速過ぎる電動カート

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サービスXでスーパーカーをレンタルする話、第二弾です。
今回はトミーカイラZZを借りてみました。こんな格好ですが電気自動車です。

0-100km/h加速のタイムは3.9秒と完全にスーパーカーの世界です。
3.9秒ってフェラーリF40と同じ。超絶速い。
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黄色と白の2台が選べるんですが、迷わず白を選択。黄色も好きだけど
このボディは派手すぎる。パレードするんじゃないんだから。

運転席は超タイト。レカロのバケットシートに座るというよりは
体をはめ込む感じ。運転する以外は何も出来ない(汗)
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ボディはバスタブ型アルミフレームだそうですけど、確かにそれっぽい。
古い官舎の風呂みたいな(汗)ともかく狭苦しい。

自分がテトリスのブロックになったような気分でしたねえ。
ピタッとはまって動けない。

ヒップポイントは27.7㎝と激ひくい。駐車券を取るのも大変。
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まだ7000㎞しか走ってない個体でしたが、かなりくたびれてました。
道路の段差を乗り越えるたびにミシミシ異音がしてボディがきしむ。

乗り心地は、見た目ほど悪くないです。ビシビシ突き上げるようなことはなかった。

インパネについてるボタンはこれだけ。
左からキルスイッチ、ハザード、そしてシフト。
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シフトは一回ひねるごとに、R→N→Dと変化。

つまり発進するには3回スイッチをひねらないと駄目なんだよ!
戻す時も同じ。超アナログ。
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このクルマには、何にもついてません。エアコンもラジオもカップホルダーも。
ま、幌もないからエアコンは無意味だし、風の巻き込みで何も聞こえないし(笑)

パワステもなし。ブレーキのアシストもナシ。とにかく何もない。

ステアリングが重いのは、全く気になりませんでした。それよりはスピードを
出すと、手ごたえが無くなるほうが気になりました。
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ヤバいのはブレーキ。「踏力で効かせるタイプ」とレビューにはあったんだけど
意外と踏みしろがあって、ガツンと踏まないと止まりません。

いつもの感覚でブレーキを踏むと、車は空走していきます。
マジ怖いです。自然と車間を取るようになります。

風の巻き込みは超暴力的。80㎞/h以上出すと、横風に顔を叩かれる感じ。
僕の場合は、耳の穴が痛くなってきて参りました。

肘をついて、耳を覆いながらドライブ…傍から見ると気取ってる
ように見えるけど、本人は耳を守るのに必死だという(汗)

こういうクルマっていつもそうだよね。はたから見てるほど
本人は気持ち良くないっていう。
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航続距離は満充電で120㎞。実際はもっと短いようです。
電池の残量表示から目が離せない。。

ところがその表示が超アバウト。数字じゃなくて、長さでみる。
しかも、「バーの長さが半分まできたら、もう充電しないと駄目」

だそうです。これだと、6~7割くらいの残量になるのかね。
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EV乗ってて、何がストレスって、電池の残量ですよ。
それはしっかり教えてほしいなあ…。

そもそも最大航続距離120㎞の時点で、車として破綻してるよな。

このクルマを開発するにあたって、こだわったのは、

・ 0-100㎞/hの3.9秒という圧倒的な加速と
・ 850㎏という軽量ボディ

だそうです。それが根本的に間違ってる気がするなあ。

軽量化のために、快適装備はもちろんバッテリまで削ってしまったのかな。
さらにABSやTRCはおろか、ブレーキのサーボすら省いてる。

古いスポーツカーに慣れてる方からは、昔の車はみんなそうだったんだよと
いわれそう。でも、このクルマは速過ぎるんです。

暴力的な加速性能を持つクルマは、それに見合うストッピングパワーを
持たせないと。それがメーカーの責任ってものでしょう?

ピュアスポーツの美名のもとに、必要なものまで削ぎ落とすのは
ちょっと違うんじゃないかと思うんだよね。
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夜風を感じながら街中を流すのは楽しかったです。
でも、それは他のオープンでも出来る。

実はこのクルマで、電気をつぎ足しながら、富士山に行こうと
思ってたんです。EV限定のスバルラインをこれで走る。

いかにも気持ちよさそうでしょう?充電計画もあれこれ考えたりすると楽しい。
澄み切った富士スバルラインの空気をフルオープンで満喫するという。

でも、このクルマだと行くまでに気疲れして、ぐったりしちゃう気がするなあ。

ポルシェを格安レンタルしてみた

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驚くほど、あっさり借りられちゃいました。3時間で7020円。
Webで会員登録して、カードで前払い。それだけ。

他の業者だと、名刺と免許証を事前に提出して、審査を受けたりしなきゃ
いけないんですけど。こんなにカンタンでいいんですか。という。

その代わり、事故を起こすと免責が50万とか(汗)。かなりアツい。
ほかのスーパーカーレンタルは、上限でも数万円とかなんですけど。
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さらに、急激なGがかかると、警告装置が作動します。
タイヤを鳴らすようなコーナーリングをすると、ビーッと音がする。

ドラレコもついてるし、実質、隣にオーナーが座って見張ってるようなもんです。
悪さは出来ない仕組みになってます。

レンタルの中心となるのは911カレラ。驚くのは2000万超級のGT3やターボも
レンタル可能なこと。左ハンドルのMT車とか、敷居が高すぎる。でも借りられちゃう。

大昔のポルシェは、恐ろしくクラッチが脆くて、アイドリングで発進するのがお約束。
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写真は懐かしの930ターボ。

ポルシェのクラッチに慣れてないオーナーが、新車を受け取って、自宅にたどり着く前に
壊しちゃったなんて「伝説」もありましたね。

80年代後半からどんどん改良が進んで、今や、PDKと言われるデュアルクラッチ式ATが主流。
坂道発進もストレスなしです。
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で、僕はオープンカーを試したかったので、ボクスタースパイダーを選択。
これが、思った以上に男臭かった(笑)

軽量化を追求するあまり、ドアノブがベルトに(汗)
ドアミラーはもちろん手動。
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幌も勿論手動…というかこれが強烈難物。
係りのお兄さんからは、

「慣れてる僕らでも、3分はかかると思います。
手順が複雑で大変なので、開けないで乗るお客さんも多いんですよ。」

でも、やっぱり開けたい。じっくり操作法を教えてもらいました。
まずはトランクを開ける、ダンパーなんてついてない。ロッドで支える。
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トランクを開けると、幌の張りが緩む。テントのペグを外す要領で2つの留め金を
外します。
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次に、ウインドスクリーンのホック(五箇所)を外します。
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次にドアを開けて、ウインドスクリーンを根元から外します。
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まだまだ幌は外れない(汗)
外したスクリーンはトランクにしまいます。
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トランク内のゴツい留め具を外します。
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これで、やっと幌の梁を外すことが出来ます。まだ外れない(笑)
幌を巻き上げてフロントウインドウ中央のラッチを外して終了。

外れた幌は、リアトランクの専用スペースへ収納。全部手作業です。
やれやれ、やっとオープンになった。
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でも、幌を外した姿は、実にカッコいいです。これはしびれるなあ。
炎天下で作業したんで、顔も頭皮も真っ赤。ゆでだこ状態。

それでも走るぞオレは。風になるんじゃ!

借りた車には、スポーツエグゾーストとスポーツクロノパッケージという
2大お楽しみ機能がついてました。

スイッチオンで、ポルシェサウンドが炸裂…。



動画ではあんまり伝わらないんですけど、すごくイイ音なんですよ。
フェラーリの甲高い音とも、国産チューニングカーの野太い響きとも違う。

メーター読みで100㎞/hも出てないのに、響きだけは音速超え(笑)
あまりにすごいんで、運転中は笑いっぱなし。なんてデタラメなんだ。最高じゃないか!
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幌は大変でしたけど、パワーウインドウもエアコンも完備。
バックギアに入れれば、ナビ画面にリアカメラの映像が出ます。

調節性ゼロのバケットシートで、レーシーな気分も味わいつつ
実は快適性も失っていないという。なかなか面白いバランスとなっています。
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それにしてもオープンは面白かった。高速のトンネルの中は意外と何の臭いもしなくて
むしろ地元の海岸の磯くさいのが気になったり。

日中より、夜のほうが快適で楽しかったり。いやはや、勉強になりました。
他にも面白そうなクルマがあるんで試してみようかな。


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