に富んだシートにしたい。
そういう時はアダプティブスポーツシート・プラス。
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可動部位が一気に増えてスイッチがいっぱいつく。
65万7千円。まだまだ続く。

ドアミラーも種類がたくさんある。標準は手でたたむ方式。
電動にすると5万5千円の追加。
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下半分をボディカラー同色に塗ることもできる。
7万7千円。
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人気のスポーツデザインミラー。9万9千円。
これは電動には出来ない。
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利便性を取るか、デザインを取るか。悩ましいね。

そもそも高い位置に重い電動ミラーを置くなんて…という考えもある。
ポルシェでサーキットに来るようなヒトは、求道者タイプの人が多い。

で、ここまで、書いてきたけどどうですか?
どうでもいいですよね。僕もそう思ってました。

以前ポルシェのセールス氏と話した時に言われたことなんですが、
もしオプションで悩まれているなら、LEDライトがおすすめです、と。

ポルシェのオーナーが見れば、お金がかかってるって、すぐわかりますから。

話をききながら、何だか学生時代を思い出しましたねえ。
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「野郎、第二ボタンを外してやがるぜ…」
「あいつのボンタン見てみろよ。ワタリ44か?」

部外者にはどうでもいい些末事なんですけど、当事者には
重要なメッセージになるという。

宇宙一と称されるセラミックブレーキ。価格は154万5千円。
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さまざまなオプション群の中でも、とびぬけて高価です。
なかなか付けてる車にお目にかかることがない。

セラミックブレーキがついてるのに、内装が簡素だったりすると、しみじみ思う。

「漢よのう…」

インテリアなんてどうでもいいけど、走りに関する部分には
お金を惜しまず使ってます、というのが伝わってくるわけね。
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興味のある方は、ぜひポルシェのサイトで、好きな車を選んで
コンフィギュレータを操作してみてください。

オプションに関する解説も丁寧で、ポルシェへの妄想を掻き立ててくれます。
僕は日課のように、色んな「俺ポルシェ」を作ってはため息をついてます。
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さて、借りた車ですが、オプションはあんまり入ってなかった。
ホイールもライトもミラーも標準。

だけどサイドシルには発光するドアシルガード(13万円)。
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うーん、ここにお金を使うかあ…皆さんこだわりの場所が違うんだなあ。

ポルシェのキーはミニカーみたいな形。なんか笑える。
これもボディ同色に塗って貰うこともできる。detail_CDFS_l_0.jpg
これがセットで6万2千円。なんでも商売になる。骨までしゃぶる
いいじゃあないか幸せならば。

ポルシェと言えば、フロントのフェンダー。以前はこんもりと盛り上がって
視界に太腿がニュウと突き出てるみたいだった。
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現代のポルシェは、うんと控えめだけど、やっぱり盛り上がってる。
ミラーから見る、リアフェンダーの張り出しにも、昂ぶります。

さて、実際乗ってどうだったかと言うと、恐ろしく普通な車でしたね。
まず、イグニッションキーをひねってびっくり。静か!

これならご近所の眼も気にならない。最廉価版911は明らかに平和な感じ。
低速走行もスムーズ。渋滞も特に辛い感じナシ。
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信号待ちではアイドリングストップするし、高速巡行では
隙あらば、7速に入れてエコランに徹しようとします。

途中、無駄な加減速を繰り返したのに、燃費は10.4㎞くらい。
乗ってるヒトに聞くと、ゆったり流せば14㎞/Lは楽勝だそうです。マジか。
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運転している途中から眠くなってきました。あんなに乗る前はわくわくしてたのに。

僕が買うなら、パワステだけはつけて、MTで乗るかなあ。
PDKだと、ホントに普通に乗れてしまって昂ぶるところがない。

段差を乗り越えるとき、ダンッと一発で揺れが収まるとことか
レッドゾーンまで澱みなく回るエンジンとか、やっぱりスゲエぜ!とは思うんだけど。



アクセルを強く踏むと、排圧でマフラーがのんのんずいずいと伸びる。

動画を自分で確認したとき、最初に頭に浮かんだ言葉は

「脱肛」

それじゃああんまりだから、他の言葉に置き換えて…ひょっとこ?
よけいダメかそれ。どちらにしろ、あんまり締まりがない感じよね。

ポルシェ特有のメカニカルサウンドで、なかなかイイ音がしてますが
室内にいると、あんまり響いてこない。

爆音スイッチがほしくなりますねえ。47万4千円(爆)もういいよって。

自分としては、ちょっと拍子抜けといいますか、納得がいかないので
次はターボを借りてみようと思います。8,640円 / 3時間だし。


戦車に乗って、砲台めぐり

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色んなクルマに乗ってみるシリーズ。今回はメルセデスのGクラスであります。

乗ってるヒトに聞くと、乗り心地は良くないし、高速ではフラフラするし
良いことないよ、なんておっしゃるのですが、そのくせずっと乗ってる。

きっと何か「魔力」のようなものがあるんでしょうね。
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僕が借りたのはG350というディーゼルのモデルでした。右ハンドル。ありがたい。
とにかく途轍もない威圧感であります。デカい。

青信号で、ぼーっとしてても誰もクラクション鳴らさない。ヤバい雰囲気を出してます。
戦車に乗ってるような感じですよ。いざ発進!
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車高は198㎝。駐車場に入るときは、頭上がものすごく気になる。
なんか削られそうで怖い。視界は完全にトラックか観光バスみたいな感じ。

高速からの景色も普段と全然違うんだよね。良く見えるなあ~。
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んで、今回は「台場」についてです。

息子が島について調べる宿題があるというのです。島なら何でもイイと。
なんでもいいなら「エロマンガ島」一択だろ?と彼に話しても完全スルー。寂しい。

すぐに行って歩ける島ということで東京湾の人工島、お台場に決めました。

お台場…ってなんの「台」なのか。それは砲台なんです。1853年にペリーがやってきて
開国を要求。1年後に来るからヨロシクみたいなことになって、さてどうするか。

ここから幕府の動きがものすごく早い。

ペリーがいなくなって10日後の7月下旬には、設計者が現地を下見して、
8月25日には最初の台場が竣工してる。今の政府より絶対仕事が早いっす。
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レインボーブリッジの横にある、こんもり森に覆われてるのが第6台場。
全部で12基作る予定だったようです。

現在立ち入れるのは、公園になってる第三台場のみ。
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この杭が凄いっすよね。将軍家所有の林から切り出し、わずか2日で現場に到着。
長さは4~8m。質の悪いものは容赦なく廃棄。総数2万本だそうです。

海中に基礎をつくるわけですから、作業の難度は想像を絶しますね。
石は伊豆から、土は浜近くの丘陵から切り出し運ぶという一大国家プロジェクト。
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第三台場の土台部分を見ると、ちゃんと模式図のとおりになってまして
やたらと興奮してきます。土塁の部分は我が千葉から持ってきた芝のはず。

この下には長大な杉が刺さって基礎になってるんだなあとしみじみ。

僕は歴史にはまるっきり興味がないんですけど、子供の自由研究のおかげでなんか
新しい楽しみを見つけた感じです。
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今回の勉強には、この品川歴史館に随分お世話になりました。
とても良いところなんだけど、市街地のど真ん中にあるんです。

戦車の巨体を持て余すんじゃないかとおもったんですがそうでもなかった。
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車幅は1860しかない。パサートとたいして変わりません。車体が四角いので
見切りもイイ。すぐ慣れて、狭いとこもガンガン入って行けるようになりました。

バックミラーは何にも見えないけど、サイドミラーがデカくてみやすい。
カメラもついてるので、全く問題なし。それよりこの網が…。
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ミラーを見るたびに、この網がさあ…なんか護送車に乗ってるみたいなのよ。
乗ったことは無いけどね(爆)ともかく、すげえ閉塞感があるの。

荷物が前に倒れこんでこないようにっていうことなんでしょうけど。
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この網は個人的に辛かったなあ。まあ借りものだからしょうがない。
荷室は広大です。あと4席くらい置けそうだね。

さて、歴史館のなかで面白いものを発見。第6台場の模型です。
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番士休息所ってのがいいよね。こういう風になっているのか…。

ダイヤモンドみたいな、ふしぎな形の島ですね。
当時、オランダより輸入された砲術や築城術を研究した結果だそうです。
「洋式台場」と言われたとのこと。

車でちょっと走ると、陸上に作られた台場があるというので行ってみました。
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御殿山下台場だったとのことですが、小学校があるだけ。
跡地である説明文と、ヘンな灯台のモニュメントが立ってる。

ここがそうだと言われても、海も見えないしなあ。しかしあとで
地図を見てみると…
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おお!五角形になってるぜ。面白いなあ。
普通に街歩きしてても、歴史好きは退屈しないのかもね。うーむ。

再び第三台場。さっきの模型を思い出しながら散策。
番士休憩所の基礎部分。
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弾薬庫
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砲台跡
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砲台跡に立つと、しみじみと江川文庫所蔵の「品川砲台大砲試発図」の
勇壮な光景が目に浮かんできます。 

煙を吐く大砲と、はるか遠くに着弾して、跳ねあがる水煙。男のロマンだぜ!
 
実際に、ここに据えられていた大砲がどのようなものかはわからないのですが
ネットで検索すると、たいていコレが出てくる。
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青銅製150インチキャノン砲。うーむ、撃ってみたい。
もう一回ペリーが来ないかなあ(爆)

1年後に第一、第二、第五、第六、御殿山下台場が完成。
これをみたペリーは江戸湾への停泊を諦めて横浜に上陸。

抑止力としては十分に役に立ったようです。
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調べものが終わって、一路、埼玉へ。
この戦車で鳥撮りに出撃!と思ったんだけど・・・止めた。

とにかく全てが大げさなんです。生理的に駄目。疲れる。
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アクセルとブレーキの段差が凄い。これって軍用車の名残りだよね。
ジープラングラーも一緒。ものすごく操作しにくい。

踏み間違えないようにってことらしいけど、この車で戦争にいくわけじゃないし
普通にしてほしいよ。USBジャックだってついてるわけだし。
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ドアも思いっきり閉めないとだめ。半ドアになります。
思いっきり閉めるとビチッと昔のポルシェみたいな音がする。そこは、すこし萌える(笑)

ロックするとガシャンと牢屋の錠が下りたのかと思うような硬質の音が響く。
やっぱし戦車っぽいなあ。まあ牢屋も戦車も経験ないわけですが。

とにかく体に合わない。乗っててつらい。
契約は2日でしたけど、5時間で返却。こんなの初めてです。
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真っ黒に日焼けして精力に溢れた男のヒトが乗るものという気がする。
くたびれた中年オヤジにはいかにも辛いものでござった。

ちなみに燃費は8㎞/Lでした。燃料タンクは驚異の96L。航続距離はかなり長そうです。
ディーゼルエンジンとは思えない静かさ。室内にいるとエンジンのことを忘れます。

車速追従式のクルーズコントロールも正確に動くんで、ロングドライブも問題なさそう。
だけど、乗っててとにかく辛いのよ。何が駄目なのかね。

ま、これもいい勉強…。











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