家具調ボーグ

連休中に仕事をするのはなかなか滅入る。
客商売の方々は本当に大変だと思う。お疲れ様です。
休日は全ての店を閉めなければいけないという法律が必要だ。

仕事中に考えているのは、理想の望遠システムのことだ。
これを考えていると、わくわくして仕事も楽しくなる。

40年前のライカレンズを買って、対物レンズだけのシステムでも
素晴らしくよく写ることを実感した。しかし、水際での撮影は
白い鳥がみな青くにじんでしまう。

F8まで絞っても完全には直らない。何しろ古いレンズであるので
収差に関しては仕方のない面がある。

そこでBorgを試してみることにした。Borgもまったく同じ、
2群2枚の対物レンズのみのシステムだ。ネット評判をみると
安価・軽量なわりに大変高画質らしい。

最初は対物レンズのみを交換して、ライカの鏡胴に組み込もうと
した。両方とも80mm径なのでいけるかと思ったのだが
駄目…仕方なく77EDⅡ望遠セットを購入して後日改造することにした。

Borgの鏡胴は、白くてピカピカと光っている。これだと
目立ちすぎるので、皆さん迷彩のカバーをしたりして工夫している。

ヒネクレ者なので野鳥撮影=迷彩みたいなお決まりのパターンは
避けたい。緑色のタータンチェックはどうだろう。そう思って
探したのだが、あいにくそういう柄のテープはないのである。
残念…。

思案の結果、木目模様のテープを貼ることにした。
ダイノックフィルム(DI-NOC)という商品で住友スリーエムから
発売されている。
L1023875.jpg


気泡が入っても、後からたやすく押し出せるという優れもの。
不器用な僕でも、特に苦労なく綺麗に貼ることができた。

手元にあったローラーカッターで適当に裁断。10分あまりで
家具調ボーグが出来上がった。
L1200063.jpg
大理石模様のテープも同時に買ったので、木目に飽きたら
マーブルボーグとして再デビューの予定…。

BorgのNEXマウントアダプタは未発売。
RAYQUALのNikon-NEXマウントアダプタを介して装着。
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NEX自体がとても小さく軽量なので、見た目は普通の
デジスコのようにとてもコンパクトだ。

まずは試運転。近所の公園でカワセミを待つ。
しかし例によって彼は現れない。
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この公園にはニャンコがやたらと多い。
そして皆人懐っこい。
DSC05211.jpg
いろんな鳥が水浴びにくる。
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この画像は、素晴らしく解像している。シャープネス処理は
していない。でも距離が近ければたいていのレンズは解像する。

問題は厳しい条件のとき…距離があるとか、照り返しが強い所で
どこまで頑張れるかだと思う。そういう場所では、やはり輪郭が
青くにじんだりしていた。うんと少なめだけど。

やっとカワセミがきた。
DSC04633.jpg
飛び出し
DSC04617.jpg
如何せん遠い…トリミングしてもこの程度。
77EDⅡは510mmF6.3というスペック。NEXの場合これに1.5倍されて
765mmになるわけだけど、それでももう少し欲しくなる。

結局時間切れ…。望遠セットにはテレコンが付属するけど、
ちょっと甘くなるように感じたので、今回はほとんどつけずに
撮影した。何しろ、出勤前で時間がないのです、はい。

感動したのは、明るさ。条件が良いとISO800では、しばしば
1/4000秒を振り切りそうになる。これなら速い動きにも
対処できるかもしれない。

ま、そんなこんなで初めての撮影を終えましたが、
まだ慣れないので、いまひとつピンときません。
もっと沢山練習しないと…。








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SONYとLEITZの邂逅

さていよいよ本命の登場・・・。
ISO800が常用できる、秒7コマ連写、ミラーレスで
振動少なめなどの美点をもつカメラ=NEXで撮影です。

ビゾフレックスを介して、ライカとNEXを接続。
SONYとLEICA、40年を隔てての邂逅になりました。
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まさかこんな使い方をされるとはライツの技術者たちも
思ってなかったでしょうね。

朝早くに河原に到着。無人。そしてカワセミもこない・・・。
長い長い待ち時間。L1023690.jpg
これはM9で撮影。なんかライカっぽい絵が撮れて嬉しい・・・くないよ。
カワセミはどこに行ったんだろう?

荷物を片付けてたら、やっと登場。
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2羽のにらみ合い、小競り合いが始まりました。
しかし始業の時間は刻々と迫ってきます!

結局少し遅刻してしまいました。遅れたことをわびると
「千葉から来るんですってね。大変ですね。」
そうやって皆気遣ってくださいます。もうたまらない気持ちでいっぱいに。

「桜の枝を折ったのは僕です!」
とか叫びたくなりましたね。なんのこっちゃ。

夕方遅くにもう一度トライ。
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しかしこうしてみると、なるべく小さく、軽くというコンセプト
からドンドンずれて行っている気がします。深く考えないことにしよう・・・。

結局カワセミは来ず・・・。
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NEXとTelyt560mmF5.6のコンビは非常に良好です。
テスト撮影でも見事な解像を見せてくれました。
DSC03690.jpg
なにしろ、ライブビュー画面が14倍まで拡大できるのがイイ!
これなら暗いレンズでも、きっちりピントを追い込めます。

あと、動画ですけど、NEXは1920x1080のフルサイズ録画が
可能です。編集しやすいMP4モードでも1440x1080。

画面中央をくり抜いてもかなりの画素が残ります。
今回は50%トリミングで1680mm相当の画角になりました。

クロップ動画

野鳥撮影にはクロップは有効な手段になりますね。
でも、録画中は後で切り抜くことを考えて、画面中央で捉え続けないと
駄目なんでちょっとストレス・・・。

それにしても出の悪い日でした。朝一番にイタチのイタローを
見てしまったのがいけなかったかな・・・。

NEX-5 覚醒せよ!

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NEX-5 AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR ISO800 1/2000 F5.6 -1.3EV

はあ?もう覚めてますけど…というSonyファンの方々もおられるでしょうが
とにかく、NEXはまだ半分寝ている状態だと思います。

何故って、キットレンズがありきたりの性能で、秒7コマ連写の
活かしどころが見当たらないんです。

ここはなんとか超望遠ズームとかポートレート用の大口径単焦点とか
出ないかしらん…などと思っていたら、マイクロフォーサーズから出ちゃった。
01_s.jpg
NOKTON 25mm F0.95 コシナがM4/3に参画とはびっくり。

35mm換算で50mmF1.9。しかも最短撮影距離はわずか17cm。
間違いなくM4/3最強のハイスピードレンズです。

これくらい近くまで寄れると、もうそれはスゴいボケになるでしょうねえ。
絶妙なトルクに調節されたピントリングでじわじわMF。いかにも楽しそうじゃないですか。

それに比べてNEXは…ワイコン発売延期だって。イキオイというものがないぞ。

ま、これは一眼レフ作っているメーカーのジレンマでありますな。
オリンパスだってPENが売れすぎるのは痛し痒しでしょうし。

でも、NEX自体の実力はすごいんですよ。ISO800が常用できますしね。
今回は最近発売になったNikon-NEXアダプタを使って、NIKKORゴーヨンを装着。
L1040004.jpg
この組み合わせで撮影してると「カメラどこ?」とお約束のツッコミが…本当に小さいね。

RAYQUALのアダプタは、絞りの操作も非常に滑らか。以前買ったNovoflex製の
マウントアダプタとは段違いの完成度。使いやすいです。ほんの少し絞りました。
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NEX-5 AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR ISO800 F5くらい? 1/2000秒 -0.3EV

手ぶれ補正もAFもなしだけど、14倍拡大のライブビューでみっちりピントを追い込むのがまた楽しい。
丁寧に撮れば見事に解像します。やっぱりNEXはたいしたもんだ。

例によってハイスピード動画も。これはいつものEX-F1で。追いきれませんでした。今回も。



嵐の夜は東京タワーをめざす

DSC03054.jpg

昼間クソ暑くて、夕方にゴロゴロと雷鳴。
いいですねえ、日本の夏…とは思えないぞ。なんとかならんか。

もともとカミナリはとても苦手…幽霊とか地震とかも。
まあ要するに臆病なんです。

こういうのは遺伝するみたいで、うちの坊主もカミナリが
ゴロゴロ鳴ると、泣いてますね。まあ、気持ちはわかる。

外科医の父親も気が小さくて、大きな地震が来ると慌ててます。
勤務中に震度5の地震が起きたときの話。

お婆さんを診察中にグラグラと揺れてきまして。

「これは大きいぞ…は、早く、机の下に入ってください!」
「先生、あたしゃ関東大震災を経験してんだよ。この位の地震はどうってことないよ。」
「そうですか、それでは失礼…」

そう言って自分だけ机の下に隠れたという。
ネタじゃないんですよ。本当の話。

なんの話だったか…そう、カミナリです。
展望台から夜景と一緒にカミナリを写真におさめたら楽しそうだなあと思いつきまして。

ゴロゴロピカピカ、凄い嵐の中を東京タワーに向かいました。
DSC03070.jpg

こんな嵐だから空いてるだろうと思いきや、結構混んでる。
中国語、英語、フランス語がとびかってました。夏休みだもんねえ。

んで、地上150mの所から長時間露光…。
ずいぶん粘ったけど、こんなのしか撮れませんでした。

DSC02989.jpg

なんか枯れたカイワレ大根みたいな。サエないのが写ってましたよ…。

口の悪い同僚に、これ東京タワーで撮ったんだよ。でも、稲妻がいまひとつ
うまく撮れなかったよ…と話すと

「ああ、男子トイレによく落ちてるよね、こういうの」
そりゃあ、陰毛じゃい!そこまでヒドくはないよ…。



12mmという超広角をNEXで使ってみる。

フォクトレンダーの超広角レンズをNEX用に導入しました。
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画角121°を誇るほとんど魚眼みたいなレンズです。

NEXにつけると18mm相当となり、肝腎のウルトラワイドが弱められて
しまいますが、このレンズに関してはむしろAPS-Cで…というのもアリかと。

なぜといえば、周辺減光がすごいんです。ある雑誌のレビューでは
絞っても中心の6割程度の光量しかないと書いてありました。

ならば、APS-Cのカメラで使えば、あらかじめ暗い周辺をカットされて
しまうので、いいんじゃないかと。

で、実際に撮ってみると、確かに周囲は暗くなりますね。
さらに絞ってもあんまり改善がない。
周辺減光gasitu.jpg
画面端を切り出しました。
画質の変化は…あんまり変わらないような。
だったら開放でガンガン使いましょ。

コシナに限らずレンジファインダーカメラのレンズってほとんど歪みがない。
建物の写真を撮るには好適です。
sengyo.jpg
NEX-5 ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II ISO200 F5.6 8秒 -0.3EV
トターンズの活動もしっかり続けてます。いい雰囲気…。
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グイグイと寄ってみるとか。
boy.jpg

なんかスゴいことになりそうな夕焼けの気配を感じて岬へ。
日没後、暫くすると空も海も燃え上がってきました!
DSC02875.jpg

おお、はるか先に霊峰も。
fuji.jpg
NEX-5 E18-55mm F3.5-5.6 ISO200 F5.6 1/100秒 -2.0EV

そしていよいよクライマックスへ。視界全てがオレンジに。
うおお…来たあ。よし今だ!

「電池が無くなりました」

マジ?

PH_11.jpg


これはケータイで撮りました。いやあよく写るねえ。東芝。
…ってそういうことじゃないんだよおおああああ(絶叫)



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