2015/04/22
Nikon COOLPIX P900 マクロ&ハイスピード

P900 2000mm
電線ツバメも、2000mmだと十分見応えあります。
更新が滞っておりますが、全てP900のせいです。
コイツが悪いんです。

これは、何をしているのか・・・というのは
後で説明するとして、今回はマクロのはなし。
最近のコンデジに良くあるスーパーマクロ。
1cmから撮影可能!なんてカタログに書いてある。
でもこれははっきり言って詐欺マクロです。
だって、広角端でのはなしなんだもの。

ISO100 F4.5 1/30秒 広角端24mm相当
温室のブーゲンビリア。広角端24mmです。
これでも、レンズが花にくっつく位に寄ってます。
こんなのがマクロと呼べますか?
色々試行錯誤の結果、このカメラは
105mm相当まではレンズに被写体をビタ寄せ出来るようです。
撮影メニューから「ズームメモリー」を選択。
105mmのところにチェックを入れてみてください。
105mm域ではこんな感じになります。

ISO100 F4 1/30秒 105mm相当
これでやっとマクロらしい絵になってきます。
しかし、この撮影法は結構疲れます。
何しろ、ちょっとでも前に動くとレンズに花粉が
付きそうなくらい近寄ってますから。

こんな感じに鏡筒の影が写り込むのも
しょっちゅうです。困ったもんだ。
僕が良くやるのは、クローズアップレンズを装着する
方法です。これなら適度に離れることが出来てしかもデカイ。
今回はφ67mmのACクローズアップN02を使いました。

ISO200 F6.5 1/640秒 望遠端
同じ花を撮ったとは思えない(汗)
もうマーガレットだか何だか分からないという。
一応望遠端2000mmで撮ってますけど
2000mmマクロにはなってないみたい。
本当ならもっともっと大きく写るはず。
IFであることが影響してるんですかね。
まあこれだけ大きく写れば文句はないです。

ISO200 F6.5 1/1250秒
カーネーションのごく一部です。
トリミングはしてません。
わずか数千円の投資でセンサーの小ささを
感じさせない幻想的な映像を得ることが可能になります。
クローズアップレンズはフィールドでも活躍できます。

ISO400 F4 1/100秒 105mm相当
これも105mm域。良く逃げないなあ・・と思うくらいに
アブに近寄ってやっとこの大きさです。
クローズアップレンズで超ズームアップすると・・・。

ISO400 F6.3 1/60秒 +0.3EV 1200mm相当
もう、ほとんど図鑑(汗)
虫嫌いの方、ゴメンナサイね。僕も気持ち悪いです。
さて、ある程度このカメラのマクロに慣れて
きたので、マクロ+ハイスピード撮影をしてみました。
このカメラのハイスピード撮影は4倍スローで
640x480。物足りないなあ・・・。
1280x720なら2倍スロー。こんなのハイスピードじゃない!
文句を言いつつも、いろいろ撮りました。
こういうのに手抜きは出来ない性分です。
うーむ、やっぱり面白いなあ。
このカメラ。
いろいろ不満はあるんだけど、掘り進める
気になるといいますか、やっぱり魅力があるんでしょうね。
ともあれ、テストばっかりで疲れきりました。
もういい加減でやめて、気楽なブログに復帰します・・・。
画像は全てレタッチなし、トリミング無し