技術論の罠

DSC_3417.jpg
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

カメラ愛好家は、知識の泉みたいな
ひとがたくさんいます。

時々僕に、

「裏面照射型」
「ベイヤー型センサー」

などのテクニカルタームを駆使して
話しかけてくるのです。

これは困る。僕は技術に関しては全く無知なのです。
センサーの話にしたって

「裏から照らすと、なんかいいことあるの?」

そういうレベルですよ。弱ったなあ。

DSC_3427_20160501180614e70.jpg

カワセミフィールドのおじさんたちは
機械の中身にはまるで興味がありません。

機械が話題になるのは、故障の時だけ。
20万ショットくらいは普通。かなり酷使してます。

自作のレインカバーとか、防振のためのヒップサポートの
話題では盛り上がりますねえ。

どうすれば効率よく快適に採れる(撮れる)のか。

なんだか漁師っぽいというか。
いや、漁師のことはあまり知らないわけですが。

DSC_3443.jpg

師匠がD4Sを買った時の話。

このヒトは、機材の購入は慎重・・・というより
ほとんどしない。用品はたいてい自作。

ところが、常連の方のD4Sを試用したときは
反応が違った。

現場で連写して、その像消失時間の短さで
「これだ」

翌日には購入してましたもの。
この竿なら釣れる。そういう感覚があるんでしょうね。

DSC_3463.jpg

僕も自分の感覚は大事にしたいと思ってます。
これならいけそうだ、という。

でも、新製品触ると、たいてい「いけそう」って(笑)
結果、野放図にカメラを買い集めることに。

これじゃあ駄目よね。

DSC_3379.jpg

デジカメの技術に関する本は結構持ってます。
でも読み始めると、すぐ寝ちゃう。

特に光学の話は、モロ物理じゃないですか。
僕、生物・化学選択なんで・・・。

しかしまるっきり知らないってのも良くないよ。

僕の双子の兄は、写真が上手で、
技術にも(異常に)詳しい。

こういうヒトに、橋渡しをしてもらえると助かるのですが。




初撮り

年末から、たまりに溜まったココロの澱といいますか
もやもやしたものをイッキに解消すべく初撮りへ出発。

あまりにブーストが高まりすぎて4時起床。
小学生かよ・・・。

自宅を4時20分頃出て、アクアライン料金所を4時40分。
フィールドまでは2時間半くらいかかる。

L1080209.jpg

さすがにガラガラですねえ。開通当初は通行料4000円
だったので、いつもこんな感じでした。

木更津側から緩やかな下りが続くので時速300kmの壁を
破ろうと、頭のネジが緩んだ人たちが深夜アタックをしてました。

L1080216.jpg

4時56分。湾岸線大井料金所。
薄気味悪いくらい空いてます。

こんなにスムーズに来ることってあんまり記憶に無い。

5時1分。浜崎橋JCTを通過して環状線へ。
東京タワーは消灯していてよく見えません。

L1080229.jpg

この時期は、恐怖の盆暮れドライバーが
予測不能の動きでアタックしてきます。

知り合いのタクシードライバーはこの時期は
運転しないと言ってました。分かる気がする。

L1080242.jpg

都心環状線霞が関トンネルを通過。
走行している車はみな慣れている感じ。

流れはスムーズそのもの・・・。
これはもしかすると早く着き過ぎるかも。

5時20分。5号線から美女木JCTへ。

L1080255.jpg

日本で唯一の高速道路上の信号つき交差点。
用地不足からこんなことになった。

初めて見るヒトは結構驚くと思います。

L1080260.jpg

5時40分。関越自動車道 新座料金所。
まだ真っ暗(汗)やばいなあ。

関越道と言えばスキー。バブル華やかりし頃は、
スキーを積んだ車であふれかえったものですが・・・。

今は本当に少なくなりましたね。あんなにいっぱいいた
スキーヤーは一体どこへ行ってしまったのか。

L1080266.jpg

6時4分。フィールドにて。真っ暗。
何にも見えない。怖くてしばらく車内で過ごしました。

誰か早く来ないかなあ・・・。

L1080300.jpg

6時40分。美しく東の空が焼けています。
まだ川は暗い。それでも常連の皆さんが到着してホッとしました。

DSC_9630.jpg
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR D810

DSC_9614.jpg

撮影は低調でした。いや、翡翠は活躍してたんだけど
僕がダメダメだったのです。せっかく早起きしたのに。

こりゃあ、一眼はダメだ、デジスコじゃ!
・・・機材を変えたらもっと駄目になった(涙)

くっそお、次回こそはと今からメラメラ燃えています。



ぎょうさん画素・・・飽食の時代

DSC_8922_00003RAW.jpg
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR D810

鳥撮りデーは、デジスコでハイスピード動画。
・・・のはずだったんだけど。

最近一眼レフをやたら使ってます。

こんなことじゃイカン。すき間や裏道を通る方法を
探すブログだというのに。

DSC_9047_00014RAW_20151222180921cd0.jpg
ISO2800 F4 1/1250秒

500㎜のレンズでも対岸のカワセミはこんなもんです。
画面の中央に小さく小さく写る。

しかし、D810の真価はここで発揮されます。
7360x4912の情報量が包含されてるわけです。

DSC_9047_00014RAW.jpg

1600x1066までトリミング。ブログ用としては
十分すぎる映像です。画角としては2300㎜相当。

遠くのものがとても鮮明に写るんだよね。
ちょっと恐ろしいくらいに。

DSC_9097_00017RAW.jpg

シメが遠くの木で騒ぎ回っていたので撮影。
拡大してみると・・・。

名称未設定-1

追われていたのはイカルとわかりました。
似たもの同士仲よくすればいいのに・・・。

等倍トリミングだとこんな感じ。

DSC_9098_00018RAW.jpg

遠くのものでも。これだけ鮮明に写し出す。
FLゴーヨンと超高画素機は記録にもイイ。

しかし、いいことばかりではない。
連写はノロいし、バッファはあっという間に使い切る。

DSC_9042_00013RAW.jpg
ISO200 F4 1/2000秒

DSC_9049_00015RAW.jpg
ISO3200 F4 1/1250秒

あとほんの少しタイミングがズレれば、イイとこなのに。
そんなショットの連続です。

0.2秒後には、水面から大きく離れてしまって・・・。

DSC_9160_00022RAW.jpg
ISO100 F4 1/1250秒

この間のコマが見たいよね。うーむ。

さらには、至近距離で飛び込まれると
画素が「余る」

DSC_8971_00005RAW.jpg
ISO3200 F4 1/800秒 +1.7EV

DSC_9192_00023RAW.jpg
ISO450 F4 1/1250秒

ブログの画像は800x533にしてるんで、トリミングするときは
整数倍でカットします。長辺1600、2400・・・みたいに。

ところが、上にある二つの画像は3200x2132でもカワセミが
はみ出る(汗)どんだけ余ってるんじゃい!

なんだか勿体ないよねえ。

クリックで2400x1599
DSC_9203_00024RAW.jpg

余ってるんなら、デッカイ画像を載せればいいじゃねえかって
はなしですけど、これがあんまり面白くないんです。

じっくり見て、ホホウと感心するのはやっぱり止まりモノ
なんだよね。

眼の周りのブツブツとか見てると、悶絶しそう(爆)
ああたまらねえ。

話が脱線しましたけど、野鳥撮影に関しては超高画素
高速連写っていう路線もありかなって。

通常は嫌がられるよね。データは重いし、ブレには
弱いし、ピントは超ピーキーだし。

でもトリミングは、好きなだけ出来るよって。

結局いつも焦点距離が足らないって話に行きつくわけで。
いくらでもトリ出来るって、すごいイイと思うなあ。



瞬膜もの

DSC_7978_00002RAW.jpg
D810 AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR

上の画像はクリックすると等倍まで拡大します。
ISO3200の画像。α7SⅡと比べるとどうかなあ。

ニコン史上最高画質を謳うD810ですが、個人的には
ISO3200が限界かな、と。

ニコンD3が驚異の高感度画質でデビューしてから
約8年ですか。ずいぶん経つんですね。

クリックで等倍
DSC_8025_00008RAW.jpg
ISO3200 F4 1/1250秒 -0.7EV

思い出してみると、D3もこのくらいが限界だった
気がする。

高感度画質は据え置きで画素数だけ上がっている
んだろうか。まさかそんな。

それにしてもD810の連写はノロい。
秒5コマだもんなあ。

もともと動体を撮るカメラじゃないから仕方ない
のですが。

DSC_8110_00015RAW.jpg
ISO2000 F4 1/1600秒 -0.3EV

DSC_8111_00016RAW.jpg

DSC_8112_00017RAW.jpg

秒間5コマだと、シャッターを切るたび
これだけ動きがあります。

連写音も、なんとものんびりしてます。

「手で押して連写してるみたいだなあ」

師匠に冷やかされましたけど、そんな感じ。
手で押した方がひょっとして速いか?

ファミコンの高橋名人なんて秒18回押すわけで。
誰も憶えてないですか(汗)

DSC_8181.jpg

ドボンと水に入った瞬間にシャッターを押すと
高確率で、瞬膜をかぶった「白い眼の翡翠」が撮れます。

一般的には少し気味が悪い表情として
受けが良くない。

DSC_8210.jpg

僕の師匠はこの瞬膜をかぶって首をギュッとひねる
瞬間が最もハンターとしてのダイナミズムを感じるそうです。

好んでブログにも「瞬膜モノ」を載せておられるので
いつの間にか僕も感化されてしまいました。

今回は瞬膜モノを沢山載せてみましたよ。

DSC_8087_00012RAW.jpg

いや、それにしても静止画って本当にイイ!

動画だと、睡眠時間削って編集なんです。
ああでもない、こうでもないといじくりまわして。

出来上がって、流してみてあまりのつまらなさに絶望とか。
しばらく動画に戻る気がしませんなあ。





仏陀ビーム!

DSC_4323.jpg

お気に入りの海岸で夕陽を待つ。
至福のひとときであります。

この時は、雲のすきまから美しい光芒が
出ていまして、なんとも荘厳な雰囲気。

DSC_4384u.jpg
D810 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

雲の切れ間から光が漏れている状態は
気象用語で「薄明光線」

何とも味気ない用語ですよね。

英語ではこの現象について色んな
名前がついてみるみたいです。

旧約聖書に出てくる「ヤコブの梯子」を
始めとして、Fingers of God、Jesus Raysとか。

見ているとそういう気分にもなってきますよね。
いかにも神様が出てきそうですもの。

ちなみに英語版のWikiには「Buddha rays」というのも
載ってました。仏光線(笑)。これはイイ!

DSC_4398.jpg

通過する船と合わせて撮ってみた。

いい雰囲気になるかと思ったら、どうも良くない。
「あけぼの」缶詰のラベル絵みたい(汗)

なかなか難しいものですねえ・・・。

例によって、タイムラプス撮影もしました。



想定より日没まで時間がかかって
通り過ぎちゃうかと思いました。焦った・・・。

DSC_4447.jpg
Tamron SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD

とっぷりと暮れたので退散。
日没後にもうひとやま、小焼けが来るかと思ったけど不発。

とはいうものの、なかなかいい夕焼けでありましね。
眼福でござった。

それにしてもBuddha raysは気に入ってしまったなあ。
仏光線というか仏陀ビームというか。

なんか強そうだよねえ・・・そういう話じゃないか。




プロフィール

panoramahead

Author:panoramahead
ハイスピード動画公開中
youtube.com/user/panoramahead

カテゴリ

since 2010.3

検索フォーム

QRコード

QR