2012/11/02
超広角・ねこマクロ
海野和男さんの「昆虫撮影テクニック」はすごい本です。撮影のノウハウを惜しげもなく、詳細かつ丁寧に解説されてます。
こんなに書いちゃって大丈夫!?みたいな。
通常は弟子入りして、殴られ蹴られ、艱難辛苦の末、眼で盗むものでしょう?(一部妄想入ってます)
某有名写真家も言ってました「僕は何にも教えません」
それが機材から撮影データまでバッチリ書いてあるんですからねえ。必見です。
この動画で紹介されていますけど、超広角マクロともういうべき独特の画像。
被写体が大きく写ってるのに、背景にもピンが来ている不思議な感覚。
まずこれをやってみようと。それが今回のテーマ。
OM-Dで一番広角よりの9-18mmにツインフラッシュを装着。
9mm

うーむ、えらいケラレますな(汗)ツインフラッシュのフードがデカイからねえ・・・。
ケラレの無いところまでズーム。

14mmでケラレがなくなった。換算28mm。これじゃあ普通の広角じゃないか・・・がっくし。
このレンズは最短撮影距離20cm。結構寄れる。
F4の開放の写りはこんな感じ。

F11まで絞ってみた。

これだと背景も程よく形が分かる。この杭にトンボでも止まってくれれば・・・。
じっと待ちましたが、何も来ない。カメラを持って出動。
公園に住むネコを狙ってみた。
ISO200 F11 1/200秒 マニュアル ST-22使用

なんだか臨場感あるなあ・・・これはこれで。
いきなり近づくと逃げちゃう。ジワリジワリとにじりよってみる。
ISO200 F10 1/200秒

なんかパチパチ眩しいのが来たぞ・・・そう思ってるかも。
フラッシュの光量は1/64まで絞ってます。
あんまり、動かずにじっとしてれば、猫も逃げずに付き合ってくれます。
この子は股ぐらを、ひたすら舐めてきれいにしてました。

リラックスしすぎ(笑)
しかし広角マクロはなかなか面白いものですね。できればもう少し画角を広げたいけど・・・。