パサートGTE 1万㎞レビュー

IMG_5556.jpgパサートGTEの走行距離が1万㎞と超えました。今のところ、年3万㎞のペースですね。
通勤、出張、旅行とフル回転してます。給油は1200㎞毎くらい…。
GSにいくことが本当に少なくなりました。1万㎞走って、出たトラブルを列記。

・充電後、しばらくの間、ブーンという耳障りな低周波音がする→音楽を聴く
・障害物センサーの誤作動→気にしない
・専用スマホアプリとの連携に不具合→ディーラーに問い合わせて解決
・バッテリーが充電されない→フンガー!

納車以降、最大のトラブルと言えば、充電ケーブル。
根元までしっかりさしてあるのに充電されないのです。
DSC00254.jpgいろいろ試したんですけど結局ダメで、ケーブルを交換。
新しいケーブルをさすと、今度はしっかり充電されました。

その後ディーラーでもこの現象をいったんは確認できたものの、
「カチッ」という音がするまでしっかり差し込むと充電できたとのこと。

俺もちゃんとカチッとさしたよ!本当だって!
それこそクルマが揺れるくらいに。でもそのケーブルは何回やっても駄目なの。

ともかく、新しいケーブルはちゃんと動く。差し込む強さも関係ないみたい。
カチッって言わなくても大丈夫。うむ。

これでやっと電気で走れるなあと思ったんです。
しかし、数日後にはまた充電されなくなりました(怒)

どうも、ケーブルを充電しないままコンセントにつけているのが駄目みたい。
ある程度時間がたつと、充電器にエラー表示が出て通電を止めてしまうのです。

無駄な電力消費や、加熱による事故を防ぐためなのか…?
出かけるときに、いちいち、クルマと充電器の両方のプラグを
外さなきゃいけない。メンドクサイ。

試しにBMW i8用のケーブルをつなぐとちゃんと充電できる(汗) 
ビーエムのケーブルはつなぎっぱなしでOKな仕様なので、今はそっちを使ってます。
20170305_120309.jpg外車と言えば警告灯。
やたらこれが点いたり消えたりする。今までのクルマは大抵そうでした。

パサートは警告灯トラブルは少ないほうです。

たまに障害物センサーが誤作動して「車両周辺を確認しろ」という
メッセージが表示されたままになりますが、一度バックギアに入れると、正気に返るようです。DSC00199.jpgあと、走ってて、突然アラームと共に
「衝突注意!」と大きく表示されることが数回ありました。

前には障害物も車もない状況です。たぶん地縛霊が見えてるんでしょう(爆) 
デジカメも風景撮ってるのに顔認識の枠が出たりするもんね。

それにしても外車の警告灯は誤作動が多い。

国産車から乗り換えると、最初は気になって仕方ありません。
しかし、乗り慣れている方に聞くと、「ウソばっかりだから気にするな」だそうで。

ディーラーに聞いても、「エンジンを一度切ってみてください」
要するに再起動しろってことです。それで大抵おさまる。

先代M3に乗ってた時、ずーっと警告灯が点きっぱなしになって、
さすがにこれはマズいだろ…しかしイタ車好きの友人に見せると

「オレンジ色の警告灯だから、止まったりしないでしょ。
 車検の時にでも見てもらえば?」

なんて、何ともノンビリしてます。オレンジはセーフ。
さすが壊れまくる古いイタ車に乗ってる人は余裕が違います。

20170409_120047.jpgパサートのトランスミッションはDSGという名前がついてます。
DSGでgoogle検索すると、

「DSG 故障」「DSG トラブル」というワードがずらりと並びます(汗)

低速や、坂道でガクガクする、いわゆるジャダーが有名です。
ギアが入らなくなるようなビッグトラブルの報告もあります。

僕の個体は、トルコンAT並みにスムーズで、ネットに書いてあるような症状は出てません。
坂道発進が苦手という書き込みもありますが大丈夫みたい。

トラブルは3万㎞からという話もありますし、もう少し走らないとわからないですね。
IMG_5559.jpgパサートGTEには2つのグレードがあります。
「GTE」「GTE Advance」の2種類です。「Advance」を選択すると60万円プラス。

・駐車支援システム
・電動ミラーにメモリ機能がつく
・12Vソケットがトランクルームにもつく
・ドライビングプロファイル機能
・マッサージ機能つき電動シート
・デジタルメーター
・ヘッドアップディスプレイ
・18インチホイール+235の大径タイヤ
・ルーフレール

これでしめて60万円。個別には選べない。
素うどんか、ミニ天丼付き全部入りセットのどっちか選べって雑すぎる(汗)

要らないオプションがいっぱい入ってるのよ。特にHUDは要らない。
DSC00189.jpgスイッチを押すとジーっという安っぽい音と共にスクリーンが
のんのんずいずいとダッシュボードに出てくるんです。

毎回ガックリ来る。おまけに大して情報量がないんです。数回使ってそれ以降はOFFのまま。
デジタルメーターがあれば十分です。。英国だと505ポンド(7万円弱)の高価なオプションで、これは要らない。DSC02952_20170409191303c5b.jpg「Advance」の235/45R18は太すぎて、個人的にはtoo muchだと思ってます。
「GTE」の215/55R17のほうが乗り心地が良いんじゃないかなあ?。
荒れた路面でバタバタするのよね。「Advance」は。

じゃあ素の「GTE」がお買い得かというと、難しい。
僕は「GTE」を選びません。デジタルメーターが付いてないから。DSC03947_2017040919130488f.jpgパサートGTEのデジタルメーターはとにかく素晴らしい。ハンドルについているボタンで、
各種データ表示、ナビの目的地、電話番号の選択など色んなことが出来るのです。
出来ることが多すぎて書ききれない。これに慣れると、もう戻れなくなるくらいの中毒性があります。

クルマというよりはデジタルガジェットなんだよね。
ここにGTEの魅力の半分近くがあると言っても過言でありません。

本当に必要なオプションは、このデジタルパネルと、
ハンドルの重さ、アシの硬さ、クルーズコントロールの追従性を
カスタマイズできるDCCくらいでしょう。

本国と同じように個別に選べないのが残念で仕方ありません。DSC00191.jpgパサートGTE購入時に選ぶのはサンルーフの有無くらいです。
開口部がでかくて、開放感満点ですが…まあ開けないなあ。たいていそうなる。
実用性は希薄なオプションですが、人気は高い。夢が広がるよねえ。

家建てるときも、ウッドデッキ設置して庭でバーベキューとか考えるじゃないですか。
実際はやらないわけです。隣の家の洗濯物にニオイがつくんじゃないかと心配で(爆)。
ホコリまみれのデッキチェアがぽつんと置き去られてる。合掌。

悪いことばかりじゃないですけどね。
中古車屋は必ず本革シートとサンルーフの有無をチェックしてきます。リセールには有利。IMG_5559.jpg
パサートGTEの美点は色々ありますが、長距離運転が疲れないのが一番助かるポイントです。
半自動運転のおかげで、高速道路では、ほとんどやることがない。
そういう時に、困るのは右足の置き場なんです。
左足はフットレストがあるんだけど、右足を休ませるスペースって普通無いよね。
これもパサートは一工夫してある。20170409_120008.jpgアクセルペダルの脇に大きなスペースがあります。これが絶妙にイイ。
ここに足を置いて、のんびり出来ます。ちなみに本国左ハンドル仕様の
パサートにはこのスペースがない。これは右ハンドル車だけのメリットです。

色々書きましたが、現在のところ、満足度は大変に高い。とても良いクルマです。
ピュアEVも興味あるんですが、通勤は電気のみ、遠出はガソリン併用という組み合わせは、
今の環境では一番ラクチンに過ごせるようです。


パサートGTE 走行編 航続距離1000kmは誇張ではない

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パサートGTEヴァリアント。導入以来、暇さえあればコイツで走りまわってます。

とにかく燃費がイイですね。充電満タン、ガソリンも満タンの状態だと、走行可能距離は1000kmと出ます。最初にこれを見たときの僕の感想は「またまた~ご冗談を」
だってそうでしょう?1.7トンもある巨体をわずか1400㏄のエンジンで動かすのですから。速度計も260kmまで書いてあるし、見栄を張るのも大概にしやがれ、そんなふうに思うわけですが、実際に走ってみるとこれは冗談ではなさそうです。
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高速道路の走行が多いとはいえ、現在までの平均燃費はリッター21㎞を記録。888㎞走ってガソリンの残り(青い帯で表示される)は20リッター。これだと楽勝で1000㎞超えてしまう。デリカの時は毎週給油してたけど、これなら3週に1回で済む計算です。恐ろしいスタミナ野郎です。
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充電池だけで走ることが出来るのは最大で40kmくらいですね。エアコンが電池を一番食います。DVDを再生したり、シートヒーターを使ってもあんまり減らない。毎日通勤で往復15km走りますので、2日に1回の充電です。
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クルマの充電は楽しい。朝起きて、車に乗ると満充電になってる。これが本当に気持ちがイイ。なんかみなぎるわけですよ。おらあワクワクしてきたぞ!タイマーで車内を暖めておくことも出来る。毎朝炊き立て(笑)。
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パサートのタイヤはトレッド面に釘などが刺さっても、穴を自己修復するそうです。モビリティタイヤというらしいのですが、サイズは235/45R18とか太すぎです。サスを一番柔らかい設定にしても、大きなギャップを乗り越えるとバタバタします。燃費が悪くなってもいいからレグノに替えたい。
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このクルマの美点はカスタマイズ性に富むところ。上から順に足の硬さ、ハンドルの重さ、車速追従の素早さ・・・これからのクルマはデジカメのごとく、細かいところまで自分好みに設定できるのが普通になるかもです。
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GTEは基本的に全部入り。購入時に選べるオプションはサンルーフだけです。欧州車らしく開口部は異常に広い。夏は暑そう(汗)でも気持ちいいっす。サンルーフと本革シートは売却時も有利です。買い取り業者に聞かれるのは決まってこのふたつ。
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サンシェードはペラペラの化繊。最初から日に焼けたような色。なんかババシャツみたいです。これは好きじゃない。
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リアゲートのオーバーハングに注目。まるっきり張り出しがない。狭いところでも開けられるのはいいけど、日除けとしては使えません。夏や雨の日、デリカの巨大なリアゲートの下で何度も撮影したものですが・・・。
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パサートは後部座席も結構広いです。ただし、座席は前後スライドもなければ、リクライニングもなし。国産車は軽だって色々調節出来るのにね。坊主たちは車なんてどうでもよくて、「ドラゴンボール」か「ナルト疾風伝」を見られるかどうかだけが問題。パサートにはリアモニタの設定がないので、社外品を後付け。輸入車でリアモニタの設定があるのは本当の高級車だけです。
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ナビ男くんという会社に頼んだのですが、モニタ本体も本革のカバーで包まれて、これはまんま純正みたいな仕上がりです。走行中も再生可能。ナビの操作も問題なし。キャンセラ作動中でも測位は正確です。
全席同じ映像しか映せません。メイン画面をナビにするとリアモニタもナビ映像になってしまいます。なので、ナビ画面は運転席のデジタルパネルにだけ表示してます。
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これで、ドライバーはナビで走行に集中、助手席、後部座席のヒトはDVD視聴という棲み分けが可能になります。今までは、助手席のヒトはナビ画面を見るしかなかったからね。それにしても、GTEのデジタルパネルはイイ。何が良いって目盛りが多すぎてすげえ視認性が悪いの(爆)
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でも、それでいいと思うよ。どうせメーターなんか見ないし(爆)もっと目盛りを増やして計算尺つきの時計みたいにしてほしい。バックは黄色にして「BREITLING」ってロゴを入れたいよね。高度が出るのも素敵。これは富士山に行けってことでしょ。高いところを探してガンガン登ろうぜ!
何だかごちゃごちゃしてて見難いと思ったら、シンプルな表示に替えることもできます。メーターパネルのデザインがカスタマイズできる時代なんだね。そのうち、色も書体も替えられるようになるでしょう、きっと。
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予想を超えて完成度の高いクルマ、それがパサートです。朝クルマに乗り込むとき車内が暖かいのがとにかく楽でねえ・・・走るコタツですな。






VWパサートGTE 導入編 裏地に凝るクルマ

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ついにデリカを手放しました。7年で23万キロ。よく走ったなあ・・・。年間3万キロペースだもんねえ。さんざん悪路を走り回りいろんなところをぶつけましたが、自走できなくなるようなトラブルは一度もなし。いい車だった。いままでありがとう。ご苦労さん。
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デリカのトータル燃費は7km/くらい。これはたまらんよね。1週間に1度は給油してる感じでした。次こそは燃費のいい車を。というわけでいくつか条件を考えてみました。

・野鳥撮影用の長尺モノをいっぱい積める
・プラグインハイブリッド
・後席の居住性も確保
・車幅はなるべく1800㎜前後

そして何より重視するのは「目立たない」ということです。毎日の通勤にもつかいますし、冠婚葬祭もこなさなきゃいけない。田舎だとどこに行くにも車でバレてしまう。「あの店にこの間居たよね。誰といったの?」とか最高ウザいツッコミが入るわけです。一番いいのはプロボックスみたいな営業に使われる車なんだろうけど、アレにはPHEVの設定がない。
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そんなこんなでいろいろ悩んだ末にVWパサートに決定。買ったのはPHVのGTEヴァリアントというモデル。パサートは欧州で評価が高く、2015年のカーオブザイヤーも獲得。しかし日本では全く人気がありません。昨年の販売は年間たったの2000台。我が国では大きなVWは売れない。同じ値段を出すならメルセデスやBMWを買うわけです。中身は優秀だけど、イバリが効かないので売れないという、その立ち位置が僕にはとても好ましく思えます。
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糊のきいたシャツみたいな清潔な印象のクルマです。でも全体としてみるととにかく印象に残らない、フツーな感じ。これぞ僕が望んでいたモノであります。
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パサートヴァリアントの荷室はかなり広大です。最初にディーラーで見せてもらった時はたまげました。これなら鳥撮りの道具をたくさんぶち込んでも問題なさそうです。ブラインド2張り、Gitzo3型、ゴーヨン入りのリュック、大きめのカメラバッグ2個を積んでみました。まだまだ余裕がありますね。
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パサートは先進機能がてんこもりです。書くのが嫌になるくらい色々あるわけですが、個人的に一番気になっていたのは自動駐車機能。駐車が楽しくてたまらないって人はあんまりいないと思うんです。駐車場のない店とかすげえ困るでしょ。クルマが勝手に駐車場所を探してくれるように早くなってほしい。実際、そういうシーンを海外メーカーが実験しているのを何かのニュースで見ましたが、我が国では法制上それは駄目。残念です。
パサートについている自動駐車機能はあくまでアシストにとどまります。さらに、アシストが動く条件が結構厳しい。がら空き駐車スペースでは動きません。
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このように、左右にクルマが駐車している隙間が一番得意なようです。ここでパークアシストを発動させるスイッチを押して、さらに駐車したい方向にウインカーを打つ。そうして初めてクルマが、ここに止めるんだ、というのを認識してくれる。なんて物わかりのワルイ奴なんだろう。実際にやってみるとこんな感じ。

感想としては自分でやったほうがずっと早いです。そんなことだろうと思ってたけど。発生要件が厳しいわりには結構ヘタ(汗)枠線が2重になってると、外側の線に合わせようとするし。でもね…触ってないハンドルがぐるんぐるん回るのはすげえ面白いんですよ!何度もやってみたくなります。急いでる時は自分で操作しますけど(爆)縦列駐車はわりと上手い感じがしますね。
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パサートには自動で車線をキープする機能があります。運転中手をはなすとジワジワと修正舵を当てるのがわかります。車間距離を一定に保ちつつ、定速走行を車が自動でやってくれるACCと組み合わせると、最強のハイウエイクルーザーになる…はずなんだけど駄目なんだこれが。曲がりのきついコーナーでは車線アシストをやめてしまうので、アウトにはらんでいってびっくりするし、直線でも短時間しか面倒は見てくれません。手を放していると10秒で警告音が鳴り、13秒でアシスト終了。なんか面倒見が悪いぞコレ。ここはモニタに萌え絵を出して、「しっかり握って♡」とか言ってくれれば多少は…いや、そんなエロ要素はいらないか(汗)今の状態では、半自動とさえ言えないです。
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次回は、プラグインハイブリッドとしてのパサートについて。




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