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フェラーリ458 憧れのヒトは、会ってみたら全然違った!

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ついに乗ることが出来ました。フェラーリ458イタリアであります。
お借りしたのはロペライオ青山店。前に、カリフォルニアをレンタルしたお店です。

458は最後の自然吸気モデルになるとも言われており、人気が一向に
衰えません。新車はオプションなしで2830万円(当時)

例を挙げると、走行1万4千㎞の2012年モデルが2490万とか。
全然値段が下がらない。6年落ちの中古車がですよ?異常だよね。

残価設定ローンを組む場合、フェラーリは3年後の残価を75%で設定できる。
新車でも中古車でも。これは、どのメーカーもマネ出来ません。
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こういう超高額な車を、一日自由に出来る機会はそうそう無いわけで。
いやはや、ありがたいことです。

レンタルした個体は、ボディがイエロー、ルーフがブラックの組み合わせ。
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458が新車のころから、「俺458」を組み立てる妄想にふけって
いたわけですが、これが一番いいなと思ってたんですよ。

アンダードアカバーも黒くすると、「くびれ」が出来てぐっとセクシーに。
いやもうなんたる偶然。脳内妄想そのままだよ。
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それにしてもカッコいい車だなあ…。
写真を何枚とっても飽きない。

乗る前に、あきれるくらいたくさんシャッターをきりました。

小学生の頃、スーパーカーショーで衝撃を受け、
同じように写真をたくさん撮ったのです。

あの時、脳が焼かれて、いまだにその鋳型が残ってるんだ。きっと。
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借りる前にとても心配していたこと。それはボディの傷です。
飛び石などの不可抗力で、傷をつけてしまったらどうしよう。

修理代高そうだし…(免責は20万)

結果的にそれは杞憂でした。大きな傷はないものの、ボディやホイールの
各所にちいさなスリキズ多数。お店の方のチェックもごくあっさりとしたものでした。

そこまで神経質になる必要はないようです。
自分のだったら、メチャ気にするとおもいますけど(汗)


フェラーリのオプションはとにかく高い

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フェンダーの上に付いてる、スクーデリアフェラーリのエンブレム。
七宝焼きなんですこれ。15万円もするオプションですが、ほぼ全車装着のアイテム。

リアのディフューザー。これも高い。
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カーボン製に交換すると、77万円(新車当時)現在は102万円に高騰。
外から見えない、しかも削れやすいパーツ。だけどこの値段…。

隣に見えてる、3本だしのマフラー。普段は中央から排気。
高回転域でバルブが開くと、左右から炸裂音発生!

この個体はテールパイプがクロム加工されてて8万円。
チタンなら15万。うーむ。
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カーボンがあしらわれたLED付きステアリングは42万。
インテリアを全てカーボン調にするとセットで95万円。

これらはあくまで一般的に利用できるオプションで、よりカスタマイズ性の高い
「テーラーメイドプログラム」を利用すれば、トータル1000万超えも普通にあるとか。

でも個々にみていくと、これどうなの?って。
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例えば、ヘッドレスト部に入っている跳馬の刺繍。
これも人気の高いオプション。12万円。

クリックで拡大。
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なんか、こう不揃いかつ隙間が目立つ。
母さんが夜なべして編んでくれたみたいな感じじゃない?

手作りなのは伝わってくるけど、値段に見合うクオリティとは思えない…。
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シートレール後端。こういうの萎える。
3000万以上するクルマなのに。僕のじゃないけど。

走りに関係ないところは、どうでもいいと思ってるようです。


大事にしないとフェラーリはすぐボロくなる

このクルマは2012年製。シリアルプレートに記録されてました。
6年落ちということですね。
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ドアの内張りはすでに波を打ってしわしわです。
こんな短期間でダメになるもんだろうか?

エアコンのスイッチ類は情けないくらいの安物で
一部は破損してました。
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パワーウインドウのスイッチは他の車種と共通。
強く引くと取れる(笑) さすがイタリア製。

細かいことを気にする人は絶対向かない。
昔からのオーナーは、「そんなもんだよ」と笑っていました。
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458のステアリングは、フェラーリF1を彷彿とさせるレーシーなもの。
見ているだけでもわくわくします。

ほぼ全ての機能がこのステアリング上に集約されています。
ウインカーも、手を離さずに、スイッチを押すことで操作。

ステアリングコラムにはシフトパドル以外、レバー類はついてません。

問題はそのウインカー。押した感じが頼りない。ヘナヘナ。クリック感に乏しい。
これも経年劣化のようです。素材もいかにもプラスチック…という。

以前はスイッチ類が経年劣化でべたべたと溶けた。コレは溶けることは
なさそうですけど、ともかく手応えが悪くて押すたびにイライラします。


458は静かだった

走りだして驚いたのは静か!なんですよ。

今まで乗ったことのあるフェラーリは低速でもボーボー唸ってて
長時間乗ってると、たいていアタマ痛くなる感じ。
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458はスポーツモード・3000回転以下なら、ほとんどエンジン音が聴こえません。
乗り心地もそんなに硬いわけじゃないし、とにかくラクチン。

長距離ドライブも普通にこなせちゃうと思います。
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カッコいい車は、例外なく視界が悪い…と思ってたんだけど
458は車幅もつかみやすくて、斜め後ろも何とか見える。

こんなフレンドリーなスーパーカーは初めてです。よく出来てる。

ご多分にもれず、458はエンジン始動時に爆音が響きます。
アウディR8を買って、わずか1か月で売却したのはこれが理由。

ところが、458はすぐに静かになります。うるさいのは最初だけ。
これならご近所迷惑も最小限で済みそうです。
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ハンドルについてるモード切替のスイッチ。
「マネッティーノ」と呼ばれてる。意味は「ちいさなスイッチ」

これを「レース」にすると、低回転からボーボーと
エンジン音が響き、いつものフェラーリになります。
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458のエンジンは9000回転がレブリミット。市販車とは思えない驚異の高回転型。
アクセルを踏めは、もたつくことなく、あっという間にリミットへ…。

動画を撮ってみました。



ブリッピングの際に火花が出てるのが確認できますね。
後で確認してびっくりしました。

非常に素晴らしい音なんだけど、雑誌に書いてあるような

「暴力的」「野獣の咆哮」

みたいな言葉で形容されるような感じではなかったです。
窓を開けて、トンネルで踏むと、ああすごいなあとわかるくらいで。

アクセルをベタ踏みしても、車体が安定しているんで、
あんまり怖くないんですよ。エキシージSの時みたいな

「このまま踏み続けると死ぬかもしれない」

みたいな切迫感はなかったです。

野獣みたいな人だと思ってたのに、会ってみたら
ちゃんとスーツ着て、礼儀正しかったみたいな感じですよ。
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渋滞が辛いのは相変わらずです。
7速DCTはストップ&ゴーが苦手。

パドルを両方引くとニュートラルになるんで、止まるときは
空走すれば良い。でも低速でのシフトアップは、どうしてもガクガクです。


意外と実用的

以前、360モデナだったか、シューマッハが座席後部に
小型のゴルフバッグを載せて友人と出かけるPVをみたことがあります。
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458でもシート後部にちゃんとスペースが確保されてまして
これはいいなあと思いました。

トランクも結構広くて深い。エンジンとは離れているので
極端に熱くなることもなさそうです。
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革製の工具ケース(おそらくSCHEDONI製)が無造作に
入れられてましたが、革が剥がれて散らばってた。悲しい…。


いつなんどきも特別な存在

普段i8で走ってる時と明らかに異なるのは、割り込んだり
煽ってくる車が皆無ということです。

腫れ物に触るような感じといいますか。

合流するときも、いつの間にかスペースが開いている(笑)
なるほど、これがオーラと言うものだなあと感心した次第です。

僕だって、フェラーリが合流してきたら、前をあけると思う。
後ろからゆっくり眺めたいものね。
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丸一日、夢のような時間を過ごしました。クルマの特殊性を考えると、
レンタル料・税別49800はバーゲンプライスと言えます。

実際に所有されているオーナーも、購入前に
じっくり試乗出来たひとはほとんどいません。

新車だとオーダーしてから最低1年は待つわけです。
少しでも早く手にするには見切り発車するしかない。

特別なモデルともなると、購入出来るのは限られた顧客だけ。

「新しいモデルが出るみたいですけど、内容は我々も全くわかりません。
オーダーされますか?」

なんていう訳の分からないセールスなんだそうで。
そういう意味では、じっくり比較検討するような商品じゃないです。
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今回の試乗では、本当にいろんなことを考えさせられました。

仮に、資金に余裕があって、勢いでこの個体を買ってたら、
どうなってただろうか…とかね。

感激することもありましたし、なんだか想像と違った部分もある。
でも、とにかく乗ってみて良かったなあと。それにつきます。


アクセル踏めば桃源郷…Lotus Exige S ロードスター

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ロータス・エキシージS ロードスター。
最近レンタル開始されたということでさっそく借りてみました。

結論から申しますと、最高かつサイテーであります。
細かいところはツッコミどころ満載なんですけど、踏めばすべてが許せてしまう。
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非常に流麗なスタイリングの車でありまして、
街を流していると、注目度はとても高い。

特に妙齢の外国人女性からガン見されます。
イケメンっていつもこんな思いをしてるんだなあ。羨ましいぜ!

i8を運転していると、中高年のオヤジからねっとりとした視線を
感じて、単にキモいだけなのに(爆)
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このぶっといサイドシル。いかにも剛性高そう。
この極太柱のせいで昇降性は最悪です。

体が硬いんで、どうしても屋根に頭がつかえる。ケツを先に入れたり
リンボーダンスみたいな恰好になっても駄目。乗り込めない。

超難度の知恵の輪みたい。乗る前から泣きそうです。
最終的に、赤ん坊のようにハイハイをすれば乗り込めることを発見。
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改めて見ると、本当にバカっぽい。でもこれしか思いつかなかったの。

降りるときも同じ姿勢。車の中で、うつ伏せになり、両足そろえて出てくる。
はたから見たら相当マヌケですよ。

you tubeの動画だと、相当な長身の方もひょいっと乗り込んで
いるので、あくまで特殊体質のせいだ思いますが。

屋根を外せば、楽に乗れるけど、この日は40℃の猛暑。
さすがに危ない。
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いったん座りますと、すっぽり包まれる感じがあります。
シートは前後にしか動きませんが、ポジションばっちり。

繭のなかにいるような安心感。イイ!
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走り出すと、気が付くのはステアリングの重さ。
パワステなしです。

ステアリングに付いてるシフトパドルの手ごたえは
グニャグニャして頼りない。これは何とかしたほうがいい。

ボディの見切りはなかなか良好…なんだけど、ななめ後ろは
何にも見えない。絶望的に。
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バナナみたいに長いミラーをつけて走りたい(爆)
もちろん、バックカメラなんて無し!

シートバックのスペースはゼロ。何にも載りません。
走行中、ギシギシいろんな所から音がします。ユルい。

いくらロードスターとはいえ、まだ、1万㎞しか走ってない個体ですよ?
距離が伸びたら、どうなっちゃうの…。
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しかし、アクセルを踏むと、全てが許せる感じになる。

頭のすぐ後ろに3.5L+スーパーチャージャー。350PS。車重はたったの1180㎏。
シューッという吸気音と、唸る過給機のノイズ。
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完全に麻薬です。何度でも踏みたい。ずっと乗っていたい。

サーキットを疾走するエキシージSの動画を見つけた。



動画を見て驚いたんですけど、エンジンってこんなに動くんですね!
まるで生き物みたいだ!

レブリミットは7000くらい。限界に近づくと、レブカウンターの警告灯が
左から順に点灯。一瞬動画でも写りましたね。これもイイ!

全開加速をして、アクセルをオフると、エアコンから
熱い風が吹き出てくる。まるで吐息のごとく。

ミドシップの常で、エアコンは効かない。冷たい風は出てるんですけどね。
頭の後ろで火山が噴火してますから(笑) 
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このクルマは、6速AT。ロータス愛好家の皆さんはMTで
楽しみたい方がほとんどなんでしょうけど、僕にはありがたい。

ボタン式のセレクタ。まんまフェラーリです。
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ドアロックノブの造形にもこだわりが感じられます。

フットスペースは結構余裕があります。
4Eの靴でも大丈夫。左足ブレーキも出来る。
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でも、全体に前すぼまりになってるんで、下腿が圧迫される
感じがちょっとつらい。腓骨神経麻痺になりそうでさ…。

低速でも、エンジンは低音でぼーぼー唸っているので
ロングドライブはきついかも。この手の車はたいていそんな感じですけどね。
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後ろから見る姿もいいなあ。低くて、平べったい。
なんとなくテスタロッサの高揚を思い出す。

コーナリングがどうだのという評価は僕には無理。

重ステの車って、飛ばすとどんどんハンドルの手ごたえが軽くなるでしょ。
ギャップを超えると、すぽんと手応えが無くなる。怖い。

かなり足が硬いんです。路面の不整で、ぴゅっと横っ飛びしたり。
電制のカタマリみたいなのに乗って甘やかされてるから、自分で対処なんかできない。

男らしいクルマだなあと関心はするけど、ちょっとついていけないよ。
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たまに借りて乗る分にはサイコーの車じゃないですかね。
踏めば、脳内麻薬どばどばですもの。

ゴルフバッグが載る載らないとか、そういう評価軸の対極にある車ですよ。
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一応、トランクはあるけど、板1枚はさんでエンジンがあるからね。
中はめちゃ熱いです。

海に行って遊んだあと、海パンとかタオルを放り込んで
乾燥室として使うのはアリだと思う(爆)良く乾きそうだ。

今回は暑くて、屋根を開けられなかったのが、心残り。
もう一度、機会を見て借りてみようと思った次第です。

全てが規格外の大きさ レクサスLX570

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国産SUVの王様、レクサスLX570を借りてみました。
LX570は価格の面でも「王様」であります。1115万円。

しかし、中身はトヨタランドクルーザーでありまして
ランクルなら一番高いグレードでも683万6400円。

オプションをフルに盛っても800万くらいなわけです。
王様なのに安い。安すぎる。メルセデスやレンジローバーなら2000万コースだぜ?

LX570は更に豪華装備をまぶして1115万。
それでも、レンジローバーやGクラスのトップグレードと較べると半額くらいです。
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我らが王様は保険に入りにくいことでも有名です。
盗難ランキングは常にトップ3に入ってる(爆)

車両料率クラスは「9」 最もハイリスクという評価です。
世界中で大人気。盗まれたそばから海外へ。

知り合いのオーナーは、ものすごくゴツい盗難防止装置をつけてます。
それでも保険会社は、車両の半額分しか保険を受けてくれなかったそうです。

今まで、特に防犯対策はしてなかったことをセキュリティ業者に言ったら

「お客さん、それはアマゾン川をフリチンで泳ぐようなものです。よく今まで無事でしたね…。」
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さて、LX570はランクルに比べて、なんでこんなに高いのか。

実はそれはエンジンの違いなんですね。エンジンはV8で5.7リッター。
おそらく日本車史上でも1.2を争う巨大なエンジンではないでしょうか。

このエンジンを持つのは国内ではLX570だけ。あとは、北米で販売されている
フルサイズピックアップ「TUNDORA」などに使われているのみ。

今やV8フェラーリですら、3.9Lのダウンサイジングターボの時代。
流れに逆行するかのような5.7L!ステキ。
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おかげで自動車税は桁外れに高い!重量税もすごいぞ。
エコカー減税なんて、もちろんあるわけない。

燃費は実測でリッター5.9キロ。高速道路が中心だったのに…。
街中だとリッター3キロとか(笑)

で、そのお化けエンジンはどうなのか。これが意外とおとなしいです。
街中をゆっくり流す分にはとても静か。

踏むと、ぐおおっとイイ音がして豪快に加速。
だけど車重が2.7tもあるんで、びっくりするほど速いわけではない。
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丸一日、ずっとこの車で走り回りました。
その感想はとにかくデカい。その一言。

全長は5,065mm、全幅は1,980mm、全高は1,910mm。

車高が高いとデカいのは気にならないもんですが…。
LX570は違った。すげえ緊張します。車幅がつかみにくい。

意外と車体が丸っこいんだね。運転席からの眺め。
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この状態でも左側のタイヤは路側帯をはみ出してません。
まだ寄れるってわかっても、怖くていけない。

シートの高さがあともう少し上がるといいんだけど…。
レンジやゲレンデより調節幅が狭いってのはどういうわけだ?

大型SUVに乗ってて、しみじみいいなあと思うのは駐車券が取りやすいこと。
クーペやセダンだとなかなか手が届かなかったりするでしょ。

でもこのクルマは発券機までの間合いがつかみにくい。
ま、慣れなんでしょうけどねえ。
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LX750のハンドル。いまどき珍しいウッドの硬質な手応え。
これがもうウットリするような手触りでさ…。

いつまでもスリスリしていたい(爆)
王様さすがです。
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クーラーボックス。単に、エアコンの吹き出しがあるだけで
冷凍されるわけじゃないです。ペットボトルを固定するトレイもなし。

僕ならおしぼり入れるかなあ。ツメシボ(笑)
センチュリーだと、おしぼり入れのオプションもあるんだよね。確か。
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楽しそうなスイッチがいっぱいのコンソール。
マニュアルを熟読しても使い方がわからない(汗)

トランスファーを切り替えたり、センターデフをロックしたり。
そうしないと脱出できない場面に出くわしたことないもので・・・。

ランクルじゃなくてわざわざレクサスを選択するような
顧客に、果たしてコレは必要なのか悩んでしまいます。
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面白いのは、ナビのコントローラーが巨大なマウスなんです。
強烈にゴツい。

でも使い勝手はかなり微妙。
小さくステップする動きがとても難しい。

細かく動かそうとすると、ガタつく感じもあって、
何度も、これ壊れてんのか?と思ってしまいました。
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このクルマには3列目のシートがついてます。
全部のシートを使用した状態では荷物が載らない。

実際は3列目は使われず、たたんで荷室で使う方が
ほとんどではないかと。核家族。

でも、ごくたまには使うわけで、畳んだり広げたりは結構めんどい。
ところが王様は違う。ボタン一つでたためる!



すごくないすか?未来の車ですかコレは(汗)
こういう仕掛けは我が国の得意とするところよねえ。

ちゃぶ台たたんで、布団を敷くという。
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2列目シートの居心地はなかなかステキです。
シートヒーターだけでなくベンチレーターもついてる。

前後スライドとリクライニングも電動。
やっぱし高級車はこうでないとなあ。
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なんで輸入車の後席はスライドもリクライニングもしないのか。

詳しい方によると、背もたれが寝た状態で衝突すると
ベルトをすり抜けて、乗員が投げ出される可能性があるとのこと。

いわゆるサブマリン現象というやつですな。
厳しい安全基準をクリアするには、リクライニングは邪魔なんだそうで。

車両によっては衝突時に、背もたれが自動的に起き上がる
機構を持つそうですが、かなりコストがかかりそうですね。
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このクルマにはリアエンターテイメントシステムがついてました。
(レンタカーとしては極めて珍しい)

画質もなかなか良かったです。

残念なのは、モニタがタッチパネルでないこと。
リモコンが一昔前のTVみたいなプラ製だったこと。

今や、リモコンもタッチパッドの時代だもん。
とても豪華なんだけど、「ちょっとだけ古い」感があるんです。

ランクルをベースとせずにレクサスの考える
最上級SUVはコレ!みたいなのをいつか見せてくれると嬉しいなあ。

全艦発進せよ!

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レンジローバー。別名、砂漠のロールズロイス。

貴族の子弟が通う英国のパブリックスクール前には、
送迎車として、レンジローバーがずらりと並ぶといわれてます。

レンジローバーと名がつく車は、実はたくさんあるのですが
僕が借りたのは「スポーツ」

名前の通り締まった足回りとパワフルなエンジンが搭載されています。
グレードは最上級のSVR。V型8気筒4999ccターボ。574ps/6000rpm。

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オプション無しの状態で価格は1610万円から。
これを新車で貸し出しちゃうって、豪儀ですなあ。

オプションも高いんだよねえ…スペシャルペイントを選ぶと81万6千円。
名称未設定-1
ただ、必要なものはほぼ標準装備。オプションにはお金がそれほどかかりません。
標準だと何にもついてないポルシェみたいなことにはならない。

ドアを開けると、ステップがすーっと伸びて来ます。
これが実に素晴らしい。
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買うならこれは絶対つけたい。何しろ、とても背が高い車で
大柄な人でも乗り込むのは結構大変です。

このステップがあれば小さな子でも楽に出入りできます。

素晴らしい装置なんですがぼーっとしてると、弁慶の泣き所をガツンと(汗)
夜に何回かくらいました。ちなみにこのオプションは40万以上。とほほ。
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自分は座ることはないのに、後席が結構気になる性分。
このクルマもまずリアシートに座ってみた。

「スポーツ」の名にふさわしく、シートは4座ともバケットスタイルです。
でも、すわり心地はとてもなめらか。本革シートの白いパイピングが素敵。

リクライニングこそしないものの、シートバックの
角度が適度に寝ていて、とても快適でした。足元も広々としてる。
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輸入SUVの後席はびっくりするくらい狭くて居心地が悪い。
ポルシェ・マカン、BMW・X5、ゲレンデヴァーゲン…全滅。

国産のミニバンから乗り換えるとびっくりする。
うわっ狭いなあ…えっこれ背もたれの調節ないの!?なんてね。

みんな値段が倍だから、快適性も倍だと思ってる。
全然違うんだよね。その点、レンジスポーツの後席はイケてますよ。
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運転席のシート。いくらクルマが良くても、シートが合わないと
長く付き合えません。ここはとても大事にしたい。

いっぱい調節出来てうれしいんですけど、
良いシートは、あれこれ設定出来なくても、すぐ体に馴染みます。

乗ってしばらくすると、尻が痛くなってきました。
そんなに硬いシートじゃないんですが。なんでだ?

英国王室御用達のシートはやはりヒトを選ぶのか…がっくし。
翌日、丸一日乗ってみたらアラ不思議。腰痛なし。

あっという間に我がケツも調教されたようです。王様の御威光おそるべし。
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トランクの床の高いこと!
機材の積み込みを繰り返すと背筋が鍛えられそうです。

大きさは実にたっぷりとしていて、
4人分の撮影機材を積み込んでもまだ余裕がありそうです。
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センターコンソールのスイッチ。回すと、「岩場」「砂地」「泥濘、雪」など、
それぞれの影響に応じた専用プログラムが用意されてます。

2006年のイギリス映画「クイーン」の中で、エリザベス女王が
ランドローバー・ディフェンダー(MT)を運転して領地を激走するシーンがあります。

いまだにああいう世界があるんですかねえ。
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スナチって(汗)砂地という表示をするのがそんなに大変なのか?
とりあえず、近所の浜に行ってみるか。
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やわらかい砂地に恐る恐る入ってみましたけど、こんなの性能の1%も使ってなさそう。
1000m防水と同じで、凄い性能だと言われても試しようがないね。

間違えて道路を逆走しても、このクルマなら中央分離帯を乗り越えられるって
アピールの方が訴求力があると思うんだけど(笑) 
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USBジャックは2個。HDMIジャックも装備。
さらにSIMカードも刺せる。

インフォテイメントシステムは、ジャガーに搭載されてるものと基本は一緒。
ものすごく使いにくい(笑) 反応もっさり。メニューもこなれてない。

Blutoothがウオークマンをなかなか認識してくれないのもジャガーと一緒だった。
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アダプティブクルーズコントロールとか、レーンキープアシストとか
パークアシストなどの運転支援もてんこ盛り。

でも全体的に下手(汗) 特にレーンキープが良くない。

ギリギリまで介入しないのはいいとしても、微舵を加えると、
大きく同方向に切り増しするので結果ふらつくことに。これホントにテストしたのか?
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デジタルデバイスがたくさんつくのは便利だけど、
同時に車の賞味期限が規定されちゃうのは何とも切ないことです。

古い英国車っていまだに部品が製造され続けてて、その気になれば
新車が作れたりするわけですが、こういうエレキの塊はそうはいかない。

故障したらユニット交換。
部品がなくなればお仕舞いです。

さらに、デジカメと同じで、陳腐化も早い。10年後にHDMIが
まだあるのかどうか誰にもわかりません。
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で、乗ってみてどうだったかというと、もうめちゃくちゃ良かったです!
山道で飛ばしても、タイヤが鳴る気配すらなし。

見晴らしサイコー。象の背中に乗ってるみたいよねえ。
レンジローバーいうところのCommand Driving Position。

日本では、コマンドポジションの方が通りがイイ。
司令というより提督ですよ!艦橋から戦況を見渡すわけね。

これで、シートが温水便座ならもう言うことなし。
発進せよ!
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横幅は2m近い巨体なんですけど、ボディの見切りが良いんで
あんましストレスがないんです。駐車もしやすい。

レンジスポーツの大きな魅力として、炸裂するエンジンサウンドがあります。
2310㎏の巨体を0-100km/h 4.3秒で引っ張ります。最高速280キロ。

この動画でその爆音ぶりを見てください。(2分10秒くらいから)



スゴイ音(汗)でも、日本仕様とは別なのか、僕が借りた個体はこんなじゃなかった。
始動時の音が少し大きいかな?くらい。

窓を開けてトンネルで吹かすと大きな音と少しだけバチバチ音が聞こえます。
普通に走る分にはとても静かです。

センターコンソールに爆音スイッチも装備されてるわけですが
そんなのなくても、十分楽しい車です。
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細かいところは色々気になるわけですが、ともかく素の車が
本当に魅力的。ただ運転してるだけでハッピーでしたねえ。

どんな車に乗っても、自分のパサートで帰るときは、やっぱし
これが気持ちいいなあと思うわけですが、今回だけは違った。

もう一回乗りたいなあ。いい車だったなあ。
そんなことばかり考えながら帰りました。

絶叫ばちばちマシーン!

今回は、楽しみで楽しみで、前日夜からワクワクしてました。
もう待ちきれないぜ!
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Timesが運営するスポーツカーのレンタル「ServiceX」
もう何度も利用してます。

滅多に乗る機会のないスーパースポーツや高級車に乗れるのはウレシイ。
価格もリーズナブルですし。とはいえ、不満に感じることもありました。

例えばポルシェだと、現行モデルは最廉価のカレラだけ。
ターボなどの最上級モデルは、型落ちで、かつヤレが目立ったり。

今回は違いました。ジャガーFタイプという、なかなかお目にかかることの
少ないスーパースポーツ。しかもV8エンジンの上級グレード車です。

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車検証を見ると、今月登録したばかり。距離はまだ600㎞。新車だよ!
まあちょっと考えられないよね。どうなってるんだろう。

オプションなしの状態で1680万円のクルマ。
これがレンタカーって。
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ブレーキのキャリパーは黄色にペイントされてます。
これって標準?なわけないよね。

ジャガーのHPを見るとカーボンセラミック製の
ブレーキは鍛造アロイホイールとの組み合わせで153万円のオプション。

いやいくら何でもなにかの間違いだろうと思うんですが
ジャガーのHPに載ってるのと同じです。どうなってんだ?
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ジャガーFタイプは大変にカッコいい車であります。でもコンバーチブルより、
クーペのほうがもっとカッコいい。とくにルーフからリアのラインが素敵。

後ろから見るなら、クーペ、そう思ってたんです。でもいざ乗り出したら
白のボディに赤い幌の吸引力はすごい。写真を撮られたり、話しかけられたり。
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今までに一番注目された気がします。僕はすごい人見知りするんで
あんまり嬉しくはなかったんですけどね。

ともかくじっくり車を観察できるところ。どこかひとけのないところへ…。
で、気づいたら富士山5合目よ(汗) ここなら安心だ(意味不明)
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ボンネットは、車体中央側から開く。
これぞスーパーカーって感じするよね。グッとくるなあ。

エンジンは最大トルク680Nmの5.0リッターV8。
0?100km/h加速は4.1秒。
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最高速は300㎞/h。このエンジンの絶叫はのちほど動画で。
風神雷神みたいな暴れっぷり。

このFタイプRコンバーチブルは上から2番目の
グレードになります。
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クルマのそこら中にこの「R」のロゴが貼り付けてあるんだけど
どうなんだろうねえ。なんか紅葉マークみたいじゃない?

このマークを見ても、あんまし昂ぶる感じなし。
少なくとも、GT-Rのロゴが発するオーラとは対極にあると思う。
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これがフロントのジャガーのエンブレム。
なんか漫画っぽいといいますか、「じゃがあ」ってテイストです。

英国の皆さんには、こういうのが刺さるのかもしれませんが
僕にはあんまり…むしろ力抜けていく感じ。
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これは別の車についてるモノ。
溺れて助けを求めてるように見える(汗)

年代や車の種類で、ジャガーの顔も変化してるようですが
普通に、これで統一してくれればいいんじゃないかと思ってしまうよ。
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うむ、これはいつ見てもカッコイイぜ!

シートの調節は、ドアについたスイッチで。
調節幅はかなり広い。
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車幅が1920もある上に、スーパーカーの常で、見切りが悪い。
バスタブに浸かるみたいなポジションだとチビの僕は何も見えない。

座面を一番上まであげると、やっとボンネットの一部が見えてきました。

右ハンドルの外車は、ペダル配置がヘンテコな車が結構多い。
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ジャガーは足元が広々として、へんなオフセットもなし。
さすが元から右ハンドル。英国車素晴らしいっす。

さていよいよ乗り出すわけですが、
最初の印象は良くありませんでした。

まず、車内のイントゥルメントパネルが全部カタカナ(汗)
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今時、「フンデ クダサイ」って。
ロボットだってこんな事言わないぜ?

ナビも古臭くてですね…千葉県に入ると、
「落花生の絵」が表示されるんですよ。

確かに千葉の名産ではあるけど…。
東京は「国会と雷門」。絶望的にセンスが悪い。
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ま、これは日本語化が良くないというだけでクルマの問題ではない。

気を取り直して、車を発進させると、「ガシャン」と音がしてドアがロックされる。
きょうび国産車もそんなことやってないんじゃない?古臭い。

ウインカーを操作しますとカシャカシャと安っぽい音が鳴り響きます。
萎え萎えです。どうも全体に高級感のふりかけが足りない…。
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クルマ自体の剛性感は凄まじいものがありまして、アシの追従は
僕のi8より良さそうな感じがします。オープンなのに!

ボディからの異音も皆無…と言いたいんですけど、シートベルトと
レザーシートがずっとギシギシ擦れ合ってまして、メンソレータムでも塗ってやろうかと(爆)

これさえなければ、常識はずれの高剛性オープンカーを
心ゆくまで堪能できます。ジャガーすごい。
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そして、最大の魅力は、4本だしマフラーが奏でる絶叫であります。
踏んだ本人がそのボリュームにびっくりするという。



アクセルオフでの「バチバチ」と弾けるバックファイヤー。
エンジン内で燃えずに出てきた生ガスがマフラー内で引火して爆発する音です。

大昔に乗ってた草レース用の車両もマフラーから盛大に火を吹き出してました。
トンネルでシフトダウンすると、後方が明るくなるので「ああ火が出てるんだなあ」って。

高速道路で煽ってくるアホには。アクセルをぱたぱた煽って、
思いっきりデカい火花を浴びせたりしてました。

今回もジャガーの背後にぴったり張り付いてくるヤツがいたんで
「バチバチバチッ」とバックファイヤーをお見舞いしてやりました。

スーッと離れていく後続車。溜飲下げまくりであります。いい年して何やってんだか。
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でも、後でマフラー周りを観察したんですが、特にカーボンの付着とかは無し。

改造車だと、マフラー周辺はべっとり汚れるんですけどね。
あくまで、「バチバチ」は演出なのかなあ。

回すと爆音なんですけど、普段はとっても静かなんです。
特に意識して重低音はカットしてある感じ。

多くのスーパーカーは、一年中ガオガオ喚いてるので、助手席の人に
嫌がられますし、長時間のドライブは疲れてしまいます。

ジャガーFタイプは違う。東京ー富士五合目の往復でも疲れは
あまりなかったですね。この手のクルマとしては奇跡的な存在です。
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雲海を見ながら、幌を開けて走る富士スバルライン。
まさに極上の体験でありました。

12,960円 / 3時間という値段はある意味安すぎるんじゃないかと思います。
しつこいようだけど新車だし。

新千歳、名古屋、大阪、福岡と展開も幅広い。北海道で乗ったら
楽しいだろうね。今度はクーペを借りてみようかな。


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